綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆ハンセン病の差別はまだ終わっていない~映画「新・あつい壁」を観て自省する

2008年12月16日 | つぶやき
 ハンセン病の元患者の方々がこれほどまでに差別され偏見のなかに置かれていたとは。しかもそれが、いまだに続いている・・・。

 ハンセン病の元患者の方は、国の政策により、強制的に隔離され、施設に何十年間も強制的に収容されていたのです。そして、施設の中では、強制労働、監禁、断種、堕胎などを強要され、「人間」として享受すべき権利を奪われ続けてきました。詳しくは、
ハンセン病国家賠償訴訟弁護団のHPをご覧ください。

 映画を観て、そして中山節夫監督の話を聞いて、自分がハンセン病についての正しい知識を持っていなかったことに恥ずかしくなりました。

 また、監督は、ハンセン病が感染しないとわかっていても、つまり知識があっても、差別意識が残っていることを話されました。監督自身も若い時、「療養所の医師から改めて、大人には決して感染しないことや感染したとしても治る病気であることなど、十分な説明を受けた。ところがいざ取材を始めようとすると、職員用トイレのノブすら触れることができない自分がいた」とあるHPで語っています。

 差別はいけないことだ、偏見でものごとをみないようにしようと、常日頃誓っている私も自省を迫られました。こころのどこかに潜んでいる偏見と差別の意識。

 むずかしい問題だ、だけどこうした自分と向きあって、そこから抜け出す一歩一歩を踏み出すことが、人間としての成長の一歩一歩なんだと確認した映画でした。

 映画の中身については、
映画の製作ノートをご覧ください。

 ところで、私は以前、映画「ブリキの勲章」にふれてブログを書いたことがありますが、この「ブリキの勲章」は中山節夫監督の作品です。約30年ぶりに再会いたしました。もっともそのころの私はまだ学生で、映画作りのほんの片隅をお手伝いさせていただいただけでしたので、中山監督は私のことなど覚えているわけはありません。でも、ツーショットを快諾してくださいました。
 ますますのご活躍を期待しております。

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