外気温計が1度とか、マイナス1度とかを表示している深夜の、車窓からの眺め。
こういうときは、自動車の恩恵を一番感じるときの一つでしょうね。車内は暖かく、列車や飛行機のように乗り換えたり乗るのを待ったりすることなく移動できる。日付が変わる時間帯、道も空いていてスムーズに移動できます。
商店街の明かりも落ちて、暗闇は一段と濃くなっています。
子供の頃、ほの暗い寝室の片隅でミニカーを片手に、机やタンスを街の商店街やビルになぞらえながら、自分が夜道を運転していく想像を巡らせていたことを思い出します。
暗闇のせいで、目に入る情報が少なくなってきているので、よけいおもちゃっぽいというか、お芝居の舞台装置っぽさが強調されているように思えます。