乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱13 「全集とは」

2019-08-09 | ことのは
 写真は、イランのタイル






  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱13 「全集とは」
  


 ウィキペディアによれば次のように書かれている。



 全集(ぜんしゅう、羅: opera omnia、英: complete works)
 全集という言葉は、主に特定の人物の全著作、全文章を収録したもの、または主な著作等を選び編集したもの、また特定の時代・国や地域の主要な文学的著作を編纂したもの、和洋の美術・歴史的文化財を撮影した写真をまとめたもの(日本古典文学全集、世界美術全集など)などに使われる。
「全集」という言葉を字義通りに解釈すれば、たとえば特定の作家の全集の場合、作品だけでなく日記、書簡、雑記やメモその他、著者の手になる文章すべてを収録する完全全集ととれるが、実際には、一般の読者にとって一定程度以上の意味のあるものだけを選んで編集したものを「全集」と名づける場合が多い。
 ところで、有限な「全集」に誰の何を入れ、幾巻をさくか、誰、何をいれないかという選択は、すぐれて編集的行為であり、このうえなく具体的な批評でもあり得る(たとえば紙上のプランとしては丸谷才一、三浦雅士、鹿島茂の『文学全集を立ちあげる』(2006年、文藝春秋)があり、実際に池澤夏樹は個人編集というかたちで、『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』・『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』を河出書房新社より刊行した。また、坪内祐三は、みずからが編集した筑摩書房の「明治の文学」のシリーズで饗庭篁村に1巻を割いたことを特徴として自負していた。)
 中国文学者の高島俊男は、大学で講義した際に「明治文学全集には高島先生の言った『○○作の××』という作品は入っていない。ゆえにそんな作品は存在しない、嘘を言わないで下さい」と(「全集」という言葉を字義通りに解釈した)大学生に詰め寄られたという(あまりにその学生が愚かすぎて信じがたいほどの)体験を書き残している。ただし、中国古典においては、『全唐詩』『全宋詩』などに、その時代の遺存する全作品が収録されているので、それを日本に敷衍して解釈した可能性もある。
個人全集[編集]

 古くは漢籍の「石雲山人詩文全集」などの例がある。近代以降の文学全集では没後まもなく編まれた「一葉全集」「紅葉全集」などが先駆的である。本格的な全集としては、岩波書店の「漱石全集」のように小説、評論から日記、書簡、断簡零墨までを集めたものがある。これはその人物の業績や思想を全て網羅しようとするもので、一つの理想的な形態ではあろう。「漱石全集」は度々新たな編集が行われており、改訂のたびに新発見資料の収録や本文校訂が行われている。また、1970年代には、筑摩書房が、『校本宮沢賢治全集』で、推敲の過程の作者によって消された部分まで復元したことによって、「銀河鉄道の夜」の成立史など、研究を深める材料を提供したこともある。
 まだ生存している作家がこれまでの作品をまとめた全集を編むこともある。この場合、全集刊行後に発表された作品は当然、全集から漏れることになるので、不完全な全集とならざるを得ない(ただし、司馬遼太郎全集のように、生前刊行分の続巻というかたちで完全な全集を完成させることもある)。
 中国では、存命中に出るものは「文集」であり、存命中に全集が出ることはありえない。世界文学全集の類と並び、日本で大々的に営業上の理由から〈誤用〉されている語である。



 ところが、『ブリタニカ国際大百科事典 』『小項目事典』の解説によれば次のように記されている。


 全集 ぜんしゅう  complete works
 ある人の書いたすべての作品 (日記や手紙の類まで含めて) を収録した刊行物。
 小宮豊隆編の「夏目漱石全集」や勝本清一郎編の「北村透谷全集」などがその例である。
 昭和初期の円本合戦の頃から,その口火となった改造社の「現代日本文学全集」のように,ある国のある分野,あるいは時期や主題や流れなどの代表的な著作を選んで一括したシリーズも全集というようになったが,これは選集というべきである。



