今日の「お気に入り」は、現代社会の「強者の不寛容」についての考察。
「 『安定収入』、『不労所得』を得ることを人生の目的にするのではなく、
『しあわせ』を得ることを目的にすべき。そうでないと『不時の
出来事』によって一瞬で人生が破綻する。
両方を得ようとするのはただのヨ・ク・バ・リ。」
「 今の世に欠けているのは『弱者への寛容』。
例えば、『働かざる者食うべからず』という生活保護受給者に対する世間の冷ややかな目、容赦なさ。
働かず、パチンコ、ギャンブル三昧の受給者がいてもいいではないか、当人がそれでいいと考えている
のであれば。
人に対する寛容性のなさ、日本は断トツ世界最下位。
現代の日本人、とくに若者に欠けているのは、『謙虚』さ、慈悲(思いやり・『寛容』)。」
「 『有料老人ホーム』の虐待の原因?
構造的『格差』から来る『イライラ』。
日本では、大学を卒業したら、すぐにどこかの会社で働き始めるが、最初の就職先、職種に
『高齢者施設』の『介護者』や『病院』の『看護助手』を選択肢に入れる人はいない。
時給あげても解決しない、・・・『蟻地獄』。
待ち受けてるぞ、『イライラ』を募らせた、
下々の彼らもしくは彼女らが。」
www.youtube.com/watch?v=dzmHkXiU59U
今日の「お気に入り」は、「 the 能 .com 」の「能楽用語辞典」に載っていた
「 離見の見 (りけんのけん)」という言葉とその解説です。
「 世阿弥が能楽論書『花鏡』で述べた言葉。
演者が自らの身体を離れた客観的な目線をもち、あらゆる方向から自身の演技を
見る意識のこと。
反対に、自己中心的な狭い見方は『我見(がけん)』といい、これによって自己
満足に陥ることを厳しく戒めている。
現在でも全ての演技にあてはまることとして演者に強く意識されている。」
「 離見の見 (りけんのけん)」は、「見所同見(けんじょどうけん)」とも言われ、
見所は、観客席のことなので、客席で見ている観客の目で自分をみなさい、ということ
だそうです。
もう一つ、
「 君子はこれを己に求め、小人はこれを他人(よそ)に求める 」
( 君子は失敗やうまくいかないことの理由を自分に求め、小人は他人のせいにする。
成功したときに手柄を自分のひとりじめにするのも小人。 )
www.youtube.com/watch?v=dzmHkXiU59U