まずはラフウォータースイムinヨロン
楽しかった~!!!
初めての南の島は、とても日本とは思えない美しい土地でした
砂浜の色

海の色

海水の透明度

魚の美しさ
【大会前日】
羽田空港から沖縄の那覇空港へ

そして、那覇から与論へ

乗っていった与論行きの飛行機のまぁ、小さいこと!
39人乗りのプロペラ機
無事に与論へ到着し、まずはホテルにチャックインすると・・・
張り紙が…

台風の影響で太平洋側に面していた会場から反対側の会場へ変更

まぁ、どこで泳いでも初めてだから変わんないよね!
お昼にホテルに着いたのでチェックインまで時間があったので、最初の会場予定地だった浜辺近くにある百合が浜と言うところへ遊びに行った
百合が浜って、大潮の干潮時にしか姿を見せない白い浜らしい
そこで、初めて泳いでみた
どのように表現したら良いんだろう?
テレビや雑誌でしか見たことのない海がそこには広がっていた

浅瀬ではもちろん、深い場所でも手が届きそうな透明度

ゴーグルつけて泳いで見ると、身体はプッカリ浮いていた

沈む心配は全くない

きれいな海で、いろんな魚達と泳ぐ

何の根拠もない自信が身体に満ちた
「明日は完泳できる!」
【大会当日】
大会当日は朝食をあわただしくホテルで取り、
連絡バスで会場入り
会場に着くとまずは腕にナンバリング(^^)
(選手って感じがするよね~)
写真のように太い腕に、太いマジックで書いてもらった
試泳の時間が少しあったので、泳いでみた
いろんな人が300m先のブイまで泳ぎに行ってるときに
一番近いブイを回って帰ってきたのは私

臆病者なので、遠くまで行くのが怖かったんです…
まずは全員でコース説明と、救助の求め方、記念撮影をしてから大会がスタートした
朝の9時10分にまずは5kmがスタート!
砂浜から300m先に給水船が停泊している
その船まで泳いだら右に折れて、一番遠いブイまで行って折り返して来るコース
5kmの人は、給水船まで戻るのを4周する
遠くまでみんなが泳いで行っちゃうと、小さくて見えないのでつまらないけど
そこはラフウォーターの司会者がうまい!
先頭から10位までのレースの様子をアナウンスしてくれた
「先頭集団は3名ですねぇ~」
「XXXXさんと、△△△さん、あっ!女性が一人入ってますね~○○○さん。
誰が抜け出すんでしょうか~?!」
なんて具合にねっ!
5kmの人たちが泳いでる時間って長いかと思ったけど、あっと言う間だね!
5kmの人達が泳ぎ終わると、3kmのスタート

ブイは100m間隔位で並んでいるらしい
3kmは給水船から400m先のブイまでを3周するコース
「スタート2分前」
スタート位置に並び始める
信じられない気持ちでいっぱい
今頃になって後悔するのもなんだけど、”泳ぎきれるだろうか?”
言い知れぬ不安が募ってきた…
「スタート1分前」
泳ぐのが遅いのがわかっているから、人の後ろに並ぶ
仲間達の中で3kmのレースに出る人は3人
みんなバラバラに並んでる
「スタート30秒前」
本当に泳げるだろうか・・・?
「スタート20秒前」
後方から私を呼ぶ声がした
振り向くと、1.5kmに参加する人達がにこやかに声援してくれた
(うん、がんばるよ~)
「スタート10秒前」
もう、何も考えられない・・・
「ぷぅ~~~~~」
と、スタートの合図
一斉に走り出した人達をやり過ごし、トボトボと歩き始めて海へ
腰の辺りまで海に浸かると、泳ぎ始めた
と、後ろからスタートしたはずなのに、後ろから来た人に抜かされた
びっくりしてたら、人にぶつかった
参加人数は多くはない
確か…32人だったかな?
すぐ目の前を、仲間が泳いでいた
(彼女に着いていけば、良いかもしれない)と、思ったけど100mも泳がないうちに姿を見失った
私より泳ぎがスムーズで速かった
給水船まで来ると右に折れて泳ぎだす
波の流れが反対なのか、泳ぎにくい

