今週の日曜日、写真洗浄ボランティアに参加しました。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20110508
その時、2パックのいちごの差し入れがありました。
写真洗浄を終え、参加者が帰ろうとしていた時、
ボランティアリーダーの鈴木先生が、そのいちごの存在に気付き、
「みんな、いちご食べていってよ~!!」
と呼びかけました。
しかし、誰もが
「いいですよ。先生が持ち帰って下さい。」
「そんな~、お嬢さんに差し上げて下さいよ~。」
と言って、そのいちごを食べようとはしませんでした。
たぶん、あれがいちごではなく、みかんだったら、
「じゃあ、ひとつ、遠慮なくいただきま~す!」
と、みんな持ち帰ったことだと思います。
では、あの時の参加者が全員いちご嫌いだったのかというと、
決してそんなことはないでしょう。
たぶん、いちご好きの人がほとんどだったのでは?
しかし、ボランティアの作業が終わって帰ろうとしていた時、
そこからまた、いちごを洗い、食べ、生ゴミを増やすということをしなくても・・・
と誰もが考えたのだと思います。
こうしてみると、いちごというのは、
立ったまま食べるのはいちご狩りの時くらいで、
大抵は器に盛られていたり、スイーツにのっていたり・・・。
つまり、普段からいちごは「お姫様」として
大切に扱われているように思います。
それなら、あの慌ただしい環境でいちごを食べても、
おいしく感じられなかったかもしれません。
やっぱりあのいちごは、
鈴木先生の大事なプリンセス、中学生のお嬢さんが
お家で食べるのが一番ふさわしいと思えてきます。