乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

徒然

2011-02-19 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 
 2/19 今月2/3がすぎ、今年5/36すぎ 残り1/3或は 31/36

 1/3ヶ月 10日間、31/36年 310日

 時間はたっぷりあるが この一時間一分一秒は短い
    
 一時間一分一秒を愛おしく感じる過ごし方がいいな

 よし、当分の課題にしよう


 
 さて19日

 今日は何をしようかな

 日常の家事をこなして、あとは思い切り自由

 自分は気持ち 前を向いて歩みたいな。

 楽しみたいね うん 楽しみたいな



 みなさんも納得のいくお時間をお過ごし下さいネ☆



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徒然   木簡から 『土佐日記』の中での 紀貫之の姿を思い浮かべる。

2011-02-18 | 紀貫之










 奈良の苑池から大量の木簡が出てくることがあったという。

 博物館では木簡というものを見る機会に恵まれる場合が多いが、この木簡を読むと当時の様子がわかる。

 何のなにがしがなにがしに何々しかじかを献上しただの、こまごまとした記録が記されている場合が多い。

 そういうと奈良の長屋王に献上したという薬草

 薬井という奈良の地から蕪などの薬になる植物を長屋王に徒歩で運んだ際にも、木簡も一緒に献上されたという。

 この事から考えると、昔 貴族や氏族を意識した人間がなにがしをもらったといった記録を付けることは普通の行為だったのではないだろうか……。

 であるならば、紀貫之は女々しいとも言い切れないかも知れない。

 掃除をしながら、ふとそんなことを思い浮かべた。





『土佐日記』に出てくるような細かな記録は、当時多くの男性が個人的にも記録していたのでしょうか?

 わたしは歴史が苦手ですので、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただければうれしいです。

 なにとぞよろしくお願い申し上げます。










 余談ですが上に書いた薬井は北葛城郡の王寺の近く。

 今も井戸が残り、その水は目にいいと言い伝えられていますが、実際には重曹?濃度が強く使用することはできません。

 昔から薬になるとされる野菜などを育てられていた土地です。

 武田薬品工業株式会社の社長さんは、確か薬井の出身だったように記憶しています。










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徒然

2011-02-18 | 乱鳥徒然 Rancho's room.







 昨日歌舞伎役者の愛之助さんのニュースが流れ、今朝京都の友人から電話がかかる。

 出どころは察しが付くと、歌舞伎ファンのもっぱらの評判とのこと。

 今朝のバラエティ?ニュース?でもいいづらそうにまわりの方がお話の出所とおっしゃってた と、教えてもらう。

 友人は、愛之助さんそのもののに対しての問題発言ではなく、出所の方が問題だと笑っていた。




 そういうと今年五月も大阪の松竹座では團菊祭興行がはられる

 菊之助さんはお上手だから、今年もおそらく昼夜かな

 現在は演目未発表。成田屋さんご子息は緩やかな演目が選ばれるのだろうな。

 諸問題を考え、できるだけ後半の最終に行くことにしたい。



 
 三月 南座で見たい演目があったが、出演者の関係であきらめる。

 以前観た『ヤマトタケル』は二役などの見分けがつかず、混乱したよ

 現代の言葉に近いのに、私にはむずかしい猿之助劇団さん

 演目は気になるんだけどなぁ………。




 芝居もいいけどね………。

 今は芝居より自分の足で色々な所をを見て回りたいな

 とりあえず伏見でも楽しんでみようかな。

 受け身じゃなく、一歩前に進みたいね。









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18; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説 2

2011-02-18 | 紀貫之





 2011年度 18



        『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説 2



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説

 日本古典文学大系20

 岩波書店

 昭和32年 




 どうも引っかかる部分があり、新日本古典文学大系24に続けて 日本古典文学大系20の解説を読む。

 日本古典文学大系20の方が古い解釈なのかどうかは私にはわからないが、説明内容が多い。

 気になる部分は多かったが、ほんの一部だけ記録したい。


「土佐日記」は古くは「土左日記」
          娘にいうと「土左日記」は中高で聞いたという。ふーーん
「とさの日記」とも呼ばれていた。(5)

