うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

越生七福神巡り

2023年01月03日 | まち歩き
(写真19枚です)
正月に七福神巡りをする習慣は、父親がいつからか始めたみたいです。古い写真を見ると、見覚えのある場所が映っています。

僕は少なくとも20年前から、一緒に行っているみたいです。
2003年の写真は、前年11月に買ったニコンF80Dで撮っていて、それが残っています。

以来、その習慣はいつの間にか僕に引き継がれました。
やってる割には、御朱印とか、そういうのはしないし、自転車や歩きの人も多いけど、いつも車で回っています。だいたい道中は箱根駅伝をラジオでやっているのを聞いていて、こちらが巡っているうちにランナーたちは大手町に到着し、次の番組が始まるぐらいまで巡っています。

もう全コース親と回るのは無理ですね。。今年は完全に一人で回りました。

掲げてる写真も、このブログではおなじみのものです。いつも同じことしているから。順番もほぼ決まってます。
法恩寺(恵比寿)冒頭の写真とも。
駅から近いので、ふつうここから始めます。
入口に山門というか、車で来ると屋根のついた構築物の中をくぐって駐車場にたどり着くようになっているところがあるのですが、今の車は幅が広くて怖かったので(今年から新しい車でまわります)、別の入り口から入りました。

このほかにも結構急な坂や細い道を結構通ります。

正法寺 大黒天
甘酒の接待にあずかります。
よく自転車の団体さんと一緒に回ることになりますが、今回はここで遭遇しました。

ここもちょっとした山の中腹にあり、坂を上っていきます。
普通の乗用車はみなふつうに通っているようですが、こちらは腹こすらないかとか、すれ違いで踏み外さないかとか、結構おっかなびっくり走っています。

誰が書いたのかよくわかりませんが。


ここで昼食というのも、毎年決まってます。
蕎麦屋のおばさんが自分のことよく知ってて、今日も今年はお母さん来ないの?と聞かれました。
食事にだけは来れるとは思いますが。来年は行くか。。


弘法山(弁財天)
ここも山の上にあり、かつ駐車場から相当の階段を上る必要があります。
親にとって後年はかなり大変だったと思いますが、かなり遅くまで登っていました。


最勝寺(福禄寿)
なんでもない、山裾の里にあるのですが、毎年どうやって行くのか、とても迷うのです。。

今年も、弁財天の駐車場で住所入力して、ナビ使っていきました。ナビの通りだと最短距離で行かないので、勝手に知ってる道走ってナビの方を従わせます。基本的には越辺川を超えて南に下がり、バス通りに出てから越生梅林の脇を抜けていけばいいのですが、その先もいくつも分かれ道があります。
いつもここで干支の土鈴を買います。

12年前に、さいしょにうさぎのやつを買って、以来毎年買ったのでもう干支の分は全部そろっています(丑年はコロナで販売中止だったので、通販で買った)。
ので、親へのお土産として買いました。


円通寺(寿老人)
越生町の観光センターから、奥に入ったところにあります。
観光センターは正月は営業していません。ふだんは町の名産を売っていて、ゆずとか梅干しとかを買ったりします。



全洞院(布袋尊)
ハイキングコースだとここが最後のお寺になります。
バスの終点もこの辺りで、この先20分ほど歩くと、黒山三滝という、観光名所があります。
名前は有名なのですが、行ったことがありありません。いつか訪れたいですね。
渓流を橋で越えた先にあります。

龍穏寺(毘沙門天)
ハイキングコースでは山の中をずっと歩いてたどり着くようです。
車でもバス通りを外れて林道のようなところをずっと登っていきます。



20年前、初めてきたときは、数日前の雪で道がところどころ凍り付いていました。山を登るうちに残雪がだんだん増えてきて、気候の厳しさがうかがえるような気がしていました。


今日はしかし、全コース上着もいらないくらいの暖かさでした。残雪のなかを巡ったという記憶はここ10数年ありません。
やはり気候が変わってきているのでしょうか。

親子で行っていたころは、帰りはもう日が傾きかけていて、斜光が田園地帯に降り注ぐ風景がとても美しく見えました。

今年はひとりですらすらと巡ったので、ここで終わって2時前ぐらいと、かなり早かったです。。まあ、車内でよもやま話をしながら巡ってた時代が懐かしいけどね。

いつも思うのですが、この静かな山里の風景が、ほんとうはとっても好きなのです。
自分がもっと若くて、色々自由に活動できるなら、この辺に居を構えてテレワークベースでで起業したりとか、面白いかもですね。。

コメント
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