百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

尼崎の居酒屋「おのろじ」が二毛作ラーメン店に 客の声に応え継続へ

2017-01-17 | Weblog

店舗外観

 阪神尼崎の居酒屋「和酒おのろじ」(尼崎市東難波町5、TEL 06-6487-3030)が昨年12月1日、昼限定、期間限定で始めたラーメン店「支那そばかりん」の継続が決まった。

 店主が生産者の元を直接訪れて仕入れる国産の醸造酒(日本酒、日本ワイン、クラフトビール)と手作り料理を提供する同店。店舗面積は18坪。カウンター8席、テーブル30席。

 大のラーメン好きという店主の立尾創(たてお・はじむ)さんは、店舗を営む傍ら関西を中心にさまざまなラーメン店を食べ歩いていたという。半年ほど前に「自分の味を作ってみたい」と構想を抱き、試作を重ねて2種類のラーメンを完成させた。昨年12月1日に昼限定、期間限定で「支那そばかりん」をオープンした。立尾さんは「どこで聞きつけたのか、初日からたくさんのお客さまが来てくれた。最初は2週間くらいの限定のつもりだったが、惜しむ声を多く頂き、継続することにした」と話す。

 メニューは塩ダレのスープに昆布締め鶏、つくね、メンマ、味玉、ネギが載った「塩そば」と、しょうゆダレのスープに豚チャーシュー、つくね、メンマ、味玉、ネギが載った「しょうゆそば」(以上750円)。麺はオリジナルの中細ストレート麺。「麺大盛り(20%増量)」(100円)、「昆布締め鶏」(200円)など各種トッピングも可能。「本日のごはん」(350円)も用意し、取材当日は「とりそぼろごはん」「とり皮あぶり丼(ミニ)」「チャーシュー丼(ミニ)」の3種類。ドリンクメニューは「グリーンスムージー」(250円)、「瓶ビール」(600円)。

 「味の特徴は、自然素材だけを使った無化調(化学調味料不使用)スープ。鶏ガラと和風ダシのダブルスープに、自分のこだわりとしてタレに日本酒とワインをひそませ、味に深みと広がりを持たせた」と立尾さん。「ゆくゆくは、別店舗として独立させる予定。お客さまの期待に応えていきたい」と意欲を見せる。

 「支那そばかりん」の営業時間は11時30分~14時(スープが無くなり次第終了)。日曜・月曜・祝日定休。「和酒おのろじ」の営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。

 

出典元

http://eonet.jp/gourmet/news/amagasaki431.html


昆布料理の基本・出汁を引く

2017-01-17 | Weblog

『ダシが美味しい』って皆さん言われます!

 


 
 
ダシは素材の旨味を引き抜くことから
「引く」と言います。
  
 
また、引き方は料理人十色です。
それは、その料理人が作る料理が
違うことや食材の違いや考え方の
違いから、その料理人にとって
ベストな引き方なのです。
 
 
私の引き方は・・・
濃厚で海の旨味がタップリの
北海道の天然羅臼昆布を前日から
水に浸して火にかけて、
沸く寸前に昆布を引き抜き
タップリの削り節を投入。
 
 
 
削り節は主に「シビ」を使います。
シビとは、マグロの削り節の事です。
そのマグロの血あい抜きの雑味がない
高価な削り節を贅沢に使います。
 
 
 
火を止め自然に落ちるのを待ち、
濾して自然に落ちる雫だけを
贅沢に使います。
 
ダシのしずく取りなのです~
 

 
日本酒で「しずく取り」ってあるのですが、
絞るときに圧力をかけなくて
袋から自然におちる日本酒だけを
瓶詰めするのです。

どうしてもギュッと圧力を
かけて絞るのと量が半分以下になるので
高価になるのです。
 
 
 
その代わり、
雑味がなくキレイな味わいになるのです。
 
そのため、
一升瓶で普通に1万円以上はする値段になります。
 
  
普通の純米酒が2,500円や3,500円だと
考えるととても高価ですね。
 
 
私はダシでもそうするのです。

雑味と濁りがない
キレイな味わいのダシになるのです。

量より質です。

それも贅沢に!
 
 
そこまでするの?
バカじゃないのって
同業者に言われた事があります。
 
 
そこまでバカマジメでやってます。
 
 
しかし、この引き方が、

【私のダシの美味さの秘密なのです!】
 
 
 
 
このダシの「お吸い物」は、

お椀のフタを開けると、

柔らかい「木の芽」の
「さわやか」な香りと、

その後から

「ふわっ」とダシの風味である
昆布と削り節の薫りが追いかけてきます。
 
  
ひと口、口に含むと舌の上から口じゅうに
ダシの風味と旨味がやさしく広がります。
 
  
  
さらに、その風味を最大限楽しみたい時は

是非是非『目を閉じて』味わって下さい!
  
 
 
 
その風味が鼻から抜けると、

『日本人で良かった!』と思える瞬間です。
 
 
  
 
この「椀物」は、
おまかせ料理の2品目で提供しています。