 
「土佐日記」は構成上、長短あり。 (12)


 和歌も       多 無 少 多  といった方式   (12)


 脈絡を失わない 

    かぜなみの  かぜふけば  かぜなみやまねば  きのふのごとし  ただなみのしろきのみぞ…  (13)  


 土佐日記はその表現仁も主観の混沌がみられ、描写性も必ずしも豊かでは無く、個性に徹した深刻さにいささかかけるところがあって、数え上げえば、そこばくの血管はまのかれ得まい。………(14-15)


 従来の日記の意義、内容、等質などにすくなからぬ変革がみられ……(15)



「土佐日記」をAに問うと嫌いだったといい、詳しく理由までのべる。

 またBに聞くと印象は良かったという。

 何やら「土佐日記」の襞(ひだ)の深みにはまり込み、もがく。

 書斎から 萩谷朴著『土佐日記全註釈』(角川)を拝借。

 ぱらぱらめくると時間やら日の出日の入りやら やたら詳しい。

 日本古典文学大系20 土佐日記の解説にも参考文献としてあげられていた内の一冊だ。

 詳しいぞ。540ページあるから、授業に換算すると2単位くらいはためになるかな?とらぬ狸…か?

 あはは これで助かったと胸をなで下ろした。


 よかったよかった(*^o^*) これでおしまい







 
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17; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説

2011-02-17 | 紀貫之





 2011年度 17



        『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」の解説

 新日本古典文学大系24

 岩波書店

 1989年 佐竹昭広編集
 



 自分の角度から読んだ「土佐日記」

 次回は冷静に読みたいと思い、解説を読む。

「土佐日記」の初めに簡単に書かれた導入が詳しく記されている。

 いくつか気になるところがあった。



 ☆1 「男もすなる日記」という公的な日記のもどきとして……。しかしそれは女性を仮託することと共に、方法の問題である。
  (501-502)

 ☆2 『土佐日記』において、おかしみとことば遊び(505)

 ☆3 『土佐日記』には、男と女、主人と客人……表現、対の認識が目立つ。これを破る、これをまとめるのが第三の視点からの表現であり、そこに批評性が顕著に表出……この作品の表現世界の全体かの構造もまた同様。(507)



 冒頭 二行ばかりを見ても、
 
  男    女
  十二月  二十日余り一日

という具合だから、丹念にノートすれば、ことば遊び他、おもしろい発見があるに違いない。



 上の☆2 を続けると、

 ☆2 『土佐日記』において、おかしみとことば遊びの表現の奥に仄見して病まない者は、都びと意識や流比と意識、また死・老いへの感慨である、さらに付け加えれば、氏族意識であった。(505)
と、解説されている。

 確かに午前中にぼやいていたように二月の七日など、女性からすると聞くに絶えない表現も多いが、上の点に気を付けながら、もう一度読んでみたい。

 加えて、気をつけて読んだことがない紀貫之の和歌を読んでみようかナ…。和歌も一日二、三首、楽しむようになったばかりだし…。(*^_^*)



 ああ、国文、勉強したいなぁ! 大学行きたいなぁ………。






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16; 『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から「土佐日記」 新日本古典文学大系

