”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

野菜ソムリエクラブ(ミニトマト)

2016-04-21 13:03:26 | 食育

磐田市の向笠交流センターで、

第29回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

  

今回のテーマは、「カラフルミニトマトを楽しもう!」。

県内外から11種類のミニトマトを集めました。

   

では、ご覧ください。

  

●フルティカ、アイコ、千果

  

すべて磐田産です。

  

 

●ちいさなももこ、オレンジまこちゃん

 

ふたつとも、カゴメが開発。

ちいさなももこは、「スポーツの合間の水分補給用に!」

というのがアピールポイント。

オレンジまこちゃんは、βカロテンがたっぷり!

  

 

●ラブリーさくら、トマトベリー

 

トマトベリーの「いちごのようなハート型」が人気でした。

  

 

●こすず、プリマドロップ

 

藤枝まで買いに行った甲斐があり、こすずは大人気!!

プリマドロップは鹿児島産ということ以外、

何も情報がありませんでした。

ただ、ヘタがとれた状態で売られている様子が、

アメーラルビンズに似ています。

  

 

●あまえぎみ、海部っ娘

 

「あまえぎみ」は、JA豊橋がイエローミニトマトの中で

糖度基準をクリアしたものを「甘恵黄味」と命名し、販売。

現在は、黄色だけでなくオレンジ、グリーン、チョコなども。

 

「海部っ娘」は「あまっこ」と読みます。

JAあいち海部管内(愛知県愛西市)で栽培されたミニトマトのことで、

こちらもカラフルな種類に取り組まれています。

   

 

9種類の食べ比べを行いました。

 

 

プリマドロップが転げていますね。^_^;

  

一番人気は、こすずでした。

「これは、もう果物ですね。」

「藤枝まで買いに行きたい!」という感想をいただきました。

  

その他、次のような感想も!!

「自分でもアイコを育てていますが、

 もっと暑くなってから収穫しています。

 この時期のアイコがこんなに甘いなんて!

 収穫時期による甘味と酸味の違いがわかってよかった。」

 

「スポーツ用に開発されただけあって、

 ちいさなももこは、他品種と比べて酸味がある。

 でも、トマトは酸っぱいものだと思っているから、

 この酸味が爽やかに感じる。」

 

食べ比べをやることにより、

ご自分の言葉で感想を述べてくださる方が増えました。

とても、うれしいことです。(*^_^*)

  

今回は、ミニトマトを使った簡単なお料理を

試食としてお出ししました。

 

 

 ・ミニトマトと卵のスープ

 ・ミニトマトのピクルス

  

 

「ミニトマトは、どうやって食べますか?」という質問に対し、

一番多かった答えが「お弁当に入れます。」でした。

切らずにそのまま使えることから、

お弁当や学校給食でも使い勝手が良いとのこと。

 

でも、その反面、ミニトマトなら食べられるけど、

大玉のトマトは食べられないという子も増えているとか。

大玉トマトをカットした時の、

あのゼリーと種が見えているところがイヤなんだそうです。

  

子供たちにとっては、大玉トマトとミニトマトは

別の野菜に見えるのかもしれませんね。

 

トマトの講座は何回もやっていますが、

そのたびに気づかされることが多く、

感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

受講生の皆さま、そして藤枝市の八百屋 本陣さま、

ありがとうございました。

 

コメント
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