前に、BSの降雨減衰での受信不可について話題にしましたので、
その続きな記事です。
まず、電波が出ているBSの放送送信所は何処にあるのか。
これは東経110度と言われるように、東経110度上空にあります。
ボルネオ島の上空36000kmにあります。
グーグルアースでボルネオ島上空から見る地球。
日本は右上にあります。
ボルネオ島からは36000kmですが、日本列島から見ると南西方向38000km上空となるのです。
無線局の免許検索をかけると、出力は120W。
デジベル(W基準)にすると20.8dB。
ERPは1MWのようなので、これで、送信アンテナの利得がわかりますね。
送信アンテナ利得は39.2dB。
電波伝搬時の減衰は地上波とは違い自由空間として計算できます。(余計な反射物などが無い)
損失はΓで表します。計算は先ほどのメモの画像見てください。
計算すると205.6dBです。
続いて家庭の受信アンテナパラボラ利得を計算しましょう。
こちらのメモが計算過程となります。
結果、33.5dBとなります。
最後に加減算で、受信時電力が出てきます。
20.8+39.2(利得は足し算)-205.6(減衰・損失は引き算)+33.5=-112.1dB(W基準)となります。
このほかにも本来は雑音を考慮しますがここでは計算していません。
その続きな記事です。
まず、電波が出ているBSの放送送信所は何処にあるのか。
これは東経110度と言われるように、東経110度上空にあります。
ボルネオ島の上空36000kmにあります。
グーグルアースでボルネオ島上空から見る地球。
日本は右上にあります。
ボルネオ島からは36000kmですが、日本列島から見ると南西方向38000km上空となるのです。
無線局の免許検索をかけると、出力は120W。
デジベル(W基準)にすると20.8dB。
ERPは1MWのようなので、これで、送信アンテナの利得がわかりますね。
送信アンテナ利得は39.2dB。
電波伝搬時の減衰は地上波とは違い自由空間として計算できます。(余計な反射物などが無い)
損失はΓで表します。計算は先ほどのメモの画像見てください。
計算すると205.6dBです。
続いて家庭の受信アンテナパラボラ利得を計算しましょう。
こちらのメモが計算過程となります。
結果、33.5dBとなります。
最後に加減算で、受信時電力が出てきます。
20.8+39.2(利得は足し算)-205.6(減衰・損失は引き算)+33.5=-112.1dB(W基準)となります。
このほかにも本来は雑音を考慮しますがここでは計算していません。