旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション97 「海鮮みちのく味じまん」(仙台駅)

2022-02-16 10:07:35 | 駅弁コレクション
【海鮮みちのく味じまん】(仙台駅)
                           2022.2.16投稿

2009年(平成21年)3月8日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格840円
                      [製造元](株)こばやし

 駅弁の名前、その他文字が主体の掛紙(箱)です。


 白飯の上に、帆立照り焼き・煮焼き穴子・牡蠣煮・いくら醤油漬け・蒸しうに・焼鮭・錦糸玉子・味噌のしそ巻き・大根の桜漬が載っています。


 掛紙(箱)に「ほどよいボリューム」と書かれています。
 味は良いのですが、「海鮮」に期待しすぎるとちょっとがっかりしますが、お手頃な値段から考えれば、質・量共によく出来た駅弁のひとつです。
 京王百貨店新宿店で開かれている『元祖有名駅弁と大会うまいもの大会』には、チラシには載らなかったものの、2010年(平成22年)の第45回に登場したようです。
 この駅弁はすでに終売です。

 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。

「春遠からじ」と言うけれど 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月15日(火)

2022-02-15 18:51:30 | 閑雲野鶴日記

 「節分飾り」に代えて、「ひな飾り」にしました。


 天気予報通り、夕方から雪が降ってきました。


 今日は、「春一番」という言葉が初めて使われたことを記念した『春一番名付けの日』だそうです。
 「春一番」とは、冬の北風とは逆方向で、その年に初めて南から吹きつける強風のことで、暖かい風に春の近付きを感じさせます。
「春一番」の語源や初めて使われた由来については諸説ありますが、1963年(昭和38年)2月15日の朝日新聞朝刊に「春の突風」という記事があり、これが「春一番」という語の新聞での初出とされ、これに由来して2月15日が『春一番名付けの日』とされているそうです。
 新潟地方気象台は今日、北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。今年全国初の発表です。
 「春遠からじ」とは言いますが、当地の春はもう少し先のようです。

 おまけ。
 今夜の肴。
 「ピリ辛身欠き鰊・鰰の飯寿司・自家製昆布の佃煮」「ひじきとさつま揚げの梅煮・大根と人参、竹輪の煮物・豆腐の厚揚げ風あんかけ・鯖みりん」



駅弁コレクション96 「明石名物 穴子弁当」(西明石駅)

2022-02-15 09:53:57 | 駅弁コレクション
【明石名物 穴子弁当】(西明石駅)
                           2022.2.15投稿

2009年(平成21年)3月8日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)淡路屋

 掛紙(パッケージ)には、イメージ写真として穴子丼が載っています。
 外観は、ピンボケ写真で失礼します。


 加熱容器に白飯め、その上に焼き穴子の切り身・錦糸玉子・三つ葉・柴漬けが載っています。
 ひもを引き8分ほど温めてから食べます。別添のタレも一緒に温まるようになっています。


 実際の見た目や内容も「弁当」ではなく「丼」ですね。
 多少穴子の骨が気になりましたが美味しく頂きました。


 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。



チョコアソート 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月14日(月)

2022-02-14 19:13:23 | 閑雲野鶴日記

 今日で一週間。朝の雪かきをしていません。
 もうじき春!という感じですが、本当かな?


 「そーっと、優しく取り扱って。」と言われて頂きました。


 そーっと開けました。
 『あじさいかりんとうチョコアソート』という物らしいです。
 そーっと、食べました。
 初めての食感と味でした。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「はんぺん団子・サラダチキン・千切り大根」「残り物4種盛り」



駅弁コレクション95 「神戸名物 すきやき御飯」(神戸駅)

2022-02-14 14:51:32 | 駅弁コレクション
【神戸名物 きやき御飯】(神戸駅)
                           2022.2.14投稿

2009年(平成21年)3月8日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                        [製造元](株)淡路屋

 掛紙(パッケージ)には、洋館の側を通る紳士と淑女が描かれています。


 加熱容器にコンニャクの入った炊き込み御飯を詰め、その上に煮込まれた牛肉・牛蒡・玉葱・にんじん・インゲンが載っています。
 ひもを引き6分ほど温めてから食べます。


 日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
 『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。


 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。