日米首脳会談

2025年02月11日 13時12分08秒 | 社会・文化・政治・経済

中国 日米首脳会談の共同声明 中国への言及受け日本側に抗議

中国外務省は、さきの日米首脳会談の共同声明で東シナ海や南シナ海、台湾海峡をめぐる中国の動向への言及があったことを受けて、中国に対する否定的な動きだとして、日本側に抗議したことを明らかにしました。

石破総理大臣とトランプ大統領は日本時間の2月8日にアメリカの首都ワシントンで首脳会談を行い、共同声明を発表しました。

この中では中国の動向をめぐって、東シナ海での力や威圧による現状変更の試みや、南シナ海での威嚇的で挑発的な活動への強い反対を確認したほか、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、台湾の国際機関への参加に支持を表明したとしています。

これについて、中国外務省は、劉勁松アジア局長が10日、北京にある日本大使館の横地晃公使と面会し、中国に対する否定的な動きだとして厳重に抗議したことを明らかにしました。

また、中国外務省の郭嘉昆報道官は10日の記者会見で、「公然と中国の内政に干渉して中国を中傷するもので、強い不満を表し、断固反対する」と述べました。

さらに、沖縄県の尖閣諸島については「中国の固有の領土だ」と改めて主張しました。

中国は、アメリカ第一主義を掲げるトランプ政権との対立が深まることが懸念されるなか、日本との関係を改善する姿勢をみせていますが、東シナ海や台湾などをめぐる問題では譲歩しない姿勢を改めて示した形です。

 


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