”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

シニア向け運転教室

2017-05-11 14:56:12 | ブログ

5月9日の中日新聞にこんな記事が載っていました。

 

 

湖西市で、作業療法士によるシニア向けの運転教室が始まったそうです。

65歳~74歳の湖西市民が対象だそうです。

   

私は、この対象年齢にはまだちょっと時間がありますが、

もし今後、袋井市で開催されることがあれば、受講してみたいです。

  

1月末に体調を崩し、その影響で右目の視力はいまだ回復しておりません。

先月末には、夫が定年退職を迎え、

それに伴う様々な手続きで、3月頃から週に何度も市役所通い。

いやでも、自分たちの年齢を意識してしまいます。

決して急に老け込んだということではなく、

自分の年齢と体力を正確に受け止めなければいけないと認識するようになった・・・

ということです。

  

先日、車を買い替えました。

 

  

その際、免許返納の時期、自分の健康状態なども含めて真剣に考え、

「たぶん、これが自分で運転できる最後の車かも。」

という結論に至りました。

 

だから、事故を未然に防げるような予防安全性能にこだわり、

 ・アラウンドビューモニター

 ・踏み間違い衝突防止アシスト

 ・車線逸脱警報

などが装備されているものを選びました。

   

私が住んでいる地域は、バス停も近くにはないので生活には車が欠かせません。

もちろん、ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんは80歳を過ぎてもお元気で、

農作業に勤しみ、ご自分で車の運転もなさいます。

  

私は、自分の体力や能力の衰えを感じる時が来たら、

その時は免許を返納するつもりですが、

将来、作業療法士さんによるリハビリの視点からの運転教室が開かれ、

少しでも自分の運転年齢を引き延ばすことができたらうれしく思います。

 

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いや、困る!

2017-05-10 16:57:06 | 言葉・話し方

ここ何年も私自身は使ったことがないけれど、

子供の頃は、私の母親世代がよく使っていた言葉が、

先日、ラジオから聞こえてきました。

静岡の方言というか、独特のフレーズというか・・・。

 

それは、「いや、困る!」という言葉です。(^-^)

 

  

これは、会話中に合いの手のように早口で言われていました。

本当に困るような事柄に対しては使われず、

笑えるような失敗に対して使っていたように思います。

   

例えば、

「今朝、お弁当を作ろうと思って、炊飯器を開けたら、

 お米が水に浸かったままで、もう大慌て~!!」

「いや、困る!」

 

とか

 

「クリーニングのタグを付けたまま、この服着て仕事に行っちゃった。」

「いや、困る!」

といった具合で、「あら、まあ」と笑えるような時に使います。

 

決して、家族がオレオレ詐欺の被害にあったとか、

交通事故にあったとか深刻な話題の時には

「いや、困る!」は使いません。

  

私が子供の頃に、静岡の中部地方でおばさんたちがよく使っていた

という印象の言葉なのですが、

ラジオから流れてきたということは今でも生きているんですね。

   

こんな風に使いますよ。

 

「ネコが車の上で昼寝していて、なかなかどいてくれなかったのよ。」

「いや、困る!」

 

 

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お茶の深蒸し、浅蒸しって何?

2017-05-09 15:34:53 | お茶

新茶のシーズンですが、今年の新茶だけでなく、

普通に飲むお茶もおいしくいただいております。

特に最近は、コーヒーよりも緑茶のやさしさがじんわり来ます。

  

お茶の製造工程の第一工程は、生茶葉を蒸すことから始まります。

ここ数年、深蒸し茶という言葉をよく聞くようになりました。

これは、蒸し時間が長い(1分~3分)という意味です。

それに対し、蒸し時間が短いもの(20秒~1分)を浅蒸し、中蒸しと言います。

 

こちらをご覧ください。

 

左が、浅~中蒸し茶

右が、深蒸し茶です。

 

深蒸し茶は蒸し時間が長い分、茶葉の色がくすんでしまいがち。

さらに、もろくて折れやすく、粉っぽくなりがちです。

しかし、渋みが少なく、濃厚なうまみを楽しめます。

 

