在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Dolcetto d'Alba Bricco Caramelli 2014 Mossio

2017-12-22 23:27:24 | Piemonte ピエモンテ
Dolcetto d’Alba Bricco Caramelli 2014 Mossio



友人ルカのハウスワインは、モシオのドルチェットのこの一つ下のクラス。(Piano della Perdoni)
直接購入するからいる?と言われ、何本か買ったのは去年。

この、一つ上のクラスのワインと混ぜて購入。

うーーん、どっちが好きか?
と聞かれると、私もやっぱりもう一つの、下のクラスのワインの方が好き。
軽くて、ドルチェットにある重たさがなくて飲みやすい。

しかし、落ち着いて飲みたい時にはこちらもいい。

最後の1本になった。
ここ数日、食事中、食後と、ちびちび飲んでいる。



下のクラスのと比べて、こちらの方が、当然、しっかりした色合い。
ドルチェットらしい濃いめの色合いだが、どす黒いようなことはなく、明るみを帯びている。
ピエモンテ方言で、ブリッコは、頂上の意味。
カラメル(複数)は、カラメル、キャラメル、つまり焦げたものの意味。
かなり暖かいというか、日が当たる丘の頂上なのだろう。
ふくよかな香りが広がる。
熟した赤いフルーツ、チェリーより、よく熟れたスモモが強い。
野菜風の香りもないわけではないが、スパイスとしておこう。
ブラックチェリー風の甘い香りを吸わせたパイプタバコ。。。
酸味があるのが、飲みやすさになっているのだが、やはり、若干重ため。
後味は、ふわっと広がる感じで続く。+++(+)

ちびちび、ちびちび。。。。

最近は、馴染みのマルコの店でも手に入るようになった。
マルコも下のクラスのPianoと合わせて気に入ったらしい。