★編集者として、粕谷一希さんは“才能を見いだす名人”であった。
「中央公論」編集長、「歴史と人物」編集長、「東京人」を創刊や都市出版(株)の創業を経営に携わる。
2014年に没した。
「思想を単なる思想として完結させず、往還運動することで何とか現実に生かそうとした」半藤一利さん
粕谷さんは「それまでの日本にあった観念的理想主義風潮を嫌った。
彼に見出された一人である塩野七さんは「現実的な視点に立つことの重要さを、数多くの才能に書かせることで日本に広めようとした人」と振り返る。
(晋)
★「人間が戦争をするのは、愚かからでも、過去に学んでいないからでもない」
「利害の対立があるからだ」
ヨーロッパで紛争の歴史は「まだ終わっていない」を指摘。
政治学者・ジョージ・フリードマン著 夏目大訳
「新・100年予測」
★プラトンを現代の私たちが読む意義とは何か?
「彼の哲学は、現実を捉える鋭い目を可能にし、それに支えられている」
「現実に流されず、理想を求める愛=哲学があればこそ、諦めを退け、冷徹かつ柔軟に現実と格闘できる。
それが「善く生きる」ことを可能にする」(三)
★「孔子と魯迅」片山智行著
孔子は弟子たちを「君子」にすべく育成した。
作家・魯迅は中国人の国民性の改革を目指した。
煎じ詰めれば人々が人間らしく生きることのできる社会を目指した「民衆教育」の営みであった。
2人は中国人にとって偉大な教育者であった。
(硝)
★そもそも脳は、体験によって進化し、失敗を失敗と認識することで、より失敗しにくい脳に変わると言われています。
勝負から逃げず、前へ進んでいくことが未来のためになるのです。
より重要なのは、失敗した時に、どう対処するかということでしょう。
他人のせいにしたり、言い訳ばかりしていると、脳は、失敗を失敗と認識してくれません。
もし原因が他人にあったとしても、失敗を防げなかった自分を反省し、相手への怒りを自分の心の痛みに変えることで、自身が強くなっていくのです。
物事を語る際、私は、「夢」という言葉ではなく、「使命感」とい言葉を使うように勧めています。
「夢」には、“自分思い”の響きがあります。
一方、「使命感」という言葉は、“他人思い”が漂います。
「使命感」をはじめ他人思いの言葉を使っていると、結果として、気持ちが他人思いに変化していくのです。
言葉に、心が伴ってくるのです。
(株)感性リサーチ社長・黒川伊保子さん
★昨日は、午前9時から利根川の向かい側の小堀の赤田さん宅(仮名)で車座になって懇談した。
1冊の本を事前に読んで来て、感想や思いなどを一人一人が語った。
それぞれが、何ページのどこに感動したとか、触発されたかなどを述べた。
1冊の本でも、人それぞれであった。
来週の日曜日は、改築した台宿の久田さん宅。
講義形式で行われる勉強会。
★人生を豊かに彩る。
実り多き秋は、もの思うゆとりを私たちに与えていれる。
数人の小さな単位で、じっくり話を交わすのに秋はふさわしい。
静かに、親しく語り合った言葉や思い出は、深く心に残るものだ。
なるほど、納得である。
金木犀の花が咲き、住宅街は甘い香りに包まれる。
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「中央公論」編集長、「歴史と人物」編集長、「東京人」を創刊や都市出版(株)の創業を経営に携わる。
2014年に没した。
「思想を単なる思想として完結させず、往還運動することで何とか現実に生かそうとした」半藤一利さん
粕谷さんは「それまでの日本にあった観念的理想主義風潮を嫌った。
彼に見出された一人である塩野七さんは「現実的な視点に立つことの重要さを、数多くの才能に書かせることで日本に広めようとした人」と振り返る。
(晋)
★「人間が戦争をするのは、愚かからでも、過去に学んでいないからでもない」
「利害の対立があるからだ」
ヨーロッパで紛争の歴史は「まだ終わっていない」を指摘。
政治学者・ジョージ・フリードマン著 夏目大訳
「新・100年予測」
★プラトンを現代の私たちが読む意義とは何か?
「彼の哲学は、現実を捉える鋭い目を可能にし、それに支えられている」
「現実に流されず、理想を求める愛=哲学があればこそ、諦めを退け、冷徹かつ柔軟に現実と格闘できる。
それが「善く生きる」ことを可能にする」(三)
★「孔子と魯迅」片山智行著
孔子は弟子たちを「君子」にすべく育成した。
作家・魯迅は中国人の国民性の改革を目指した。
煎じ詰めれば人々が人間らしく生きることのできる社会を目指した「民衆教育」の営みであった。
2人は中国人にとって偉大な教育者であった。
(硝)
★そもそも脳は、体験によって進化し、失敗を失敗と認識することで、より失敗しにくい脳に変わると言われています。
勝負から逃げず、前へ進んでいくことが未来のためになるのです。
より重要なのは、失敗した時に、どう対処するかということでしょう。
他人のせいにしたり、言い訳ばかりしていると、脳は、失敗を失敗と認識してくれません。
もし原因が他人にあったとしても、失敗を防げなかった自分を反省し、相手への怒りを自分の心の痛みに変えることで、自身が強くなっていくのです。
物事を語る際、私は、「夢」という言葉ではなく、「使命感」とい言葉を使うように勧めています。
「夢」には、“自分思い”の響きがあります。
一方、「使命感」という言葉は、“他人思い”が漂います。
「使命感」をはじめ他人思いの言葉を使っていると、結果として、気持ちが他人思いに変化していくのです。
言葉に、心が伴ってくるのです。
(株)感性リサーチ社長・黒川伊保子さん
★昨日は、午前9時から利根川の向かい側の小堀の赤田さん宅(仮名)で車座になって懇談した。
1冊の本を事前に読んで来て、感想や思いなどを一人一人が語った。
それぞれが、何ページのどこに感動したとか、触発されたかなどを述べた。
1冊の本でも、人それぞれであった。
来週の日曜日は、改築した台宿の久田さん宅。
講義形式で行われる勉強会。
★人生を豊かに彩る。
実り多き秋は、もの思うゆとりを私たちに与えていれる。
数人の小さな単位で、じっくり話を交わすのに秋はふさわしい。
静かに、親しく語り合った言葉や思い出は、深く心に残るものだ。
なるほど、納得である。
金木犀の花が咲き、住宅街は甘い香りに包まれる。
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