昨夜の秘密のケンミンSHOWで、
赤い酢ダコの東西の境界線を調査するコーナーがあった。
東京ではおなじみの赤い酢ダコが、大阪では全く食べられないと言う。
そして、その境界線は静岡県の島田市にあった。
私は静岡市の出身なので、赤い酢ダコは見慣れていたが、
確かに、写真のように袋井では売られていない。
しかし、私の祖母があの毒々しい色を好まなかったので、
実家では食べたことがなく、
お正月に親戚の家で食べるくらいだった。
「野蛮人!」と言われるのが嫌で、あまり人に話したことはないが、
子供の頃はイルカも普通に食べていたので、
イルカは生き物というよりも、食材のイメージだ。
高校の頃、県東部の富士市から通う子が
体育祭の時、茹でたピーナッツを持ってきた。
炒ったピーナッツしか食べたことがなかったので
「おいしい!」を連発していたら、
翌日、「これ、お母さんから」と言って、
ビニール袋いっぱいの茹でピーナッツを渡してくれた。
県西部の袋井市に住むようになって出逢った味もたくさんある。
さくらご飯、おはたき餅、たくあん入りのお好み焼きなど・・・
静岡県は東西に長いので、食文化も地域によって特色がある。
色々な味を楽しまなきゃ、損!
「東名走っていると、どこまで行っても静岡県なんだよね。」
という言葉をよく聞く。
そう、静岡市葵区伊勢丹周辺だけがシズオカケンではないのだよ。