【「聞こえ」のチェックは終了しました】難聴高齢者早期発見・支援事業のご案内難聴とは、いろいろな原因により、正常の聞こえの人の人に比べて「音や言葉が聞き取りにくい」という症状のことを言います。
高齢者の難聴は、聞こえにくさから会話やコミュニケーションの困難を生じ、さらに社会とのつながりが希薄になることが認知症や社会的孤立の要因となるといわれています。
65歳を超えると、聞こえづらさを感じる人が一気に増え、75歳以上の約半数の方が聞こえづらさを感じています。
年齢 |
50~54歳 |
55~59歳 |
60~64歳 |
65~69歳 |
70~74歳 |
75~79歳 |
80歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 |
4.3% |
14.6% |
12.6% |
43.7% |
51.1% |
71.4% |
84.3% |
女性 |
0.9% |
9.6% |
10.6% |
27.7% |
41.8% |
67.3% |
73.3% |
出典:厚生労働省令和5年度老人保健健康増進等事業 難聴高齢者の早期発見・早期介入等に向けた関係者の連携に関する調査研究事業「難聴高齢者の早期発見・早期介入等に向けた関係者の連携に関する手引き【第1版】」
難聴には、耳掃除や薬物治療、手術等で治る場合もあれば、加齢性難聴など、補聴器で聞こえを補うことで、生活の質を改善できる場合もありますが、高齢者の難聴は、本人の自覚がないまま進行することが多いため、医療機関を受診することもなく、適切な支援を受けることができない現状があります。
そこで、静岡市では、今年度から、高齢者のコミュニケーションの活性化や社会参加の促進、ひいては生活の質の向上を目指し、難聴の早期発見・早期支援に係る取組を一体として、高齢者の「聞こえ」のチェックを開催し、その参加者への補聴器購入費用の助成を予算の範囲内で実施します。
「聞こえ」のチェックを実施する日時・会場などは、実施場所一覧(令和6年11月22日更新)(PDF:357KB)をご確認ください。
令和6年11月29日(金曜日)をもって、「聞こえ」のチェックは終了しました。
【「聞こえ」のチェックは終了しました】「聞こえ」のチェックと参加者への補聴器購入費用の助成
高齢者の難聴の早期発見のため、市内にお住いの65歳以上の方を対象に、令和6年8月から11月までに全20回、市内のしぞ~かでん伝体操やS型デイサービスの会場、商業施設、イベント会場などに、ご自身の「聞こえ」のチェックができる場をご用意します。
各会場では、参加者の「聞こえ」のチェックを、機器を用いた「あ」「た」などの日本語の単音の聞き取りと簡単なアンケートで実施し、「聞こえ」の不安を見える化してお伝えします。
確認の結果、「聞こえ」に不安がある参加者には、医療機関への受診を勧奨するとともに、3か月後に電話によるフォローアップ調査を行い、確実に支援までつなげていきます。
また、医療機関への受診を勧奨された参加者のうち、医療機関にて補聴器が必要であると判断された方には、補聴器購入費の助成(上限3万円)を、予算の範囲内で行います。
よりよい「聞こえ」は、コミュニケーションを活性化させ、社会参加を促進し、認知症予防や介護予防につながります。
聴覚は一生のパートナーです。「年だから仕方がない」と思わず、健康的な人生を楽しむため、自分の「聞こえ」に関心を持ってみませんか。
「聞こえ」のチェックは、予約不要、参加費無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
令和6年11月29日(金曜日)をもって、「聞こえ」のチェックは終了しました。
【「聞こえ」のチェックは終了しました】参加方法と補聴器購入費用助成の申請方法
令和6年11月29日(金曜日)をもって、「聞こえ」のチェックは終了しました。
参加方法
対象者
市内に住む65歳以上の方で、「聞こえ」のチェックを実施する前に、「難聴高齢者早期発見・支援事業」に参加することに同意していただける方
参加方法
市内で8月から11月まで、全20回開催する「聞こえ」のチェックができる場に、直接お越しください。参加費は無料、事前の予約は不要です。
開催日程・場所
実施場所一覧(令和6年11月22日更新)(PDF:357KB)毎月第1・第3水曜日に更新します。
補聴器購入費用助成の申請方法
助成の対象者
「聞こえ」のチェックの結果、医療機関への受診を勧奨され、その後、医療機関で補聴器が必要と判断された方
令和6年11月29日(金曜日)をもって、「聞こえ」のチェックは終了しました。
申請手続き
医療機関で補聴器が必要と判断を受けた方は、高齢者福祉課までお問い合わせいただき、その後、補聴器購入費補助金交付申請書をご提出ください。(手続き方法は、お問い合わせの際にご説明します。)
予算額に達した場合、年度の途中でも、申請の受付を終了します。ご了承ください。
助成額
補聴器の購入に必要な費用(上限3万円)
要綱
難聴に関する啓発チラシ等
難聴に関する情報を掲載した、啓発チラシと啓発冊子を作成しました。
耳のどの部分の問題なのかを図で示した難聴の種類の解説や、聞き取りにくい時、伝わりにくい時に実践できる対処法などを簡単にまとめています。
ぜひ、ご覧ください。
お問い合わせ
保健福祉長寿局健康福祉部高齢者福祉課いきいき長寿係
葵区追手町5-1 静岡庁舎新館14階
電話番号:054-221-1586
ファックス番号:054-221-1090
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