FMのアンテナについても、
小型で高利得のアンテナができないかなあとつくづく思う。
FMの放送帯は76MHz~95MHz。
簡単に100MHzと考えても波長λは300/100で3(m)。
半波長ダイポールでも1.5mとなる。
こちらはだいぶ前に自作した半波長ダイポール。
素子を100均のアルミワイヤーで作っているので、
重みでフニャフニャになるので強度が欲しい。
今は軒先に1素子アンテナ上げてあるので、このアンテナは使っていない。
アンテナ利得を上げるには、反射器・導波器を付けるなどする
方法があるが、サイズが大きくなってしまう。
そこで、もう一つ考えたのがループアンテナ。
こちらアンテナハンドブック。
アマチュア無線の自作アンテナについて書かれているが、
テレビ、FM受信にも参考になる。
ループアンテナの理論。
半波長アンテナを重ねた効果が得られるはずである。
FM用に作ると一辺が80㎝~90㎝程度になるので、
突っ張り棒を強度補助に使っている。
地デジとかでもそうなんですけど、
アンテナの設置位置によってもだいぶ受信状況って変わるんですよね。
本当はこのアンテナに反射板か反射器つけたいけど
これよりでかくなると室内向けではない。
ちなみに、地デジでは反射板付きループは作ったことがある。
参考記事
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/2bf62ac02fbadb707fb817461f590c5f
(600MHzで作っています。反射板とエレメントの間隔は1/4λ)
最後にせっかくアンテナハンドブックを引っ張り出したので、
ヘンテナのサイズ(通常のもの)が載っている図面を撮影しておきます。
ヘンテナも反射板を付けて利得を上げる場合、間隔は1/4λとなります。