磐田市の向笠交流センターで、
第29回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。
今回のテーマは、「カラフルミニトマトを楽しもう!」。
県内外から11種類のミニトマトを集めました。
では、ご覧ください。
●フルティカ、アイコ、千果
すべて磐田産です。
●ちいさなももこ、オレンジまこちゃん
ふたつとも、カゴメが開発。
ちいさなももこは、「スポーツの合間の水分補給用に!」
というのがアピールポイント。
オレンジまこちゃんは、βカロテンがたっぷり!
●ラブリーさくら、トマトベリー
トマトベリーの「いちごのようなハート型」が人気でした。
●こすず、プリマドロップ
藤枝まで買いに行った甲斐があり、こすずは大人気!!
プリマドロップは鹿児島産ということ以外、
何も情報がありませんでした。
ただ、ヘタがとれた状態で売られている様子が、
アメーラルビンズに似ています。
●あまえぎみ、海部っ娘
「あまえぎみ」は、JA豊橋がイエローミニトマトの中で
糖度基準をクリアしたものを「甘恵黄味」と命名し、販売。
現在は、黄色だけでなくオレンジ、グリーン、チョコなども。
「海部っ娘」は「あまっこ」と読みます。
JAあいち海部管内(愛知県愛西市)で栽培されたミニトマトのことで、
こちらもカラフルな種類に取り組まれています。
9種類の食べ比べを行いました。
プリマドロップが転げていますね。^_^;
一番人気は、こすずでした。
「これは、もう果物ですね。」
「藤枝まで買いに行きたい!」という感想をいただきました。
その他、次のような感想も!!
「自分でもアイコを育てていますが、
もっと暑くなってから収穫しています。
この時期のアイコがこんなに甘いなんて!
収穫時期による甘味と酸味の違いがわかってよかった。」
「スポーツ用に開発されただけあって、
ちいさなももこは、他品種と比べて酸味がある。
でも、トマトは酸っぱいものだと思っているから、
この酸味が爽やかに感じる。」
食べ比べをやることにより、
ご自分の言葉で感想を述べてくださる方が増えました。
とても、うれしいことです。(*^_^*)
今回は、ミニトマトを使った簡単なお料理を
試食としてお出ししました。
・ミニトマトと卵のスープ
・ミニトマトのピクルス
「ミニトマトは、どうやって食べますか?」という質問に対し、
一番多かった答えが「お弁当に入れます。」でした。
切らずにそのまま使えることから、
お弁当や学校給食でも使い勝手が良いとのこと。
でも、その反面、ミニトマトなら食べられるけど、
大玉のトマトは食べられないという子も増えているとか。
大玉トマトをカットした時の、
あのゼリーと種が見えているところがイヤなんだそうです。
子供たちにとっては、大玉トマトとミニトマトは
別の野菜に見えるのかもしれませんね。
トマトの講座は何回もやっていますが、
そのたびに気づかされることが多く、
感謝の気持ちでいっぱいになります。
受講生の皆さま、そして藤枝市の八百屋 本陣さま、
ありがとうございました。