浅~中蒸し茶は蒸し時間が短いので、緑が鮮やかで崩れにくく、

形がそろっています。

お茶本来の香りが高く、とても上品な味わいがします。

  

この蒸し加減は、お茶の産地の地形や日照時間によって異なります。

静岡県を例に挙げますと、山間(やまあい)の本山茶や川根茶に比べ、

お茶の里である牧之原を中心にした地域の茶葉は日照時間が長いため

茶葉は肉厚になります。

肉厚の茶葉は、浅蒸し~中蒸しといった製法では青臭さが残り

旨みの抽出も少なくなることから深蒸し製法が採用されています。

   

お茶農家さんは、ご自分が育てた茶葉の特徴を活かす方法をよくご存じですね。

   

さて、最近、島田市が東京の渋谷で行った緑茶に関するアンケートで、

若い女性は、実はリーフ茶が好きという結果が出ました。

これは、とってもうれしいことです。

  

私は、お茶を淹れる時、このような蓋なし急須を使っています。

 

  

もともと、蓋があってもお茶を淹れることを負担に思ったことはないのですが、

この蓋なし急須の楽なことと言ったら・・・。

 

ふたがないので、ぬるめのお茶が淹れやすいし、

お茶殻の処理も、そのまま急須を傾けるだけでポイっとできます。

 

茶葉に合った蒸し加減のお茶を、

蓋なし急須でどんどん飲んでいただきたいですね。

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すごい勢いで

2017-05-08 16:33:04 | “農”

4月30日に、庭の花壇を広くし、野菜の苗を植えました。

こちらをご覧ください。

  

あれから8日経ちましたが、あばしゴーヤの勢いがすごいです。

 

  

  

かぶは小さな芽を出しました。

 

   

 

その他のきゅうりやピーマンは、ほとんど変化がありません。

 

また、ミノムシに食べられて丸裸状態だったブルーベリーも花を咲かせました。

 

少しでも実を付けてくれたら、うれしいです。

  

今日、静岡市は最高気温31.4度を記録したそうです。

真夏日ですね。

 

私は、暑ければ暑いほど元気になるので、早く本格的な夏が来てほしいです。(*^-^*)

 

 

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備忘録 バター値上がりの理由

2017-05-07 13:25:30 | 食育

大手乳業メーカーが、次々に家庭用バターの値上げを発表しました。

理由は、原材料の高騰・・・

と説明しているニュース番組を見ました。

 

でも、数年前は、確か生乳を廃棄している映像を見たような・・・。

 

どうして、家庭用バターが値上がりしたのか?

原材料はなぜ高騰したのか?

自分を納得させるためにまとめてみたいと思います。

 

  

その主な理由は

 

●酪農生産者数の減少

●乳牛の飼養頭数の減少

●昨年夏の台風被害によって牧草の質が低下し、生乳生産量が減っている。

 

さらに次のような理由も挙げられます。

●生乳の量は、そもそも安定していない。

 国内の乳牛は、ホルスタイン種が主に飼われているが、暑さに弱いという性質がある。

 そのため8月~11月は最盛期から1割ほど減ってしまうが、

 猛暑続きの近年は、在庫が不安定化していた。

 

●バター製造までの生産構造

 原料である生乳は腐敗しやすく、

 まずは最も鮮度が求められる牛乳や生クリームに一定量を確保し、

 残りがバターや脱脂粉乳への加工に回される。

 なので、生乳の生産量が減ると、牛乳も減り、

 さらにバターに回される分はもっと減ることになる。

  

 

つまり、生産者数と乳牛の飼育頭数が減って、生乳の生産量も減っているので、

需要と供給のバランスを保つために、バター用の生乳価格が上がったということになります。

 

このままでは、生産が続けられなくなりますから、

生産者様の生活を守るために、消費者が負担をするということなのでしょう。

 

この図式がわかれば、バターの値上げも納得がいきます。

高いバターを食べない・・・のではなく、

値上げの理由を納得し、買い支えなくてはと思います。

 

 

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