”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

野良坊そうめんを食べて考えた

2016-10-11 13:46:22 | 在来種 伝統野菜

東京都あきるの市で収穫されたのらぼう菜を練りこんだ

お素麺を送っていただきました。 

のらぼう菜については、こちらをご覧ください。

 

  

 

よく見ると、麺に黒い点々がありますが、

それがのらぼう菜だそうです。 

   

 

3分ほど茹でました。

本当なら、のらぼう菜のかき揚げと一緒にいただくのがよいのでしょうが、

春が旬のお野菜ですから、それは無理ですね。

お汁を温かくして、きのこと肉団子を入れ、

つけ麺にしてみました。

 

   

 

茹でると、淡い緑色がより美しくなります。

つるつるっとのど越しを楽しむことができます。

  

でも、こういう野菜を練りこんだ麺の残念なところは、

もとの野菜の味と香りがなくなってしまうこと。

クレソンうどんもそうでした。

ゴーヤ―麺もそうでした。

 

 

私たちが受け取る情報の80%以上は、

視覚の働きによってもたらされると言われていますから、

麺の色を楽しめばいいのでしょうが、

全国各地で売られている野菜を練りこんだ麺やパンを見るたびに、

「出荷できなかった野菜を乾燥させ、粉にしたものが

全国の倉庫にどのくらい眠っていんだろう?」

と、考えてしまうのでした。

 

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種を運ぶお手伝い

2016-10-10 09:43:05 | ブログ

今日は、朝から地域の美化運動がありました。

落ちている空き缶やペットボトルなどを拾います。

通り沿いに落ちているとは限らないので、

草むらの中のものも頑張って拾いに行きます。

   

その結果、私がどうなったかというと・・・。(@_@。

 

軍手

  

 

  

  

ジーンズ

  

  

パーカー

  

 

一緒に缶拾いをしたおばあちゃんたちに、

「あら、すてきな模様の服だこと!!」

とからかわれる有様・・・。

  

 

これは、萩もどきという花の種子だそうです。

お花はこんな感じです。

 

       【画像お借りしました】

  

 

植物の花粉は、風や昆虫や鳥によって遠くまで運ばれます。

この萩もどきの種子は、人の衣服や動物の毛にくっつくことで、

遠くまで運んでもらおうという作戦に出ました。

  

缶を拾うために、手を伸ばし、

草むらの中に入り込んできた私を見て、

「ちょうどいいところに来てくれた!」とでも思ったのでしょうか?

  

この種は、ひとつひとつ根気よく取っていかないと、

きれいには取れません。

 

一緒に缶拾いをしたおばあちゃんは、

「家に帰ってすぐは、家事を片付けなきゃいけないから、

それが終わってから、取りなさいよ。」

と、時間まで指定してくれました。

 

はい、午後の2時間サスペンスの再放送でも見ながら、

きれいにしていきます。

家に帰る途中、いくつか種を落としてきたから、

少しは萩もどきの子孫を残すお手伝いはできたかな?

 

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秋のお祭り

2016-10-09 15:19:27 | ブログ

袋井市内は、7日の夜からお祭りが始まりました。

今日は最終日です。

 

今日は、朝から大雨で、今もどんよりしています。

午前中の屋台の引き回しは、

ビニールシートをかけて行っていました。

  

そんなわけでお祭りなので、お祭りらしい写真を。

  

私が住んでいる地区の屋台です。

 

前から見たところ。

 

  

 

横から見たところ。

 

あっ、右下をご覧ください。

ワンちゃんも法被を着ています。(*^-^*)

  

 

後ろから見るとこんな感じです。

 

  

 

橋や町の至る所に、灯篭が飾られています。

 

  

  

神社の前にはのぼりが出ています。

 

  

 

ここから、中に入ります。

 

  

  

祭礼が始まりました。

 

  

 

今年も、本格的に秋が来たような気がします。

 

 

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なぜコリアンダーでとろみがつくの?

2016-10-08 11:37:05 | スパイス

先日、お友達がFacebookで、ご自身が出席されたスパイス講座での

カレー作りの様子を投稿されていました。

 

そこには、コリアンダーの役割として

「とろみづけ」と書かれていました。

  

私も、インド人の先生にスパイスから作るカレーは

ご指導いただいたことがあり、

我が家のカレーは、私の「いい加減ブレンド」ですが、

コリアンダーでとろみが付くとは思ってもいませんでした。

ずっと、香り付けに使われると思っていたのです。

  

  

が、検索してみると「コリアンダーでとろみを付けます。」

と書かれたものが出てくる、出てくる!!

  

いったい、コリアンダーの何の成分がとろみを付けているの?

気になると、そのままにはしておけないので、

調べまくりましたが、特殊な成分は出てきません。

  

そこで、植物学者の方に質問してみました。

なんと、コリアンダーには15%もでんぷんが含まれており

それがとろみを付けているのだそうです。

 

このコリアンダーというのは、上の写真のように

スパイスのコーナーで売られているもので、

コリアンダーの「種」をパウダーにしたものです。

 

あの苦手な人が多い「葉っぱ」の部分とは違います。

(パクチーといった方がわかりやすいかな?)

 

コリアンダーは、葉っぱと種だと香りが全く異なります。

葉っぱは、特有のクセのある香りで、好みが分かれますが、

種は、生姜のような柑橘類のような香りがします。

決して個性が強い香りではありませんので、

ビールの香り付けにも使われていますよね。

 

とろみのあるカレーがお好きな方は、

小麦粉を使わなくても、

決して出しゃばらないコリアンダーで

とろみを付けることができるということですね。

  

こちらは、私がブレンドしたスパイスで作ったチキンカレーです。

 

 

いつもは、もっとシャビシャビしていますが、

コリアンダーのおかげで、自然のとろみが付いています。

 

今回も、勉強になりました。(*^-^*)

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お酒に酔う花

2016-10-07 11:06:45 | ブログ

夜、ウォーキングをしていると、色々なことが気になります。

全く花を付けない緑の葉っぱだけの植物を

たくさん植えているお家がありました。

   

これは、野菜なのかしら?

よく見るとつぼみらしきものは見えるのですが、

夜、花が咲いているのを見たことがないのです。

  

午前中、そこを車で通ったら白い花が咲いていました。

 

 

ちょうど、その頃、新聞に

「〇〇で酔芙蓉が見頃を迎えています。」

という記事が載っており、よく似た花が写っていました。

「ひょっとして、これが酔芙蓉では?」と

観察を続けてみると・・・。

  

 

正午ごろには、うっすらピンクに!!

 

  

 

そして、午後3時半には、濃いピンクに!!

 

   

でも、同じ時間なのに、中にはもうしぼみかけている子もいました。

 

もう、夕方だといち早く察知したのでしょうか?

   

この色の変化を、お酒に酔って赤くなることにたとえ、

酔芙蓉と呼ばれるのでしょうね。

  

今夜から、袋井市内は秋のお祭りが始まります。

この花のように顔の色が変わっていく人が、増えるのかな?(^'^)

 

 

 

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