それでも、下手くそなヘッドアップで目標を確認しながら地道に泳ぐ
珊瑚の上を泳ぐと魚がいっぱいいる

珊瑚の間から魚が出たり入ったり!
進まないような泳ぎだけど、目標のブイが少しずつ近づいてくる

ライフセイバーが近くを過ぎていく
(あら?私ビリかしら?)
最初の1周目の時に、周りに人がいなくなっちゃってどこで折り返したらよいかわからなくなってしまった
丁度近くにいたライフセイバーに聞いてみた
「あそこで折り返し???」
と、私は聞いたつもりだったけど立ち泳ぎや平泳ぎが出来ない私
半分、海に沈みながら聞いたので実際は
「あそこ、ボゴボゴボゴ・・・」
勘の良いライフセイバーさんは
「あの舟の手前です!」
と言って先導してくれた(ように見えた)
ブイを無事に周ると、再度進行方向を見定めて泳ぎはじめた
驚いたことに、まだ、私を抜かす人がいた
男の人と女の人の2人
男の人はゆっくりだけどしっかり泳いでる
女の人は何故か私の前を蛇行して泳いでる
2人とも海の中から泳ぎを見ると腰が落ちて変な泳ぎ
でも、その2人に私はついていけなかった
2周目に入る頃には、2人の姿は消えてた
またまた、一人旅・・・・・と、思ったらまた抜かされた

今度は先頭の人らしい

何故なら、泳ぎがスムーズで無駄がない
そして、あっという間にいなくなった
すごい!!!
泳ぎながら妙に感心していた
2周目の折り返し、下手くそながらヘッドアップで方向確認しながら泳いでいたのに、方向を見失った
どこに目標のブイがあるのかわからない

何度も確認するのに、見定められない

訳もわからず、やっと見つけた船に向かって泳ぎだした
ライフセイバーが私のそばを通り過ぎる
(ん?何か言った?)
舟の側まで来たら、舟の上でも何か叫んでる
(ん?何を言ってるの?)
もう一回舟を良く見たら、船の上で両手を広げて「こっちに来ちゃダメ!」の合図をしてた
もう一回、周りを確認したらブイから外れて泳ぎはじめてた
やっと、目標ブイが見つかり方向転換
給水船までやっと来た~
あと1周
給水船の人に話しかけた
「船につかまってもいい?」
「いいよぉ~」
「私、ビリかなぁ~?」
「大丈夫だよ~」
「はい、チーズ!」
船の上から、疲れてボーォッとした顔の私の写真を撮ってた
人とお喋りできて、何となく安心してまた泳ぎ始めた
3周目、最後の1周に入ってすぐに海水を飲んでしまった
(か、か、辛い・・・) (喉が痛い・・・)
なんて、濃い海水なんだろう?
給水船は通りすぎたばかりだし、ぐ・る・じぃ~~と思ってたけど、海蛇のような物体が泳いでいるのに気を取られてるうちに忘れてしまってた
反対側のコースを泳いでる人も少なくなってきた
やっと、最後の折り返し!
流れがよいのか、とても楽に進んでいく気がする
と、また目標を見失う…
間違った船はわかる!
(あの方向じゃないんだよなぁ~)
船に近づかないように泳いでいたら、ブイの反対側まで来てた
慌てて方向を修正し、再度、給水船を捜す
(あ~やっと見つけた、給水船)
給水船に近づくと、まぁ~た船から何か叫んでる
(ん?何? えっ? もう、岸に向かって泳いでいいの???)
となると、あと300mでゴール!
でも300mは遠い~
やっと、岸からのアナウンスが聞こえてきた~
(もしかして、私のこと言ってるのかな? ビリかなぁ~?)
私の他には近くに泳ぐ人はいない
あと、200m
さすがに干潮時間とはいえ、まだ立てない
あっ、水温が変わった!!
温かくなった~!
あと、100m!!
ゴールが近い!
もうすぐ、泳ぎ終わる!?
ホントに?
立ち上がれる位置まで来た
立ってみる!
波に足をすくわれそうになって、ふらつく
司会者がなんか言ってるけど、よくわかんない
砂浜をドッスンドッスン駆け上がり、
ゴール!!!
泳ぎきりました~
とっくに、ゴールしてた3kmの仲間が笑顔で迎えてくれた
ん? どのくらいタイムかだって?
非常に遅いです
目標タイムは1時間半でした
それよりはチョコット速い、1時間17分
目標達成!
泳ぎ終わった安堵感が身体中に充満した~
長くなっちゃったので続きはまた今度…
最後まで読んだ方、お疲れ様です

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