“Trebbiano d’Abruzzo 2006” マロラッティカなしヴァージョン
“Trebbiano d’Abruzzo 2006” マロラッティカありヴァージョン Giuliano Pettinella –Abruzzo
手書きラベルの自家製ワイン、トレッビアーノ2種。造っている人は隣のマルケ州在住。
2種は同じ年、同じ畑、同じ品種で造り方だけが違う。
こういう比較は何にも増して面白い。
① マロラッティカなしヴァージョン
色は黄金色。②とほぼ同じ色合い。透明感あり、輝きが実にきれい。
香りは、最初、ぱっと開くが、すでに熟香が強く出ている。ミネラル臭が強く、野菜系の臭み、香草、アニマル臭、ドライフルーツ、スパイス臭などかなり辛口の香り。香りの変化はおとなしく、最後は、ちょっと枯れた感じにもなる。
味は、かなり酸がある。非常に辛口の印象。ミネラルが刺激的pungente。細いが、後味は結構長く続く。
香りより味の方が良いタイプのワイン。
② マロラッティカありヴァージョン
色は、①とほぼ同じの黄金色。
香りは、最初はちょっと閉じ気味だが、だんだんと開いてくる。心地よい甘い香り。とても同じ品種で同じ畑、同じ年とは思えない。
煮たリンゴ、黄色の花、熟したフルーツ、コンフェッティconfettiのような甘い香り、そして、ミルク味の飴、樹脂を含んだ木の香り。ミルクの飴はマロラッティカだし、木の香りは、木樽熟成だとはっきりわかる。
味は、インパクトがかなり強い。木がすぐに出てくる。まろやかさがあり、酸はだいぶ抑えられている。後味は、最後がやや消える感じで、わずかだがほろ苦さが出る。
味より香りの方が良いタイプのワイン。
これで元が同じなんだから、信じられない。
“Trebbiano d’Abruzzo 2006” マロラッティカありヴァージョン Giuliano Pettinella –Abruzzo
手書きラベルの自家製ワイン、トレッビアーノ2種。造っている人は隣のマルケ州在住。
2種は同じ年、同じ畑、同じ品種で造り方だけが違う。
こういう比較は何にも増して面白い。
① マロラッティカなしヴァージョン
色は黄金色。②とほぼ同じ色合い。透明感あり、輝きが実にきれい。
香りは、最初、ぱっと開くが、すでに熟香が強く出ている。ミネラル臭が強く、野菜系の臭み、香草、アニマル臭、ドライフルーツ、スパイス臭などかなり辛口の香り。香りの変化はおとなしく、最後は、ちょっと枯れた感じにもなる。
味は、かなり酸がある。非常に辛口の印象。ミネラルが刺激的pungente。細いが、後味は結構長く続く。
香りより味の方が良いタイプのワイン。
② マロラッティカありヴァージョン
色は、①とほぼ同じの黄金色。
香りは、最初はちょっと閉じ気味だが、だんだんと開いてくる。心地よい甘い香り。とても同じ品種で同じ畑、同じ年とは思えない。
煮たリンゴ、黄色の花、熟したフルーツ、コンフェッティconfettiのような甘い香り、そして、ミルク味の飴、樹脂を含んだ木の香り。ミルクの飴はマロラッティカだし、木の香りは、木樽熟成だとはっきりわかる。
味は、インパクトがかなり強い。木がすぐに出てくる。まろやかさがあり、酸はだいぶ抑えられている。後味は、最後がやや消える感じで、わずかだがほろ苦さが出る。
味より香りの方が良いタイプのワイン。
これで元が同じなんだから、信じられない。