四万十町 塩の邑の森澤宏夫・百合香です。
今年の4月で、
私達二人が『土佐の山塩小僧』という
完全天日塩の生産を始めてから22年が過ぎました。
山塩小僧を通じて出逢った皆様に
「ご自分の手前塩を作ってみませんか?」
とお伝えしながら。
なぜかというと、
20L入のポリ容器に
海水を汲み車で自宅迄運べば、
だいたい450g〜500gの塩ができるからです。
興味が湧いた人は、
できれば時間をかけて
お日様のエネルギーで
乾燥させて作ってみて下さい。
ただし、結晶した固形物(塩)と
トロ〜とした液体(苦汁)に分離する迄、
毎日かき混ぜて下さいね〜。
ある程度お塩の量が増えたら
お塩をサラシの布袋に移し洗濯機で脱水すると、
サラサラしたお塩が出来上がります。
お塩と分離した苦汁は
豆腐作りにも使えますし、
地面に生えている草のパワーを
一時期抑えてくれる仕事もしてくれます。
そしてイチゴや梨やキュウリなどの
農作物を自給されている人でしたら
苦汁を希釈して散布すると
ミネラル分の補給にもなります。
日照時間の違いが
その地その地のお塩を産むので
結晶化する速度も違い、
当然四季ごとの結晶の大きさや
硬さや味にも変化があります。
それがお塩それぞれの個性やと感じれると、
手前塩造りは自然と会話しているようで、
とても楽しいと思いますよ〜。
今年の4月で、
私達二人が『土佐の山塩小僧』という
完全天日塩の生産を始めてから22年が過ぎました。
(おいしいものを育てる人19より)
山塩小僧を通じて出逢った皆様に
「ご自分の手前塩を作ってみませんか?」
とお伝えしながら。
なぜかというと、
20L入のポリ容器に
海水を汲み車で自宅迄運べば、
だいたい450g〜500gの塩ができるからです。
(鹹水ハウス=海水の塩分濃度をあげる装置)
興味が湧いた人は、
できれば時間をかけて
お日様のエネルギーで
乾燥させて作ってみて下さい。
(結晶ハウスに置いてるたくさんの木箱)
ただし、結晶した固形物(塩)と
トロ〜とした液体(苦汁)に分離する迄、
毎日かき混ぜて下さいね〜。
(結晶ハウスの棚の中で塩が結晶化していく)
ある程度お塩の量が増えたら
お塩をサラシの布袋に移し洗濯機で脱水すると、
サラサラしたお塩が出来上がります。
お塩と分離した苦汁は
豆腐作りにも使えますし、
地面に生えている草のパワーを
一時期抑えてくれる仕事もしてくれます。
そしてイチゴや梨やキュウリなどの
農作物を自給されている人でしたら
苦汁を希釈して散布すると
ミネラル分の補給にもなります。
日照時間の違いが
その地その地のお塩を産むので
結晶化する速度も違い、
当然四季ごとの結晶の大きさや
硬さや味にも変化があります。
それがお塩それぞれの個性やと感じれると、
手前塩造りは自然と会話しているようで、
とても楽しいと思いますよ〜。
(文責:百合香)
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2022年5月号より転載しました。