みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

今日は

2009-03-12 22:26:07 | Weblog
佐渡裕さんへのインタビューの日。
来週の今日(木曜)も加古隆さんへのインタビューなので2週連続でインタビューのために東京に出てくることになる。まあ、来週はレッスンウィーク(2週に1度は東京でレッスンをしている)なのでどのみち東京なのだが、今週は若干予定外。アーティストの都合でスケジュールが決められてしまう面もあながちないわけではないのでインタビュアーとしては若干辛いところだ。特に今日の佐渡さんのように日本にいる日がこことここしかありませんとか言われてしまうと、ついこちらも「それにあわせます」みたいなことになってくる。
ただ、それにしても、佐渡さんという人は身体が大きいこともだけれども、何しろエネルギーが有り余ってしょうがないというような印象を受ける人だ。こちらが1つ質問するとたちまち100の答えが返ってくる(オーバーでなく本当にそうだった)。いつもならアーティストに15から20ぐらいの質問を用意していくのだけれども、今日は結局2つの質問で制限時間いっぱい(それぐらい答えの時間が長かったということ)。
自分も話を始めると長いし、1聞かれたら最低10は答えるタイプなのだけれども、佐渡さんはそんな私でも舌を巻くほどのしゃべり好きの人と見た(まあ、これが立場が逆転していたら私も佐渡さんと同じぐらいしゃべったかもしれないけど=笑)。
でも、しゃべっている内容はしごく真面目で本当に納得のできることばかりだからこちらが口を挟む余地はないのだけれども、いい加減途中で話の腰を折りたくなってくる(笑)。来週の加古さんはきっと違うタイプであることを願う(彼とはずいぶん昔に営業イベントで同じステージに二度ほどたったことがあるのだけれども、インタビューにもトレードマークの帽子をかぶってくるのかナ?)

まだ引越しの途中

2009-03-12 11:50:04 | Weblog
1月から始めた引っ越しもいまだに終わらず相変わらずダンボールの荷物と同居の暮らしが続いている。別にダンボールだろうが何だろうが自分の荷物であることに変わりはないのだが、ダンボールの中に入っているとどこに何があるのかすぐには探し出せない辛さがある。きちんと書いておいたつもりでも中身のすべてを書いたわけではない。書き忘れたものが急に必要になることだってある(そんな経験は誰しもだろう)。
それにしても自分の身の回りにあるゴミの多さにあきれる。「これじゃあ、ごみ屋敷のオバサン、オジサンたちとたいして変わりないよ」と思ってしまう。
ある意味、本気でそう思う。TVでよく報道されるごみ屋敷の人たちだって「これはゴミじゃない」と必ず主張する。それがゴミかゴミじゃないかどうかなんて客観的基準はないわけでげんに私のうちで使っていた冷蔵庫や洗濯機も昨日までちゃんと機能していたものなのに家電リサイクルごみとして出した瞬間に立派なごみに変貌してしまう。ひょっとして、世の中の人たちはすべてゴミと一緒に暮らしているんじゃないの?と思ってしまう。
これじゃあ、本当にゴミ屋敷の人たちを批判したり非難はけっしてできないんじゃないかと思う。
自分がこれまでやった仕事の資料や作品なども自分にとってはある程度大切な資料でもそれとはまったく無縁の人から見れば別にどうってことのない代物かもしれない。
本当はこうしたものも今回一挙に捨ててしまいたかったのだが、さすがにそこまではで、きなかった(クリエーターにとっては自分の過去が自分の未来を作るっていう面もあるわけだし)。
そんなこんなの落ち着かない日々だが、それでも仕事は待ってくれない。伊豆と東京をせっせと往復している。