“Vigna Flaminio 2004” Vallone -Puglia
隠れた名品(隠れてない??)“グラティッチャイアGraticciaia”(ネグロアマーロ100%)を造るワイナリー。グラティッチャイアは、干したブドウで造る辛口赤ワイン。アマローネに似ているが、アマローネは室内で干し、グラティッチャイアは外でも干すところが違う。南イタリアでは、まだ、ブドウを外に干すところが結構残っている。
そんなわけで、グラティッチャイアは、当然値段が張るし(それでも40ユーロ前後。さすが、プーリア!)生産量も少ないが(25000本)、それ以外のワインは生産量も多く、10ユーロ以下と、嬉しいプーリア値段(?)である。しかし、決して悪くない。
ワイナリーは、細長いプーリア州の、だいぶ南に位置するレッチェにある。
品種は、プーリアの土着品種ネグロアマーロ70%、アブルッツォ州で特に有名なモンテプルチャーノ20%、マルヴァジア・ネーラ10%(普通のマルヴァジアは白だが、これは黒ブドウ)。
色は、濃い目のガーネット色で、つやがとても良い。
香りは、よく熟したフルーツがきれい。サクランボ、ブルーベリー、プルーンなど。そして、ドライの花の香りとスパイス臭。スパイスは、甘い香りと辛い香りがうまく絡む。香りの奥には腐葉土もある。革、カカオなどがもう少しで出てきそうな感じ。ロゼにもあったが、アルコールがやや立つ感じがある。
味は、プーリアらしく、ボディがある。熟したフルーツが甘くまろやかな感じ、しかし、そこに、アニマル臭的な南イタリアらしい臭みとカカオなどのほろ苦さが混じる。味は強く、持続性も良い。熱い感じが、南イタリアを充分感じさせる。
余談だが、ネグロアマーロという、イタリアではこのところかなり人気のロック・ポップスグループがある。何でネグロアマーロ?というと、プーリア州出身だからだそうだ。とても良いネーミングだと思う。おかげで、品種ネグロアマーロの知名度もぐっと上がった。品種ネグロアマーロがお好きな方は、ぜひ、ネグロアマーロを聴きながら飲んでください。
隠れた名品(隠れてない??)“グラティッチャイアGraticciaia”(ネグロアマーロ100%)を造るワイナリー。グラティッチャイアは、干したブドウで造る辛口赤ワイン。アマローネに似ているが、アマローネは室内で干し、グラティッチャイアは外でも干すところが違う。南イタリアでは、まだ、ブドウを外に干すところが結構残っている。
そんなわけで、グラティッチャイアは、当然値段が張るし(それでも40ユーロ前後。さすが、プーリア!)生産量も少ないが(25000本)、それ以外のワインは生産量も多く、10ユーロ以下と、嬉しいプーリア値段(?)である。しかし、決して悪くない。
ワイナリーは、細長いプーリア州の、だいぶ南に位置するレッチェにある。
品種は、プーリアの土着品種ネグロアマーロ70%、アブルッツォ州で特に有名なモンテプルチャーノ20%、マルヴァジア・ネーラ10%(普通のマルヴァジアは白だが、これは黒ブドウ)。
色は、濃い目のガーネット色で、つやがとても良い。
香りは、よく熟したフルーツがきれい。サクランボ、ブルーベリー、プルーンなど。そして、ドライの花の香りとスパイス臭。スパイスは、甘い香りと辛い香りがうまく絡む。香りの奥には腐葉土もある。革、カカオなどがもう少しで出てきそうな感じ。ロゼにもあったが、アルコールがやや立つ感じがある。
味は、プーリアらしく、ボディがある。熟したフルーツが甘くまろやかな感じ、しかし、そこに、アニマル臭的な南イタリアらしい臭みとカカオなどのほろ苦さが混じる。味は強く、持続性も良い。熱い感じが、南イタリアを充分感じさせる。
余談だが、ネグロアマーロという、イタリアではこのところかなり人気のロック・ポップスグループがある。何でネグロアマーロ?というと、プーリア州出身だからだそうだ。とても良いネーミングだと思う。おかげで、品種ネグロアマーロの知名度もぐっと上がった。品種ネグロアマーロがお好きな方は、ぜひ、ネグロアマーロを聴きながら飲んでください。