 いわば「現代日本文学全集」と言ったものは書名であると言ってよかろうことを今日初めて知った。
 ただ、「現代日本文学全集」は一般的に定着しているので広義においては全集と言っていいだろうと私は思ってしまうが、実のところは私にはわからない。






 



 
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 1 「引歌」と「本歌取り」
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 2 「影印」と「印影」、「影印本」(景印本、影印)と「覆刻本」
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 3  丈(じょう )と 丈(たけ)
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 4 「草紙」と「草子」と「双紙」と「冊子」
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 5 「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6 「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 7  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 7「文化功労者」と「文化勲章」 
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 8 「気功」と「気」の違い、及び「気功」と「気」の中国と日本の違い 
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 9 「忖度」江戸時代すでに言葉の変化が認められた事を『玉あられ』(本居宣長著)で再確認した。
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 10  弥生(日本に置ける3月)、暮の春、建辰月、月宿、夢見月
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 11  東大寺 修二会(お水取り)について再度確認しておきたい。
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 12  一旦停止の位置は如何様であろうとも、停止線手前で止まるべし
  乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 13 「全集とは」                       

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『Y和地名大辞典(N良県全域)』の誤植がオヨヨ。しかしながら、『日本書紀』が大変身近に感じた意味で幸運な日を過ごすことができました。

2019-08-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)


  


 調べ物があり、図書館に行く。

『Y和地名大辞典(N良県全域)』(編集 Y和地名研究所)で某地名を調べると、出てきた。

 説明によれば、『日本書紀』の某天皇某年某月某日の条とあるので調べてみれば、不思議なことになかった。

 なぜでしょうと思いつつ帰宅し、我が家の『日本書紀』で調べてみた。

 すると、某天皇と 某月某日の条はあっていたが、某年が間違っていた。

 年をずらして調べてみれば、載ってっていたのである。

 しめしめ、これは良きことかなと喜んでいるのも束の間、インデックスで某地名を調べているつもりが、実際に記載されていたのは人名であった。

 オー なんてこった!

 今日の三時間も無駄骨であった。

『Y和地名大辞典』君、しっかりしてくださいなと内心しかり、それ以上に自らの力不足に泣くに泣けない信天翁。

 そもそも地域の歴史を古典(『日本書紀』)に逃げようとした私が浅はかであった。

 村方文書は手強いわ!と肝に銘じ、古典や絵巻物かわかを読みたいわ!と泣く鳴く思う乱鳥であった。


 ところで『日本書紀』だが、お荒尾アラと呼んでいると面白いのなんの。

 知っている話があらあら素敵。

 能楽や歌舞伎になっている話がわんさか書かれているのですよ。

 これまで『古事記』は読んだが『日本書紀』は未だ読まずの私。

『日本書紀』が大変身近に感じた意味で幸運な日を過ごすことができました^^



 ところで『K史大辞典』(全17冊)って今では3万円そこそこで手に入れることができるのね。 

 わっはっは   おお、笑止。

 





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乱鳥徒然     騒ぐ食材  ほんでもって沈(チーン)

2019-08-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 春日大社 和舞の日に




 このくっちょ暑さの中

 駒鳥(くちょう)

 くちょ我慢して苦超を乗り越え

 大型食品店に向かう


 多くを買い多くを詰める

 重きを持ち重くを積める

 原付云々のタイヤはへなり

 形の悪いドーナツのようだ


 凍れるくらいに冷やした冷蔵庫に

 多くの食品をつめ込む

 色とりどりの食品が

 鮮やかなくちょう(口調)で歌うや笑う


 これこれ

 そんなに大きな声で騒いでいると

 冷蔵庫から湯気出し暑さ倍増

 乱鳥lunch wo 整える


 はしゃぐ食材  鍋に入り

 騒ぐ食材  ほんでもって沈(チーン)





 

 

 
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乱鳥徒然  たわいない話。

2019-08-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
     写真は法隆寺






 歴史って難しいな。

 文書に気にになる語彙がない場合の調べる手ほどきを受けた。

 何を聞いていいかわからないほどわからない私に、かなり実力のある某先生は、順を追って教えて下さった。

 聞いたの夕刻の5時半。

 四時過ぎから的外れの調べ方をしていた私って村方文書阿呆だわ!とほくそ笑む。
 時間がない。バスの時刻があるので、小一時間と決め込み、某資料にまとを絞り、読んでいた。

