Ciro Aris 2014 Arcuri Sergio
トリプルA
カラブリアのワインらしくない、が本音。
カラブリアのワインが悪いわけではないが、まだまだエレガントなワインが少ない。(と思っていた)
田舎っぽさの残るワインがどうしても多い。(と思っていた)
たまにちょっといいと思うのがあっても例外。(と思っていた)
確かにこのワインは例外なのであるが、あれー、カラブリアにトリプルAのワインがあるんだー
トリプルAは、
Agricoltori(農業従事者)
Artigiani(工芸者)
Artisti(芸術家)
の頭文字3つをとったもの。
つまり、オーナー自らがワインを作品同様に精魂込めて造っている(名ばかりのオーナー、ワイン造りは任せていると言うオーナーも多い)ということが条件。
トリプルAのワインは、たいていシールが貼ってある。
自慢そうに貼っているが、これは自慢してくれていい。
ただの自然派ワインとちょっと一線を画すように、ちょっと違うワインと言っても過言ではないからである。
インパクトがカラブリアのワインらしくない。
そして、エレガント、品が良い。
もちろん、すぐに、自然派ワインだとわかる。
還元臭、アニマル臭、やや臭みがあり、しかしそれほど強くはなく、これらの香りが落ち着いてくると、花の香り、フルーツ、スパイス、
程よい強さで続く。長くというのではなく、しばらくたっても、という意味で、若干安定感がありすぎというか、変化が乏しいわけだが、香りがあまり変化せずに続く。
アタックは優しく、タンニンがやや苦く、酸に覆いかぶさる感じ、塩味を隠すのであるが、程よく長く続く。++++
チロ、ガリオッポ100%。
トリプルA
カラブリアのワインらしくない、が本音。
カラブリアのワインが悪いわけではないが、まだまだエレガントなワインが少ない。(と思っていた)
田舎っぽさの残るワインがどうしても多い。(と思っていた)
たまにちょっといいと思うのがあっても例外。(と思っていた)
確かにこのワインは例外なのであるが、あれー、カラブリアにトリプルAのワインがあるんだー
トリプルAは、
Agricoltori(農業従事者)
Artigiani(工芸者)
Artisti(芸術家)
の頭文字3つをとったもの。
つまり、オーナー自らがワインを作品同様に精魂込めて造っている(名ばかりのオーナー、ワイン造りは任せていると言うオーナーも多い)ということが条件。
トリプルAのワインは、たいていシールが貼ってある。
自慢そうに貼っているが、これは自慢してくれていい。
ただの自然派ワインとちょっと一線を画すように、ちょっと違うワインと言っても過言ではないからである。
インパクトがカラブリアのワインらしくない。
そして、エレガント、品が良い。
もちろん、すぐに、自然派ワインだとわかる。
還元臭、アニマル臭、やや臭みがあり、しかしそれほど強くはなく、これらの香りが落ち着いてくると、花の香り、フルーツ、スパイス、
程よい強さで続く。長くというのではなく、しばらくたっても、という意味で、若干安定感がありすぎというか、変化が乏しいわけだが、香りがあまり変化せずに続く。
アタックは優しく、タンニンがやや苦く、酸に覆いかぶさる感じ、塩味を隠すのであるが、程よく長く続く。++++
チロ、ガリオッポ100%。