高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

文旦の花

2013-05-15 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
土佐市井上正弘です。主に柑橘類を出荷しています。

我が家のみかん山から土佐市が見渡せます。


この時期、次々と柑橘類の花が咲いて、そこらじゅうに甘い香りでいっぱいです。


今は文旦の人工授粉真っ最中。文旦は自家受粉がしにくいので、一花一花に小夏の花粉をつけています。開いた小夏の花を取って文旦の花の柱頭につけます。一つの花の花粉で10-20個受粉できます。大きい実になりそうな良い花を選ぶのも大切です。1本の木に20-30の実をつけるようにします。八朔の花粉をつけることもあります。文旦以外の花粉をつけた方が交配していい実になるそうです。
(写真がなくて残念。
慣行栽培では、小夏のつぼみを集めて花粉をとり、目印の赤い粉(有機栽培では不可)をまぜ、瓶に入れてボンボンのようなもので人工授粉をします。)


 
コメント
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