“Serra della Contessa 2003” Benanti –Sicilia
品種は、ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョ。
19世紀にワイン界の歴史を大きく動かした(それも悪い方向へ)のは、ブドウネアブラムシ、つまりフィロキセラである。イタリアにもフィロキセラはやってきたので、フランスほどではないにしても被害は大きかった。しかし、未だに、フィロキセラに侵されていないブドウの樹がわずかだか残っている。エトナ山も、その高度ゆえ、フィロキセラがやって来なかった場所の一つである。このワインは、エトナ山の、樹齢75年から100年の畑の、フィロキセラに侵されていないブドウの樹から採れるブドウで造っている。
色は濃い目のルビー色。色に深みがある。
香りは、森の木の実のコンフィ、ドライのスミレ、やや甘い感じがパイプタバコ、アニス、リコリースなど。そして、ミネラル臭が奥にある。なかなか良い奥行きを感じる。
味は、インパクトがある。甘いくらいで、まろやかさを感じる。Grassoと言う感じ。タンニンは若いが柔らかく、味の強さ良し、持続性も充分ある。シチリアのワインだしで、当然ボディがあり、後味が甘く心地良い。
品種は、ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョ。
19世紀にワイン界の歴史を大きく動かした(それも悪い方向へ)のは、ブドウネアブラムシ、つまりフィロキセラである。イタリアにもフィロキセラはやってきたので、フランスほどではないにしても被害は大きかった。しかし、未だに、フィロキセラに侵されていないブドウの樹がわずかだか残っている。エトナ山も、その高度ゆえ、フィロキセラがやって来なかった場所の一つである。このワインは、エトナ山の、樹齢75年から100年の畑の、フィロキセラに侵されていないブドウの樹から採れるブドウで造っている。
色は濃い目のルビー色。色に深みがある。
香りは、森の木の実のコンフィ、ドライのスミレ、やや甘い感じがパイプタバコ、アニス、リコリースなど。そして、ミネラル臭が奥にある。なかなか良い奥行きを感じる。
味は、インパクトがある。甘いくらいで、まろやかさを感じる。Grassoと言う感じ。タンニンは若いが柔らかく、味の強さ良し、持続性も充分ある。シチリアのワインだしで、当然ボディがあり、後味が甘く心地良い。