2011-02-17 | 紀貫之






 2011年度 16



        『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

『土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記』(岩波書店)から   「土佐日記」

 新日本古典文学大系24

 岩波書店

 1989年 佐竹昭広編集

 P.10~33 



 一年に何度か訪れるわたしの読書スランプ

 今がちょうどその時期で、一月からずっとつづいている。

 仕方がないので古典の先生に教えていただいた「土佐日記」を昨日から読む。

 短かい日記文学だが、これがまた時間がかかる。

 おなじみの出だし。

 読みゆくうちに、これは女性の姿を借りたと冒頭に書かれてはいるが、男性社会が見え隠れし、非情におもしろいなと感じる。

 女性にはわかり得ない決まり事や男性ならではの記録といった行動…。

 あはは、だ。



 最近ではサラリーマンに「土佐日記」がうけているという。

「土佐日記」に出てくる身のこなしが働く者にとって必要らしく、そういった関係本が多く出ているらしい。

 なるほど。

「土佐日記」を教訓として受け入れるか、うじうじした女々しい男性と思うのかは各個人の感覚の相違。

 紀貫之ねぇ……。

 こういう内容を書くためには、女性という立場で徒然に書き連ねる方が好都合だったのでしょうね。



 読む前はまさかと思っていた「土佐日記」だが、先生がおっしゃっていた通りだったな。

 読み始めて間もなく「せっかく来たのに甲斐もなくもうお別れしなくてはいけない」など書かれているが、男性としてはいかがなものだろうか。

 大湊の泊からあと、行くか初夏をほんの一部を抜き出しても、次のような感じ。

 七日になりぬ。……この人、歌よまむと思ふ心ありてなりけり。とかく言ひ言ひて、「波の立つなること」とうるへ言ひて、よめる歌、
  行く先に立つ白波の声よりも遅れて泣かむわれやまさらむ

 銭も持て来ず、おのれだに来ず。

 立ちて行きし時よりは、来る時ぞ人はとかくありける。これにも返り事す。



 こんな感じがずっとつづく。

 誰がなにがしを持ってきただの、なにがしをお返しせねばならないだの、女のわたしが聞くに絶えない。

 ポジティブ歓迎、ネガティブ御免……

「土佐日記」を読んだあと 魅力的な作家のKT氏やAK氏や 尊敬できる人たちを思い浮かべ、ほっと一息をつきたくなる、そんな日記文学だった。

 こんな感想を書くと、おそらく古典文学ファンの方達におしかりを受けることだろう…。

 ご意見やお気づきのがありますようでしたら、お教え下さいますれば嬉しいです。



「土佐日記」では亡くなった子に対する思いを描いた表現は好きだった事も付け加えておきたい。

 古典文学としては素晴らしい「土佐日記」はことばも美しい。

 日を改めて再度読んでみたいが、この作品は女性よりも男性に好まれるのではないか。ふと、そんな感じがした。







 

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徒然

2011-02-17 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 gooのおしらせを見ていたら「猫の日特集」っていう文字が目に飛び込んできた。

 猫の日って ニャンだろう。

 にゃ ご?

 2月5日かな?

 開けてみる。

 なんだかペット関係の宣伝で、「~猫の日特集~ にゃんにゃんにゃんっと猫を撮ろう!2011」というもの。



 猫ね…ねこ

 ねこねここねこ

 うちのぴぐちゃん 

 鳥のさえずりに合わせて 歌を歌っていたよ

 ♬ にゃにゃにゃん にゃにゃにゃぁあん にゃにゃにゃうん♬
 
 だいたい雀のような鳴き方に合わせるのが好きだったみたい



 釦みたいな目のヨーキー桃ちゃんもいないし、歌の好きなぴぐちゃんもいないし

 今年はお野菜でも育てようかな

 去年は地植えでミニトマトとプリンスメロンをつくったけど 庭がごちゃごちゃして

 あはは 失敗だったかな

 五月頃、まずは土と苗とプランターを用意しなくては

 早く暖かくなればいいな





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徒然

2011-02-17 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 以前は定期購読していた雑誌「ナショナルジオグラフィック」

 最近は節約に節約を重ね、自分の本はあまり購入しない。

 狭いわが家ではわたしの本の置き場もままならないし…



 こんな時ネットが嬉しい。

 「ナショナルジオグラフィック」ニュース トップページはこちら。



 最近見つけた写真で ビックリした緊迫感あふれる写真、‘ヘビとカエルの対決’は怖かった。

 思わず、握りこぶしに力が入り、
『カエルくん、がんばれ!』
って、心の中でつぶやいた(*^.^*)

 写真家デイビッド・メイトランド氏は配慮のある方のようで、三時間見守ったが…と薄められているのが素晴らしい。

 結果は聞きたくないなと感じた。



 わたしは残酷な写真が好きな訳じゃないよ。

 もっとかわいいカエルくんの写真を見る方が、心和むものね!


 
 アンテロープキャニオン、アリゾナの自然の織りなす色彩のハーモニーは安部公房の「イメージの展覧会」を思い浮かべる。

 今日も色々なページの素敵な写真を見て、幸せ(*^D^*)



 ところでイランではお世話になったノンアルコールビール。

 最近は日本でも大流行だけど…

 若干のアルコール分が含まれているらしい。

 微量だけれど、飲んだあとは時間をおいての運転がいいんだとさ。

 ふーん へーん ほーん

 知らなかったな(*^_^*)




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15; 『竹取物語・伊勢物語』(岩波書店)から「竹取物語」新日本古典文学大系17 岩波書店

2011-02-16 | 古典全般(奈良〜江戸時代)





 2011年度 15



        『竹取物語・伊勢物語』(岩波書店)から   「竹取物語」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

『竹取物語・伊勢物語』(岩波書店)から   「竹取物語」

 新日本古典文学大系17

 岩波書店

 1997年1月28日 第1版

 P.3~78 





 どうして冬になると季節外れの「竹取物語」を読みたくなるのだろうか…。

 昨日から校注を丹念に読み時間をかけて楽しみ始めた「竹取物語」

 本日読了。

 前回は去年の1月27日。

 『万葉集4 巻第15~巻第20』(小学館)から 「万葉集 巻第16 3791」も併せて読んだ「竹取物語」は解説も読んでいたが、今回は本文のみ。

 なのに前回より時間がかかった。    



 前に読んだ内容がさらに複雑に感じ、ことばが気になる。

 男たちは誰がどんなだとかイメージを膨らますと、ページは進まない。

 加えて翁の生活も気になる。

 かぐや姫の性格や罪の性質はどのようなものだったかなどにも目を向けて読むと、益々なぞは深まる。

 

 前回読んだ時には全くわからなかった微妙に激しい!(笑)表現箇所があった。

 ページ数にして数ページ。

 アハハ、得しちゃったな。

 でもはずかしいのでどこかは教えてあげない…なんちゃって(*^^*)

 それとも、変な方向にすべり読みをしちゃったのかな?

 この部分二度読みなおしたけどね…不思議。

 キャハハ、乱鳥 いたってまじめでごじゃりまする!^^!





     
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徒然

2011-02-16 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 ここ一ヶ月、ブログに来ていただく方が400人を下回る日が続いていました。

 なぜだろうなぜかしらんと思いながら徒然雑感を増やしてみましたら、少し戻ってきていただいたようで嬉しく感じます。

 昨日は久々に450人を超える大入りで、晴れやかな気分のわたしです。

 みなさま

 いつもご来場下さいましてありがとうございます。

 また、コメントやメッセージやトラバ下さいますみなさま、心より感謝しています。

 拙い記録ブログで、みなさまに教えていただいてばかりですが、これからもよろしくお願い致します。






【乱鳥の書きなぐり】のアクセス・ランキング

アクセスとランキングの状況を表示します。ランキングは上位10000件まで表示されます。

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2011.02.14(月) 2544 PV 421 IP 1783 位 / 1537451ブログ
2011.02.13(日) 1323 PV 347 IP 2344 位 / 1536846ブログ
2011.02.12(土) 1324 PV 381 IP 2014 位 / 1536412ブログ
2011.02.11(金) 1572 PV 373 IP 2075 位 / 1535834ブログ
2011.02.10(木) 1442 PV 360 IP 2162 位 / 1535290ブログ
2011.02.09(水) 1750 PV 383 IP 2003 位 / 1534747ブログ
過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2011.02.06 ~ 2011.02.12 10182 PV 2650 IP 2073 位 / 1536412ブログ
2011.01.30 ~ 2011.02.05 10985 PV 2651 IP 1999 位 / 1532577ブログ
2011.01.23 ~ 2011.01.29 10126 PV 2627 IP 1987 位 / 1528547ブログ

トータルアクセス数

トータルアクセス数を任意の値に変更できます。「テンプレート編集」画面で設定できる「アクセス状況」モジュールに反映されます。
※日別の閲覧数・訪問者数とトータルアクセス数の加算タイミングにタイムラグが生じる場合があります。

トータル閲覧数(PV) 961744 PV
トータル訪問者数(IP) 244058IP



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春よ こーーい

2011-02-15 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


     

       春よ こーーい
       



 娘が ちょこを渡していた

 すかさず

「わたしのは?」

と、あせる。

「お母さんのは これ」


 父親には二個入のえらくたいそうな ちょこで

 わたしのは バレンタインディ仕様の

 ちょこ まかとした

 六花亭の ちょこだった


 娘 夫に

「おかあさんにもあげてね」

 と、二個のちょこに口添える

 あはは

 わたしって、えらく気を使わせる母親かしらん (*^.^*)


 ちょこちゃんちょこちょこ おんもへさんぽ

 春よ こーーい





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片岡仁左衛門 昼夜の仇討 二月大歌舞伎 夜の部『盟三五大切』   鶴屋南北作

2011-02-14 | 歌舞伎










     片岡仁左衛門 昼夜の仇討 

          二月大歌舞伎 夜の部『盟三五大切』   鶴屋南北作












『盟三五大切』   鶴屋南北作





 7日のこと。ひとりで通し狂言の『彦山権現誓助剱』(ひこさんごんげんちかいのすけだち)を見ましたが、未記録。

 数日後(12日)、家族と二人で通し狂言の『盟三五大切』(かみかけてさんごたいせつ)を観劇。

『盟三五大切』は好きな演目のひとつで、歌舞伎ではもちろんの事、以前は花組み芝居でもパロディパロディとして楽しんだことがある。

『盟三五大切』は忠臣蔵のパロディ的な作り替え芝居。

 上手く練られており、最後は切なさで考えさせられる。

 人生はこんなものなのかな、皮肉だな…って。




 昼の部の『彦山権現誓助剱』幕間でお話させていただいた関東のご夫人の話では、仁左衛門丈が相当調子が悪いとのことだったので心配していた。

 押さえたチケットが12日だったので、数日間は気になって仕方がなかった。

 そしてわたしが見た12日の仁左衛門丈は前半はそつなくこなされ、後半は魂を入れ込んでおられた。

 若干痩せておられ、また前半の八右衛門(若党六七八右衛門)の名を六衛門などと混乱されてはいたが、会場は気がつかれない程度。

 難なくスムーズに舞台進行がなされていた。

 仁左衛門丈の二幕目と大詰めの場での引き締まった表情と見得は今も思いだされる。

 今回の芝居はよほどおもしろかったらしく、芝居後家族は話すわ食べるわ飲むわ……。

 いつもにもまして芝居の余韻の美味しさが加えられ、一層の楽しい時間を過ごす。

 帰宅後

 夫は娘を相手に話し込んでいたのでいつものわたしのお役御免で、娘を解放してあげた。

 翌日もわたしに話し込んでいた。

 なんだかわたくしのお株をとられたような、妙な気分(^^)

 楽しいことはいいことだ。





 実際に今回の仁左衛門丈の『盟三五大切』は完成度が高く、一月藤十郎丈の『吉田屋』程のおもしろさだった。

 二月の昼の部の出来もよく、もう一度見たいと思わせる芝居だったが、『盟三五大切』は『女殺油地獄』程のできばえ。

『女殺油地獄』は三度通った事を覚えている夫は、
「僕は忙しいけれど『盟三五大切』はもう一度見てもいいよ。」 
とすすめてくれる。

 見たい気持ちは山々だが、今年の五月頃までは缶詰の家族を考えると、一人芝居で遊んでばかリもいられない。

 ここはひとまず ぐっとこらえる。





 二月大歌舞伎出の愛之助さんは前に前に出ておられ、表情も見得も見応えがある。

 愛之助さんのこの素晴らしさは、彼の演じた『伊勢音頭恋寝刃』も同様だったと感じる。

『伊勢音頭恋寝刃』のすごみは素晴らしいものだったし、感動もした。

 あのままの表現で演じ続けて欲しいと思っていたが、その後は少しようすが違った。

 とても上手い役者さんだが、いつもまわりを気にされ、気の毒な感じさえする。

 お家芸的な要素は歌舞伎の長所とも言えるが、欠点でもあると常に感じる。

 今回の彼は花咲いておられた。





 芝雀さんの歌舞伎的な言い回しと品の良さが好きで、この役者さんが出ていると嬉しいわたし。

 ただ、今回の役柄から考えて、品が良すぎる感じも否まない。

 芸者小万役はやはりわたしの好きな時蔵さんなどが気になる。

 



 吉原に対しての深川という意味合いを某書物で読んだことがあるが、『盟三五大切』では深川芸者を上手く描き上げている。

 笹野屋三五郎や芸者小万の人情が裏目に出て、忠義心が悲劇を呼ぶ。

 歌舞伎では忠義を取り上げた演目が多いが、『盟三五大切』の筋書きの単純で複雑さは見終わって複雑な気持ちの陥らせる。

 流石 鶴屋南北はすごいなと、見る度に感じる。





 松竹株式会社 歌舞伎美人より ▼

夜の部

通し狂言

  盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)

  序 幕 第一場 佃沖新地鼻の場
      第二場 深川大和町の場
  二幕目 第一場 二軒茶屋の場
      第二場 五人切の場
  大 詰 第一場 四谷鬼横町の場
      第二場 愛染院門前の場

                薩摩源五兵衛  仁左衛門
                  芸者小万  芝 雀
                笹野屋三五郎  愛之助
                  芸者菊野  松 也
              若党六七八右衛門  薪 車
              船頭お先の伊之助  猿 弥
             家主くり廻しの弥助  彌十郎
                富森助右衛門  段四郎





 松竹株式会社 歌舞伎美人より ▼

夜の部

通し狂言
  盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)

 文政8(1825)年江戸中村座で初演された『盟三五大切』(かみかけてさんごたいせつ)は、『東海道四谷怪談』の続編として、また『仮名手本忠臣蔵』の外伝として著された四世鶴屋南北の作品で、関西では初めての上演となります。

 芸者の小万に入れ揚げている塩冶家(えんやけ)の浪人不破数右衛門(ふわかずえもん)は、御用金を紛失したことから、大星に勘当された身。討入りの仲間に加わろうと、薩摩源五兵衛と名を変え、金策に奔走しています。

 ある日、源五兵衛のもとに伯父の富森助右衛門が工面した百両の金が届きます。それに目を付けたのが、旧主のために百両が必要だと父親に頼まれた、小万の情夫三五郎。三五郎は仲間たちと、源五兵衛を騙してその百両を巻き上げます。騙されたことに気付いた源五兵衛は復讐の鬼と化し、三五郎夫婦の家で仲間の五人を惨殺します。

 逃げのびた三五郎と小万は、偶然に入手した討入り先の高家(こうけ)の絵図面を、百両とともに三五郎の父に渡します。しかし、百両を必要としている父の旧主とは、不破数右衛門、即ち源五兵衛だったのです。そうとは知らぬ源五兵衛は、小万を見つけ斬り殺します。全てが明らかになり、絶望した三五郎は、源五兵衛の罪を被ろうと切腹。源五兵衛は三五郎夫婦に感謝しながら、絵図面と百両を持ち、討入りへと向かうのでした。

 赤穂浪士のひとりである男が巻き起こす悲劇を描いた作品で、五人斬りなどの陰惨な場面を、南北独特の歌舞伎ならではの様式美で表します。仁左衛門が勤める源五兵衛の葛藤と悪の魅力が眼目となる、趣向に満ちた大南北の傑作をご堪能下さい。






 最後までおつきあい下さいましてありがとうございました。

 今回も記録のみにて失礼申し上げます。

 二月大歌舞伎 昼の部 『彦山権現誓助剱』は後日記録したいと思います。

 拙い記録ブログではございますが、よろしくお願いします。





                 大阪 松竹座にて










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White Valentine Day  雪が降り、積もってきました。(8景)

2011-02-14 | お出かけ



         White Valentine Day 

          
          2011年2月14日  
       雪が降り、積もってきました









 今日また雪が降ってきました。

 午後一時過ぎに牡丹雪が降り始め、二時半頃につもり始めました。

 


 まだ固い蕾のふきのとう




 雪で寒そうです




 ああ…

 わたしのとても好きなシャガにも雪が……




 トキワマンサクにも……




 遅咲きの梅の木にも雪がつもっています。





 トグサは首たれ、かわいそうです。




 写真中央右の刃物のような雪

 容赦なく降る中、




 垣根の山茶花だけは馬鹿程咲き誇っています。





       斑桃所望の山茶花まっかっか

       きゃはは はは は ちーん






            写真写すは三時前

            現在四時 さらに雪がつもり、真っ白になってきました。

            2011年2月14日  雪降る日に…






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大和文華館  特別講演「江戸の人気蒔絵師・原羊遊斉」

2011-02-14 | 民俗考・伝承・講演



    大和文華館  特別講演「江戸の人気蒔絵師・原羊遊斉」







  

 





  




 大和文華館 「開館50周年記念特別展 特別企画展 2」大和文華館の日本工芸を楽しんだ後、特別講演「江戸の人気蒔絵師・原羊遊斉」を聞く。






 聴講すると蒔絵師の原羊遊斉と下絵師の酒井抱一の話を交えながら、どちらかというと酒井抱一の話を軸に講演は進められた。




 原 羊遊斎 (はら ようゆうさい) 1769~1845



 酒井抱一  Wikipediaより ▼

 酒井 抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年7月1日(1761年8月1日) - 文政11年11月29日(1829年1月4日))は、江戸時代後期の絵師。 権大僧都。本名は忠因(ただなお)、幼名は善次、通称は栄八、字は暉真。ほか、屠牛、狗禅、鶯村、雨華庵、軽挙道人、庭柏子、溟々居、楓窓とも号する。浮世絵師としての名は、杜陵あるいは屠龍、狂歌での名は、尻焼猿人、また俳号は白鳧、濤花、杜陵。

