モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

W3のポイント交換

2022年12月09日 | メンティナンス

W3のポイントは少し奥まった位置にあるので、少々点検しにくい。

蓋を開けるとポイントが見えるが、今回は交換するのでベース盤ごと外しておく。

ついでに機械式ガバナー(矢印)の動作を点検しておく。

 

 

 

 

外したポイントベース盤

 

 

 

今回はポイント面の減り、ヒール部分の減り(矢印)と相まって、ポイントギャップと点火時期の調整が適正に出来ない状態だった。

ポイントは消耗品なので仕方ない。

今のオーナーになる前からW3の面倒を見てるが、ポイントを交換した記憶が無いので丁度交換時期だったのだろう。

 

 

 

 

 

新品のポイントと交換する。

ポイント軸とヒールのベークライトにはグリスを塗っておく。

昔4輪のポイントを交換すると、ポイント部品パッケージの中に小袋のグリスが付いていた。

今じゃあポイント自体がシーラカンス状態だし^^;

 

 

 

 

ポイントギャップを合わせたら点火位置の確認。

クランクケースのタイミングホールボルトを外して、クランク位置マークに合わせる。

この印が上死点前5度になっている。

 

 

 

コレを過ぎた時にポイントが開き始めればOK。

(接点が閉じてる時はLED点灯、接点が開けばLED消灯)

 

 

 

本当はタイミングライトで確認したいんだけど、タイミングホールからオイルがケース内圧で噴出してくるので流石にやる気にならない^^;

透明なボルトでも作れば見れるかなぁ?

 

次はエンジン始動して確認だ。

コメント (2)
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