グランプリと合わせての全冠制覇に「近畿の仲間のお陰」~G1読売新聞社杯全日本選抜
豊橋競輪場で24日、大阪・関西万博協賛 G1「読売新聞社杯全日本選抜競輪」決勝が開催最終日の第12レースで9選手により行われ、脇本雄太(35)=福井・94期=が優勝。
オールスター、寛仁親王牌、日本選手権、高松宮記念杯、競輪祭に続くG1全制覇に加えて、GP「KEIRINグランプリ」を含めた全冠制覇を飾った。
2着は寺崎浩平、3着は深谷知広。脇本の次回出走予定は3月20日からのG2伊東「ウィナーズカップ」。 レースは序盤、真杉匠―吉田拓矢の栃茨コンビが前受け。
その後ろを寺崎浩平―脇本の福井勢に三谷将太の3車が続き、近畿別線の古性優作―南修二―村田雅一、そして単騎の深谷知広が続く並び。残り2周で古性が上昇して行くも真杉が突っ張って、古性は3番手に。
打鐘6番手の寺崎がまくっていき、続く7番手の脇本が最後は差して、読売新聞社杯全日本選抜初制覇を決め、史上5人目のグランドスラマーとなった。
脇本雄太「今節は自信のないままの開催だったんですが、近畿の仲間に助けられての優勝だと思います。(全冠制覇は)みんなに言われていましたし、そのプレッシャーと期待に応えたいという一心でした。全冠とれてよかったです。(グランドスラム達成に王手をかけた昨年の)競輪祭の優勝も寺崎君のお陰でしたし、本当に感謝しています。番手も慣れない中での戦いが多くなってくるなかで勝てたのはうれしいです。 記念を初めて取ったのがここ豊橋だったので思い入れは強いですし、今回は本当に近畿の仲間に助けられての優勝でした。今後も近畿を支えて頑張っていきたい」
報知新聞社
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