
7月初めに修理+車検に出した車がずっと帰ってこなくて、今朝SNSでぼやいていたら、午後に工場から電話が来て「やっと直りました」と。
ぐむ、ひょっとしておぬしSNSみてたんか?と思ったが、とにかくやっと帰ってくる。

僕は若い頃かなりの車好きだったのだけど、30代ぐらいからずっと運転をしなかった(年に数回あるかないか)。また運転するようになったのは数年前だ。
その間に世の中が変わって、ETCだの、セルフスタンドだの、カーナビだのが出てきた・という話は前にも触れた。ハイブリッドも、知ってはいたけど昔は随分へんなくるま、という感じだったんだけどな。
なので、基本的に古い車の方が良いっていうか、なんか乗るとホッとする。
いまどきの車の、特にメーターとかのぎらぎら賑やかな感じがきらい。なんか目がつかれる。

のだが、あんまり車が直らないので、このさい国産新車でもかっちまうか、と、ムック本を買ってきた。
あと、ウェブサイトで各メーカーの現行モデルを見たり、シミュレーションしてみたりもした。
それで、陳腐な感想だとはおもうけど、「自動車というものは・・」と思ったことがふたつある。
自動車というものは;
①なんでああでかくなるんだろう
シビックって、大昔は全長3.4m, 全幅1.5mしかなかったのに、最新型は4.6 x 1.8mもある。アコードも昔は全長4mそこそこのコンパクトサイズだったのに、今はクラウン並みのサイズになってしまった。
これはホンダや他の日本車だけの話じゃなくて、VWゴルフもどんどんでかくなっている。
昔は、そう聞かれるとメーカーの人は、人間の平均的な体格は年々大きくなっているからだ、と良くこたえていた。
50年前に身長1.7mといえばまあ、ふつうの男性の体格だったとおもうが、今もし身長2.3mの人を見かけたら、それはものすごく背の高い人だと思うのだが。。
②なぜああ同じような車になってしまうのか
これは昔からずっと変わっていない。
抑揚のあるまるっこい車が流行ると、どのメーカーもそういうデザインになる。角ばった車が流行しているときに、丸い車を出しても売れない。
背の低い車が良く売れると、どんどん低くなる。今は背が高い車の方が主流で、どちらかといえばこの方が健全な気もするが、背の低い車はあまり売れないので、そういうのが好きな人には困った時代だ。
もっとも、子細に見ると色々例外や工夫もあるようだ。ゴルフが肥大化しても、一回り小さいポロを作り、更にUp!とかも追加してこれを補うとか、ほぼ同じサイズでモデルチェンジしている車も少なくない。
軽自動車はサイズの制約が厳しいのに、デザインのバリエーションがすごい。少しクラシックなタイプ、クロカン風、色々ある。ああいうのを見てると、いかにも日本人のしごとだなあ、という感じがする。制約のある中でなんとか差別化をはかる、真面目さが感じられる。。
そのうちディーラーで試乗してみようかしら。。でも、行くとセールスがいっぱい来て大変かもな。。