うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

せそう

2023年01月21日 | 社会・経済


連日強盗殺人事件に関するニュースが流されている。関東で続発する強盗事件の特徴は在宅中に複数名で襲撃し、住民、店主を緊縛して暴行、実行犯はSNSで募集され、メンバーを入れ替えて繰り返すというものらしい。

強盗だけではなく殺人事件も多い。特殊詐欺も、あれだけ注意喚起されているのに、繰り返し起きている。

世相が荒れているのではないか。数年続くコロナ渦に、昨年からは戦争も始まった。実質所得は減少し続け、さいきんは諸物価も上昇し始めた。

日本だけではない。パリの北駅周辺では治安が非常に悪化して、暴行、ひったくり、薬物売買などが横行している、と海外ニュースが報じている。オリンピックを1年半後に控えて由々しき問題、としているが、欧米大都市の治安悪化はSNSなどでも、現地在住の邦人の方々が時折つぶやいているのを見かける。

コロナ渦と犯罪件数の関係でいうと、一般的な犯罪はむしろ減少したのだそうだ。

一般的な街頭での犯罪は、平成中期から減少を続けており、コロナ渦が始まってから減少率が高まった。家庭内犯罪も(コロナ渦で)増えたとは言えない。
しかしサイバー犯罪は増えつつある。

記事ではその一方、失業者が増加しつつあることで潜在的犯罪者が増えるかもしれない、長期的には注意が必要だとしている。

これは1年ちょっと前の記事だが、今は少しずつ社会の動きが回復し始めている。犯罪増加はやはり、注意が必要かもしれない。

井伏鱒二「黒い雨」では、主人公が「大きな災厄があった都市では100年たっても人々の悪ずれが治らないそうだ」と独白する場面がある。
日本がネイティブに治安の良い国だなどということはない。幕末の京都なんてすごかったし、だいたいあの辺は1000年単位で見たら・今の方が例外なんじゃないかしら。



もう、寒いもんだからなんだか寒冷鬱っぽいですよ。

6年前のこと(親の介護)とか、ふと思い出します。春にかけて、いろいろ・。ああこの辺でやめとこ。

思い出すといえば、僕も犯罪被害者になったことがあります。
21年前の夏の終わり、泥棒に入られました。珍しく日のあるうちに帰宅したら、なぜか家の窓とかが開いていて妙な感じだと思った瞬間、玄関から屈強な外国人が二人、飛び出してきた。慌てて後を追ったが、すぐ見失った(それでよかったのかもしれない)。
金品はとられなかった(なかった)が、デジカメを盗られた。窓ガラスを割られていた。

犯罪件数が(平成以降で)一番多かった年のことです。コロンビア系の窃盗団がこの辺で暗躍してる、と警察が言ってました。
近所に挨拶に行って、同情もされたけど、だらしないようなことも言われたり。
隣にも入られて(別の犯人)犬が吠えたので諦めたらしいと、のちにわかったり。

ああやだ。思い出すのやめ。あかるいはなしをしよう。

それで、デジカメなくなったので、翌月末に新しいのを買ったのだった。




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