2010年~2014年頃、私にとって赤い皮のじゃがいもというと、
「レッドムーン」の印象が強い。
当時、大変有名だったフレンチレストランがありました。
有機農法で野菜を栽培し、
その野菜が華麗なお料理となって登場していました。
その農場で作られていたじゃがいもがレッドムーン。
そのレストランの女性スタッフが野菜ソムリエ仲間で、
折に触れては、レッドムーンをプレゼントしていただいた。
レストランの女性スタッフ・・・と書いたが、
その表現が正しいかどうか・・・。
その会社の社長の右腕と言った方が良いかもしれない。
当時は、そのレストラン以外にもデリがあったり、
デパ地下でそのお店のおしゃれなお弁当やお惣菜が売られたり、
デパートの催事場で、そのお店の加工品が
おしゃれなパッケージで売られたり・・・。
さらにレストランをカジュアルにしたお店もできたり・・・。
すごく華やかな時代だったと思う。
そういう会社で、はつらつと働く女性と知り合いということが
うれしくもあった。
そんなことを思い出していたら、
偶然、いただいた野菜詰め合わせの中にレッドムーンが入っていた。
あれから、色々な品種のじゃがいもと出逢い、
今では赤い皮のじゃがいもは、さほど珍しくもなくなった。
でも、煮込んでも崩れず、きめが細やかという特徴は、
なつかしいレッドムーンそのものだった。
ふと、彼女は元気かなと思った。
きっと元気だろうな。
あの頃みたいに、歯切れの良いあいさつで周りを明るくしているに違いない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます