乱鳥の書きなぐり

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恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』 51 二十三丁裏と、『伊勢物語』岩波古典文学大系9

2020-09-20 | 在原業平、そして、伊勢物語 と、仮名草子 仁勢物語

恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』 51 二十三丁裏と、『伊勢物語』岩波古典文学大系9

 



富田高至 編者

和泉書院影印業刊 65(第四期) 1998年




下 51 二十三丁裏

 

二十三丁裏

◯をかし男、人の先約ある女をむかへて

   よひしうへハ 科なき時や去らざらん

   鼻さへそける めさへたたれめ

 

『仁勢物語』和泉書院影印業刊       

  

   よひしうへハ 科なき時や去らざらん

   鼻さへそける めさへたたれめ

 

『伊勢物語』岩波古典文学大系9より写す

 

   植ゑし植ゑば 秋なき時や咲かざらん

   花こそちらね 根こそ枯れめや

 

 

よひしうへハ

 呼びし上は

 

科なき時や去らざらん  岩波古典文学大系 『仁勢物語』頭注)

 不義の科の無い時は離婚しないだろうが、お前はきっと不義をして、去って行くだろう。

 離婚の時は、不義の刑罰として、鼻まで削ぎ、なた、悲しみの涙で、目までただれるであろう。

 

不義〘名〙

 ① (形動) 義にそむくこと。人の道にはずれること。

  また、その行ないや、そのさま。

  ※続日本紀‐天平勝宝九年(757)七月戊午「右大臣豊成者、事レ君不忠。為レ臣不義」

  ※仮名草子・身の鏡(1659)下「たとひ不義(フギ)なる事を云共、〈略〉わけを云ていさむべし」 〔易経‐繋辞下〕

 ② 十悪または八虐の一つ。

  主人、長官、師を殺すなどの不法行為に科される古代刑法の罪名。〔律(718)〕

 ③ 男女の道にはずれた関係。みそかごと。姦通。密通。

  ※仮名草子・智恵鑑(1660)九「后(きさき)よりめさるるとてよびよせ。不義をおこなひ給へ共」

 

鼻さへそける めさへたたれめ

 鼻さえ削げる、目さえ爛(ただ)れ目

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映画『Joker ジョーカー』5★/5 2019 トッド・フィリップス監督 ホアキン・フェニックス他

2020-09-20 | 映画

 

 

 映画『Joker ジョーカー』5★/5 2019 トッド・フィリップス監督 ホアキン・フェニックス他

 

  • 原題/Joker
  • 制作年/2019
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/122分
  • 内容時間(吹替版)/122分

 

  • 監督
    トッド・フィリップス
  • 製作
    トッド・フィリップス
  • 製作
    ブラッドリー・クーパー
  • 製作
    エマ・ティリンジャー・コスコフ
  • 脚本
    トッド・フィリップス
  • 脚本
    スコット・シルヴァー
  • 撮影
    ローレンス・シャー
  • 音楽
    ヒルドゥル・グーナドッティル監督

 

 どこを切り取っても重機腕面白い。

 全体のシグガキを通すと、さらに面白い。

 

 主役役者を廃め、うない役者が多い。

 ホアキン・フェニックスの表情や表現や身体能力に圧倒された。

 

 決して映画では済まされない、現在社会が巧みに描かれている。

 このえいはが、私は好きだ。

 

 

 

 

役名 役者名
アーサー・フレック ホアキン・フェニックス
マレー・フランクリン ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド ザジー・ビーツ
ペニー・フレック フランセス・コンロイ
トーマス・ウェイン ブレット・カレン
アルフレッド・ペニーワース ダグラス・ホッジ
 
 
ホアキン・フェニックス
 
 ホアキン・ラファエル・フェニックス(Joaquin Rafael Phoenix、旧姓:ホアキン・ラファエル・ボトム/Joaquin Rafael Bottom、1974年10月28日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。
 
 かつてはリーフ・フェニックス(Leaf Phoenix)の芸名で活動していた。
 
 役者一家として知られるフェニックス家の次男で、早世した映画俳優リヴァー・フェニックスは兄、女優レイン・フェニックスは姉、女優サマー・フェニックスは妹にあたる。
 
 また妹がベン・アフレックの実弟であるケイシー・アフレックと結婚した事から、アフレック家とも一族関係にある。
 
『スペースキャンプ』への出演から子役としての経歴を積み始める。
 
 26歳の時に出演した『グラディエーター』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、若手の個性派俳優として注目を受けた。
 
 その後も『サイン』『ホテル・ルワンダ』などの話題作に出演を続け、2006年に『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でゴールデングローブ賞主演男優賞とグラミー賞を受賞、俳優としての名声を確立した。2008年10月27日には歌手への転向を宣言してアメリカの映画界を騒然とさせたが、後にモキュメンタリー作品の為の芝居であった事が公表された。
 
 2012年、復帰作となる『ザ・マスター』で主役のフレディ・クィエル役を演じ、ヴェネツィア国際映画祭男優賞をフィリップ・シーモア・ホフマンと共同受賞した。

 

 「バットマン」シリーズの代表的ヴィラン(悪役)、ジョーカーを主人公とした、2019年の世界的ヒット作。第92回アカデミー賞で、主演男優賞と作曲賞の2部門を受賞。

  • 第76回(2019)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞ほか
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