”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

食べ物を選ぶ力と自己管理

2011-02-08 10:35:23 | 食育

先日の公民館ふれあい旅行は、図らずも食育について考える

良い機会をいただいたと思っている。

 

2月6日のブログにも書いたように、ランチはビュッフェスタイルだった。

色々な種類の料理を少しずつ楽しみたい人たちにとっては、

心躍る食事のスタイルだ。

しかし、このシステムが苦手という男性も少なくないことが判明した。

特にご自分で料理をなさらない男性、

いつも奥様が作った料理を食べるだけの男性にとっては

何とも面倒くさいシステムらしい。

この傾向は、60代後半~70代の男性に多く見られる。

まず、自分でお皿を持って並ぶのがイヤ!

自分でトングを使って取るのも面倒なのだ。

Img_0958

ある男性は、「俺はタクアンとご飯でいい。」と言いだすし、

また、ある男性はたくさんの料理が並ぶ中、カレーしか食べなかった。

好き嫌いは全くない人たちなのに、

結局自分で食べ物を選ぶということができないのだ。

  

そして、夕方の6時半を過ぎた頃、さらに驚くことが!!

10分間のトイレ休憩のために停まったサービスエリアで、

ラーメンを食べる人、お弁当を買い込んで車内で食べる人まで出てきた。

 

落ち着いて考えましょう。

本当に、お腹が空いていますか?

あなたたちはバスの中で、ず~っとお酒を飲み、

大量のおつまみを食べ続け、さらにお昼も食べているのですよ。

6時半がいつもの夕食の時間かもしれないけど、

時間が来たから食べるというのは、

規則正しい生活とはちょっと違うと思いますよ。

自分の体の声に耳を傾ける力が足りないのでは???

 

自分の口に入る食べ物と、自分の体にもっと関心を持ち、

食べ物を選ぶ自己管理能力を身に付けないと、

いつまでたっても自立できませんよ、オジサマがた!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする