日経電子版では記事の下に論説委員や学者、経営者などが簡単なコメントを寄せるようになっている(「Think!」)。もうだいぶ前だけど、ジャパネットの高田明氏が政府のコロナ対策について「そろそろ人類全体が立場の違いを超えて、戦うべき共通の敵は対立相手じゃなくてウィルスなんだ、と認識できるといいのに。」という趣旨のことを書かれていた(少し探して見たけど見つからなかった)。高田氏のコメントはいつも物事を柔軟にとらえ、世の中を暖かい心で見守る姿勢が表れていて、好きだ。
しかし、現実の世界は分断の傾向が強まり、ひとつにまとまることがより難しくなっている。
為政者たちが今の地位を目指した理由は様々だが、彼らにしても思うように自らの理想を追求できない現状は辛いはずだ。多くの経営者たちもそうだろう。いちおう景気のよい業界の経営者だって、ふだんの生活が息苦しいところは同じだ。
意見が異なるのは当然だし、異なる意見を交換することも有意義なことだ。ただ、往々にしてそれが行き過ぎて、互いに中傷合戦を繰り広げることになりがちだ。。
それは望ましくはないのだが、なにしろ日々色々愚策のような話も出てくるので、なかなか平静ではいられないわな。。
戦争末期に似てきたとか、コロナ敗戦だ、といういい方もよく目にするが、たしかに似てるけど少し違う。戦争は降伏の交渉ができるが、ウィルスに降伏することはできない。
「復活の日」みたいに、人類(とほかの哺乳類)が1年でほぼ死滅しておわり、ということもない。
ので、やはり持久戦ですな。。
そういえばワクチン2度打ってからそろそろ2週間たって、抗体はできてるかとは思うのですが、まえ思ってたような安心感はないですね。。
ところで、毎日危険なほど暑いですが、こちらも気を付けてしのいでいくしかないですね。避暑にいくのも難しそうですし。
気象がおかしいのは人類のせいだから、色々生活を変えようという動きが盛んなわけですが、もちろん気を付けて生活はしますけど、これも来年目に見えてすぐ良くなるという訳でもなし。。
ただ、夜の駐車場でエンジンかけっぱなしにして涼んでるドライバーとか見かけると、こいつめ、とか思ったりするわな。。