綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆綾瀬市福祉会館、重油が漏れて暖房なし&調理室使用禁止

2008年12月18日 | あれれ?の綾瀬市政
  12月5日に2階の重油タンクから重油が漏れているのが発見され、そのときにはすでに1階の調理室の前の廊下が重油びたし・・・、館内は重油の臭いが鼻をつく・・・、という故障というのか、事故というのかが綾瀬市福祉会館でおきました。

  この福祉会館、築40年以上でいたるところに傷みがあらわれています。

  今回の事故から2つの対応が必要になってきました。

  一つは、冬場の寒い時期の故障なので、暖房機能を早急に回復させないと利用者が寒くてたまらないということです。
  市は、これまでの重油での暖房は断念の方向で検討していて、電気による空調施設への転換で見積もりをとりはじめています。
  しかし、工事が完了するのは、早くても1月の中旬以降になりそうです。
  また、調理室が利用できることが、この施設のメリットでしたので、この面での補修をいそがなければなりません。

  もう一つ、大きな問題は、この老朽化した施設が、東海大地震などの地震に耐えられるのか、ということです。
  市は、耐震強度を調査したら、0・6だったので大丈夫、とこれまで言ってきました。
  この0・6はなにかというと、次の説明文をみるとわかっていただけると思います。

  「過去の地震被害の研究から、診断の結果、耐震指標であるIs値が0・6以上ある建物は、震度6強程度の大地震に対しても、建物が倒壊や崩壊する危険性は低いと考えられています。逆にIs値が0・6未満の建物の場合は大きな被害を受ける可能性が高くなり、そのため耐震補強が必要とされています。」

  つまりぎりぎりセーフということなのです。でも、数字どおりにいくのでしょうか。地震が複雑な揺れをともなっていたときにはどうなってしまうのでしょうか。
  今回の故障で、施設の老朽化の進展がいっそうあきらかになりました。
  本当にこのまま使い続けていい施設なのか、再考が必要に思われます。

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