SBS学苑藤枝校で「~お手軽万能つゆで~ 夏のだし活」講座をやらせていただきました。
会場は、東海ガスくりっぴープラザ。
便利な濃縮タイプの麺つゆがたくさん売られている今、
わざわざ、夏のお昼ごはんにだしをとって麺つゆを作る人は少なくなりました。
だからこそ、手作りの麺つゆは贅沢。
そこで、だしはしっかりとるけど、難しくない、覚えやすい方法を
ご提案させていただきました。
まず、うまみの相乗効果のお話をし、
今回はかつお節、昆布、乾しいたけを使ってだしをとることに。
早朝から真昆布と乾しいたけを水に浸しておきました。
これに、本枯れ節の薄削りを合わせました。
一生懸命、だしをとる受講生の皆さん。
この「うまみの相乗効果だし」に、みりんと薄口醤油を合わせて
素麺つゆの出来上がり。
この素麺つゆをもとにして、ごまだれつゆも作ってもらいました。
だしがらも無駄にしませんよ。
昆布とかつおと乾燥しいたけを使って2品作ってもらいました。
さあ、何ができるでしょうか?
こちらが、だしがら料理です。
・にんじんとアスパラのポン酢和え(かつおと昆布のだしがら使用)
・ピーマンとしいたけのきんぴら(かつおのだしがらと乾しいたけ使用)
そうめんをメインにお昼ごはんが出来上がりました。
薬味は、ミョウガ、大葉、しょうが、ねぎ、梅たたき、ごま。
めんつゆが2種類あって、薬味もいっぱい。
さらに、だしがら料理も2品あったので、素麺が飽きずに食べらると喜ばれました。
また、しっかりだしをとったことで、
市販のめんつゆよりも薄味なのに、うまみが濃いと言っていただきました。
主婦の悩みの種であるだしがらも、ちゃんとした一品になります。
だしがらには、まだうまみが残っていますから、調味料も少なくて済みます。
簡単なお料理でしたが、これをもとにご家庭でだしを活用していただけたら、
本当にうれしく思います。
ご参加くださった皆様、そして
この講座を企画してくださったSBS学苑 ご担当者様、
楽しい時間をありがとうございました。
まだ、気温は低めですが、夏のだし活、始まりました!! (^o^)丿