高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

たねの森

2012-02-03 20:13:41 | 里山・田んぼ・畑
事務局員や、です。

『たねの森』は、無農薬・無化学肥料のたねのお店。
土といのちでは、常時取り扱いはありませんが、
種まきの季節に企画すると、いつもランキング入りするほど人気です。

自分で秋にまいた、宮重大根(みやしげだいこん)を収穫しました。

立派な大根レッグ、モデル歩き風が1人いました

ひきたてをその日の晩に、ぜいたくにいただきました。

昆布だし、少しの塩、
土といのちで買った丸大豆醤油でシンプルに煮ました。

たくさんの葉はちいさく刻んで、ごま油でじっくりいためると、
ごはんがとまらないほど美味しいおかずに。
塩や醤油で味付けし、かつお節やすりごまを入れました

運営委員Yさんの畑でも、『たねの森』の種から育ったカブが実っていました。

目の前で、いいやつをどんどんピックアップするYさん。
この日はじめてお宅を訪れた私へ、おみやげにくださいました。

真っ白でない、クリーム色のめずらしいカブ。
やっぱりその日の晩に、シンプルに煮ました。

味付けする前の煮汁が、すでに、おどろくほどあまい
食べたあと、体が温まり、「やるぞ!」と生命力がわいてくるような感覚に。


はじめて自分で種をまき、自然の恵みのうちに育った野菜を、
自分で収穫して、自分の手で料理をして、いただいたとき、
「私もこの宇宙の一部なんだ!」という実感が、
爆発的に、しみじみと湧き上がってきたことを、思いだしました。

それは感謝のような、歓喜のような。
幸福感の、満ち溢れた瞬間でした。

種は、測り知れないパワーを宿しています。
やっぱりこの春も、種をまこうと思いました。


(事務局員や)

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