スミス クロノメトリックメーターの補修塗装を頼まれた。
巷では恐ろしく高価なメータなんで気を付けて作業しないと^^;
急がないのでいつでも良いよ~と言われたのだが、ヘルメットをペイントする時並行して作業した。
いきなりだがケースとユニットを分解する。
マスキングでも出来るけど、この方がキレイに仕上がるから。
クロノメトリックと言われる所以はこのユニット。
ギアやらゼンマイがメカニカルに組まれている。
このユニットは触りません(笑
何故かケースがクロームメッキ仕様になっていた。
恐らくは海外でメッキされたのではないかな~?
メッキボディってあったのか?見た事が無い。
細かなビーズでブラストして、細目のネジ部分はマスキングしておく。
そして下地を整えてからブラックでペイント。
マスキングを剥がした部分は当然ペイントが乗っていない。
この細目ネジ部分は筆で薄くブラックを塗っていく。
厚く塗ってしまうとメーター枠がねじ込めなくなるからだ。
組み込んで完了だが、もう少し乾燥させてコンパウンドで仕上る予定。
もう一つはレース用NSR250のスイングアーム持ち込み
なにやらチャンバーが当たる部分の、逃げを加工してほしいとの事。
オーナーさんが付けた印どうりにカットしていく。
型紙からアルミ板を切り出す。
こんな感じに蓋をしていけばいいかな。
アルマイトを削りって溶接していくが、固定が上手くいかないので大変だった。
最終的にはビートも溶かし込んだので、キレイではないが充分だろう。
後はオーナーが磨くだけ^^
細々仕事も片付いたかな。。