 略歴

神田小川町の姫路藩別邸にて生まれる。父は姫路藩主酒井忠仰であり、その次男(第四子)で酒井雅楽頭家の出自。母は大給松平家の出自で松平乗祐の娘里姫(玄桃院)。姫路藩主・酒井忠以の弟。
17歳で元服して1,000石を与えられる。当時の大手門前の藩邸は、茶人として知られた兄忠以の庇護の下で文化サロンのようになっており、抱一も若い頃から俳諧や狂歌、浮世絵等に才能を発揮し、30歳で句集「軽挙館句藻」を刊行する。絵は狩野高信や宋紫石に学んでいる。兄の没後、37歳で西本願寺の法主文如に随って出家した後は尾形光琳に私淑する。光琳の事績の研究や顕彰に努め、彼の没後100年に当たる文化12年(1815年)6月2日に百回忌記念の光琳展覧会を催した(その時の縮小版展覧図録である『光琳百図』上下は、当時の琳派を考える上での基本資料である。また、この図録は後にヨーロッパに渡り、ジャポニスムに影響を与えた)。この展覧会を通じて出会った光琳の優品は、抱一を絵師として大きく成長させ、琳派の装飾的な画風を受け継ぎつつ、円山四条派や土佐派、南蘋派や伊藤若冲などの技法も積極的に取り入れた独自の洒脱で叙情的な作風を確立し、いわゆる江戸琳派(えどりんぱ)の創始者となった。さらに谷文晁とも親交があった。また、天明3-4年(1783年-1784年)の頃、浮世絵師の歌川豊春に師事して、これを模した肉筆美人画「松風村雨図」(細見美術館所蔵)なども描いている。この作品の落款は、「楓窓杜陵画」で、「天明五年乙巳晩春」の年紀がある。抱一の肉筆浮世絵は、10点ほど現存するとされる。
「夏秋草図屏風」の通称でも広く知られる代表作の銀屏風 「風雨草花図」は、一橋徳川家がかつて所持していたもので、俵屋宗達の名作に影響を受けた光琳の金屏風「風神雷神図」(重要文化財)の裏面に描かれたものである。現在は保存上の観点から「風神雷神図」とは別々に表装されている。本作は、風神図の裏には風に翻弄される秋草を、雷神図の裏には驟雨に濡れる夏草を描き、「風神雷神図」と見事な照応を示している。
門人に鈴木其一、池田孤邨らがいる。また、大田南畝・谷文晁・亀田鵬斎・市川団十郎とも親しく、向島百花園や八百善にも出入りしていた。
下谷根岸の庵居、雨華庵で死去。享年68。墓所は築地本願寺別院(東京都指定旧跡)。法名は等覚院殿前権大僧都文詮暉真尊師




  




 江戸時代 蒔絵師の原羊遊斉と下絵師の酒井抱一の組み合わせによるブランド蒔絵は、人気があった。

 当時團十郎が六十両かけ舞台で印籠や、帯締め、根付けをあつらえた。

 有名人か使うことにより、人気に拍車がかかったという。

 特に櫛のような手に入れやすいものは、原羊遊斉の師事は軽く、また 弟子につくらせた場合もあった。

 一方入魂の一品は、蒔絵の素材にいたりまでを細かく指示。これにより、酒井抱一も絵を描いたという。





 お話が進む中で、わたくしは蒔絵師の原羊遊斉と下絵師の酒井抱一の構図に興味を持った。


 下絵師の酒井抱一

   斜め構図

   空間美

   空間の流れに置ける花や実のあしらい

   箱の立ち上げの散ったいを利用した構図

 蒔絵師の原羊遊斉

   素材による遠近

   光琳風作風

   外は黒で、中に品の良い光り物の工夫





 尚、原羊遊斉作品としては、大和文華館には次の二点が展示されていた。



   『竹製蒔絵椿柳文茶入』酒井抱一図案 原羊遊斉作

   『螺鈿蒔絵梅文合子』緒方光琳・乾山 原羊遊斉模造


  



 今回、お聞きしたお話の主たる興味深い部分だけを記録しました。

 間違いやおきづくの点などがございましたら、教えていただければ嬉しいです。

 みなさま、最後までおつきあい下さいまして ありがとうございました。

 感謝しています。







           2011年2月13日

           奈良 学園前  
           
           大和文華館にて








          
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大和文華館の梅の小径 「梅と松と木蓮」  (15景+1)

2011-02-13 | お出かけ





        大和文華館の梅の小径 

         
         「梅と松と木蓮」












 大和文華館の梅の小径を楽しんできました。

 まだ寒そうな梅

 固い木蓮の蕾

 冬でも凛々しい松

 控えめな梅でしたが梅の小径を歩きながら、ほんのひととき早春を感じるのでした。


































































 みなさま

 見て下さいましてありがとうございます。

 とても嬉しいです。







                   2011年2月13日 

                   奈良県 学園前  

                   大和文華館の梅の小径にて



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