綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆東電への申し入れが実りました~計画停電の区域分けが25分割に

2011年03月22日 | 災害ボランティア

 首都圏の大停電を防ぐための計画停電。みんな、この災害を乗り越えようと、一致協力の姿勢です。
 でも、同じところばかりが停電になり、その地域の商店や自営業の方への負担はあまりに過重で、多くの方から悲鳴が寄せられました。

 そうした声を受けて、東電に直接交渉を18日行いました。

 その結果、本日お昼ごろ東電から回答の電話があり、「不公平感を緩和させることにもつながるので5ブロックをさらに5つに分け、25区域に分ける」とのことでした。
 このことはその段階ではマスコミ発表前でしたので、ブログに載せることを控えていましたが、今現在はニュースにもなっていますのでアップします。

 そのときの東電の説明では、「国から鉄道の運行を守るよう指示を受けて停電させる地域を決めている」、「25区分は今週をめどに考えている(これはニュースでは3月末に変わっていました)」、「同じ区域が連続して停電にならないような形をとりたいと考えている」、「それぞれの区域ごとに、①ほぼ停電になる地域、②停電になる可能性がある地域、③停電にはならない地域、という3つの案内を出すことを考えている」などの主旨が伝えられました。

 
 それから、市民の方から「神奈川で節電しても東北に電気が回るわけではないって聞いたんですけれど、本当ですか?」との質問をいただきました。
 私の知る限りでは、そのとおりです。私たちのエリアは東京電力ですが、福島県以北は東北電力のエリアになります。私たちが節電をしているのは、発電量を上回る電気消費量になると首都圏全体が停電してしまうパニックが起きるので、そうならないように節電をし、それでも不足しそうなときは計画停電をしているのだと理解しています。

 


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◆[拡散希望]被災した中学卒業生、半数が進学断念かもと訴えが

2011年03月22日 | 災害ボランティア

 本日のしんぶん「赤旗」からの転載です。

 現状を広く知らせてほしいという被災された中学教員の方の手紙が紹介されました。



 岩手県二戸市の畑中泰子市議が、「赤旗」日曜版読者に声をかけてあるいていたとき、一人の読者から手紙を見せられました。
 沿岸部の被災地で中学校教員をしている、めいから送られたものです。
 「現状を広く知らせてほしい」という手紙の趣旨にこたえて一部を紹介します。


 お元気ですか? 心配かけてごめん。ラジオで探してくれていると聞きました。私は無事です。家族もみな無事です。
 私は、他の職員の人たちと一緒に避難所に寝泊りしています。水は給水車からもらっています。食べ物と電気も今はあります。電話はありません。この手紙もいつ届くかわからないけど・・・。心配かけて本当にごめん。
 おばちゃん、助けてください。親も家もなくして、4月から高校に進学するのに制服もなく、通学もできず、学習用品もなく、もしかしたら進学をあきらめざるを得ない生徒が卒業生の半数にものぼりそうです。
 子どもたちの未来をどうしたらよいのか考えることもできません。ただ、この子たちを何とか進学させてやりたいです。子どもには、教育と明るい未来が必要です。
 もし、この状況を知らない人がいたら、ぜひ知らせてください。もし声をかけることができたら、子どもたちを救う心ある人たちに呼びかけをお願いします。
 私は、卒業生をしっかり送り出し、4月、新入生を迎えるために、全職員と協力して働いています。明るい未来を信じています。


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◆福島原発事故の疑問への解説 その1

2011年03月22日 | 原発・放射能はいらない

 東日本大震災で被災し、日本の原発では経験したことのない重大な事態が刻々と進行する東京電力福島第1原発への疑問について、わかりやすく解説した記事がしんぶん「赤旗」に掲載されましたので転載いたします。



福島原発事故 そこが知りたい


Q 福島第1原発で放水を続けているのはどうしてなの?
 A 1~6号機まで、原子炉が入っている建物(原子炉建屋)には、水の中に使用済み核燃料を沈めているプール(使用済み核燃料プール)があります。通常は、水を冷却して使用済み核燃料が熱くならないようにしていますが、今回の地震で冷却できなくなりました。

 そうなると、使用済み核燃料がどんどん熱くなって、内部に入っているプルトニウムや核分裂生成物といった放射性物質が外部へ大量に放出される危険性があります。

 3号機と4号機では、水が蒸発して使用済み核燃料がむき出しになっていると考えられています。そのため、使用済み核燃料プールに水を入れようと放水が行われています。

Q 核燃料は使用済みなのになぜ熱くなるの?
 A 使用済みといっても、内部にはさまざまな放射性物質がたくさん入っていて、「崩壊熱」という熱を出し続けています。冷やさないで放っておけば、使用済み核燃料の温度はどんどん上昇して、使用済み核燃料が熱で壊れてしまいます。また、燃料を覆っているジルコニウム合金製の被覆管が壊れて水蒸気と反応して水素が発生し、「水素爆発」を起こす恐れがあります。

Q 原発の敷地の中で非常に強い放射線を観測しているのはどうして?
 A 4号機で「水素爆発」とみられる爆発が起こった直後、隣の3号機付近で1時間当たり400ミリシーベルトの非常に強い放射線量を測定しました。東電は、爆発で4号機の建屋壁面の残骸や、使用済み核燃料プールの水が飛び散ったのが原因だと説明しています。

Q 使用済み核燃料プールってどれぐらいの大きさなの?
 A 原子炉によって少し違っていますが、深さが10メートル以上、水だけなら1000トン以上入れることができます。核燃料は、直径1センチ、高さ1センチほどの小さな円筒形のペレットに固められていて、これを長さ4メートルほどのジルコニウム合金でできた燃料被覆管の中にいくつも詰め、燃料棒にします。

 1号機の使用済み核燃料プールには燃料棒が292本、2号機には587本、3号機には514本、4号機には1331本、5号機には946本、6号機には876本が入っています。

Q 放水はいつまで続けたらいいの?
 A 使用済み核燃料は長い間崩壊熱を出し続けます。このため、使用済み核燃料は冷やし続けなければなりません。しかし、ヘリコプターや消防車による放水を長期間続けることは、敷地内の放射線量が高いことなどから困難です。

 電源を確保し、本来の冷却機能を回復させることができれば、外部から放水する必要はなくなります。


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◆「原発ジプシー」の実態

2011年03月22日 | 政治を考えるヒント

 「そこに原発があるけれど」(柴野 徹夫著 あけび書房  1988/10/10 出版)という本があります。
 この本の編集に私がかかわり、この本のタイトルが私の発案であったことは、以前も記しましたが、この本では、「原発ジプシー」と呼ばれる命を使い捨てられる労働者の実態が告発されています。

 きょう、ネット上でその本が発売された後も続けられている「原発ジプシー」を体験された方のインタビュー記事を発見しましたのでご紹介いたします。
 国家的犯罪の姿そのものです。

 
 
野宿労働者の原発被曝労働の実態 ~松本さん(被曝労働体験者)の話


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