在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Champagne e prosciutto D'Osvaldo ドズヴァルドの生ハム

2017-12-04 13:55:47 | もろもろの食べ物
シャンペンとドズヴァルドの生ハム



いつもの大判振る舞いのエノテカ、ディ・ビアジョでの試飲会。
毎週土曜日の午後に開かれている。(休みの時期もある)

今週はシャンペンとドズヴァルドの生ハム。

ドズヴァルドとはいかに???

で、当然のごとく顔を出した。

ドズヴァルドの生ハムは、イタリアで最も美味しいハム(の一つ)と思っている。

かるーーーーい燻製の香りほのか(最高〜)、燻製しているから、いわゆる生ハムとはちょっと違う、しかし、燻製ハムのスペックとも違う。

それは、煙で燻製をするのではなく、蒸気で燻製するから。

大きな鉄鍋いっぱいに大量の香草を入れ、ハムにその香りがほのかに付く。



詳しくは、ずーーーーと前、訪れた時に記事にしているので見て(探して)いただければ嬉しいが、その時に見た小さな燻製用の部屋は、今は衛生管理規定から外れてしまうらしく、使用していないと知った。

それでもドズヴァルドのハムは美味しい。

うまい。

唸るほどうまい。

もちろん、知らないと普通の生ハムと違う事に気が付かない程度だが、いや、この違いが大きいのである。

食べた事のない方には説明が難しいのが申し訳ない。
イタリア好き、イタリア食好きとなれば、イタリアに来た時に是非探して欲しい。
(かなり難しいのだが。。。そして値段が高い。。。)



今回はシャンペンの方が味が強く、本当はもう少しデリケートなタイプと合わせた方が良いと思ったが、その辺りはご愛嬌。

Piere Sauvignon 2014 Vie di Romans

2017-12-04 13:44:53 | Friuli フリウリ
Piere Sauvignon 2014 Vie di Romans



ひさびさにイタリアにいらした友人を家にお誘いして開けた1本。

もう少し取っておいても良かったのだが、2年程度家に置いておいて、ちょうど飲み頃になっていると思ったらその通りだった。



ヴィエ・ディ・ローマンスは綺麗なワインを造るので大好き。

これも、まさに、透き通るという表現がぴったりなくらい、優雅で、繊細で、見事に洗練されていた。
(ラベルも品が良い)

リリースされたばかりだと、味わいがちょっと物足りないくらいだが、やっぱり数年の熟成を経ると、白は絶対に美味しくなる。
2014年だから重たすぎず、やや軽めの仕上がり。
ソービニオンのコクが増して、満足。++++(+)

やっぱり、白は数年置いて飲むに限る。

こちらのソーヴィニオンは樽使いではない方。
樽が好きな方は、Vierisを。
私は樽使用ではない方が好みなので、Piereの方が好き。

なお、今は、PIere Sauvignonではなく、単にPiereになっているよう。
樽使いのソーヴィニオン、Vierisは、シャルドネで似たような名前のがあるので(Ciampagnis Vieris)があるのでご注意を。 

間違って買ったら品種が大違い。(笑)