乱鳥の書きなぐり

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『天理市立黒塚古墳展示館』三角縁神獣鏡33面 画文帯神獣鏡1面(複製)、黒塚古墳石室 原寸大模型

2014-09-22 | 美術・文様・展示物





  『天理市立黒塚古墳展示館』

 

 



『天理市立黒塚古墳展示館』

 天理の石上神社(いそのかみじんじゃ)から柳本まで散歩した後、天理市立黒塚古墳展示館に立ち寄ってみました。
 一階には吹き抜け下に黒塚古墳の石室が原寸大(長さ8.3m)で再現されております。
 不思議なことに、底の水銀朱の紅は薄い部分が広く、中央に濃い水銀朱が再現されておりました。ですがこれについてはおろか水銀朱の説明さえ記されて要らず、詳しいことはわかりませんでした。

 黒塚古墳(古墳時代初期の前方後円墳である)から出土した鏡の複製品が展示されています。
 二階では三角縁神獣鏡33面、画文帯神獣鏡1面
 オリジナルではないとはいえ、おそらく中国方伝えられたであろう文様の面白さに見入ってしまいました。
 また、神文と獣文の数を数え、配置角度を楽しみ、回りの文様を丹念に見てまいりました。
 こういった鏡のオリジナルは奈良県立橿原考古学研究所で拝見させて頂いたことがありますが、大和古墳群を見てのハイキングの帰りに黒塚古墳の側で見る鏡はレプリカとはいえ良い味わいがあるなと感じました。




   
  『天理市立黒塚古墳展示館』
   奈良県天理市柳本町1118-2
   



 







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