”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

いちごを食べる環境

2011-05-10 09:40:48 | ブログ

今週の日曜日、写真洗浄ボランティアに参加しました。

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20110508

その時、2パックのいちごの差し入れがありました。

 

写真洗浄を終え、参加者が帰ろうとしていた時、

ボランティアリーダーの鈴木先生が、そのいちごの存在に気付き、

「みんな、いちご食べていってよ~!!」

と呼びかけました。

 

しかし、誰もが

「いいですよ。先生が持ち帰って下さい。」

「そんな~、お嬢さんに差し上げて下さいよ~。」

と言って、そのいちごを食べようとはしませんでした。

 

たぶん、あれがいちごではなく、みかんだったら、

「じゃあ、ひとつ、遠慮なくいただきま~す!」

と、みんな持ち帰ったことだと思います。

 

では、あの時の参加者が全員いちご嫌いだったのかというと、

決してそんなことはないでしょう。

たぶん、いちご好きの人がほとんどだったのでは?

しかし、ボランティアの作業が終わって帰ろうとしていた時、

そこからまた、いちごを洗い、食べ、生ゴミを増やすということをしなくても・・・

と誰もが考えたのだと思います。

 

こうしてみると、いちごというのは、

立ったまま食べるのはいちご狩りの時くらいで、

大抵は器に盛られていたり、スイーツにのっていたり・・・。

Img_0836

つまり、普段からいちごは「お姫様」として

大切に扱われているように思います。

 

それなら、あの慌ただしい環境でいちごを食べても、

おいしく感じられなかったかもしれません。

やっぱりあのいちごは、

鈴木先生の大事なプリンセス、中学生のお嬢さんが

お家で食べるのが一番ふさわしいと思えてきます。

コメント (2)
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