高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

心にとどめておきたい「養生訓」の言葉 その5

2021-03-01 09:00:00 | 連載
高知市朝倉 よもぎ鍼灸院の辻恵子です。

心にとどめておきたい「養生訓」の言葉
              その5

食後にごろごろしていると、
「食べてすぐ寝ると牛になるよ」
と言われたことありませんか?

養生訓には「牛になる」
とは書かれていませんが、
「食後の運動」として、
体力に応じ、
少し体をうごかしたほうがよい
と記されています。
だらっと座っていると、
“気血”を滞らせて、飲食が消化しづらくなると。
「夜の飲食法」では、
食べ物や酒が
消化吸収されてから
寝るべきであるとも。

朝起きたとき、
からだの重さ、
こわばりを感じやすい方は、
夕食の量や時間を変えて
滞りがない状態で眠ってみること、
提案します。

*「養生訓」は江戸時代に貝原益軒によって書かれた“生活指南書”です。


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年3月号より転載しました。
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