昨夕放送された「静岡○ごとワイド!」の中で、
「被災地支援のひとつの形、あるカメラ店・店主の取り組み」
として、写真洗浄ボランティアの様子が紹介されました。
写真を洗う時は、いつも
「この写真に写っている人は、今元気でいるんだろうか?」
「このアルバムは持ち主のもとにたどり着くんだろうか?」
と考えながら作業をしています。
でも、遠い気仙沼・・・。
もし、持ち主の方がご無事で、アルバムを受け取ったとしても
その方の声を聞くことはないんだろうなぁ・・・と思っていました。
しかし、番組スタッフが写真の持ち主にたどり着き、
その方の電話の声が流れてきました。
「写真を見ると、その時のことが思い出されて励みになる。」
とおっしゃっていました。
私は、1冊のアルバムを洗浄しながら、
1人の小さな女の子が成人式を迎えるまでの姿を見てきました。
そして、彼女は震災という大変な経験をされたのにもかかわらず、
とても元気で晴れやかな声を聞かせてくれました。
Sachieちゃん、生きていてくれてありがとう!
心からそう思えた瞬間でした。