 時間がないので焦っていたが、調べようとしていることよりも他が気になる。
 その日に出てきた番水について超詳しく載せられていたので読む。
 芸能集団が住んでいたという村や、芸能の内の話などに身を引く。
 そして、私の課題とは異なるで芸能についてのコピーを終え、コピー機からお釣りを抜くことも忘れるくらいに焦ってバスに飛び乗った。

 好きなことに流れる。
 好きなことなら苦手意識もなく、自分でコロコロと遊べるんだけど、人間苦手なことも多いものだと前を向く。
 
 教えて頂いた先生。この方のおかげで、室町が好きになった。能楽や絵巻物も考えると、面白い時代だと思う。

 後日今一度弁当持ちで図書館に行き、教えて頂いた順で私なりに調べてみたいと思う。
      多分撃沈。
 だが、古典やそれにまつわる美術書も多いので、疲れれば古典^^といった戦略で文書と格闘しようかな  アッハッハ




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彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾 『アテネのタイモン』2017年 演出: 吉田鋼太郎 5★ 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司

2019-08-08 | TVで舞台

 

 彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾 『アテネのタイモン』2017年 演出: 吉田鋼太郎 5★ 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司 





     彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾
    『アテネのタイモン』




 家族と一緒に、テレビでシェークスピア作の『アテネのタイモン』を楽しみました。

 こういう舞台が見たいのと感じさせる、大変面白く素晴らしい舞台を拝見させて頂いた様に思います。


 吉田鋼太郎様、藤原竜也様、横田栄司様の間のとり方が素晴らしいと感じました。

 吉田鋼太郎様、藤原竜也様のたたみ込んだアップテンポのシェークスピアらしいい言い回しと間に、ワクワクしておりました。

 こういった問答形式の様なスタイルは、能楽『勧進帳』歌舞伎『勧進帳』信貴山火渡りの日の結界開門問答(?)などを含めて好きな場面の一つです。

 
 吉田鋼太郎様のオーラや目力に圧倒されました。

 藤原竜也様の迫力や茶目っ気は魅力的でした。

 横田栄司様の舞台役者さんとして素晴らしいセルフの言い回しと間に、釘付けになってしまいました。

 そしてお若いながらも迫力のあった柿澤勇人様にも拍手を送りたいと思います。


 テレビ録画で見たにもかかわらず、ただいま余韻に浸り、興奮気味です。

 見て良かったと思える舞台の一つでした。



 今回も簡単な記録のみにて、失礼申し上げます。



 



 


 2017年
 2時間45分
 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

 あらすじ
 アテネの貴族タイモン(吉田鋼太郎)は執事フレヴィアス(横田栄司)の助言、哲学者アペマンタス(藤原竜也)の皮肉を無視し、誰にも気前よく金品を与え、ついに破産。友人たちが自分の金目当てだったことが分かり、すっかり人間不信に陥る。森に引きこもるタイモンは、復讐のためにアテネを滅ぼそうと蜂起した武将アルシバイアディーズ(柿澤勇人)に掘り当てた金を与えるが……。


 

W. シェイクスピア

翻訳
松岡和子

演出
吉田鋼太郎

出演
吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司
大石継太、間宮啓行、谷田 歩、河内大和、飯田邦博、新川將人、塚本幸男、二反田雅澄
手打隆盛※、堀 源起※、松田慎也※、中西 晶※ 、浅野 望※、白川 大※、續木淳平※、堀 杏子※
松本こうせい、星 和利、前田恭明、長谷川祐之、岩倉弘樹、杉本政志、飛田修司、齋籐慎平、
伊藤大貴、坂田周子、千賀由紀子、林 佳世子、悠木つかさ、金子久美子、長尾 歩、工藤晶子、
森瀬惠美、佐々木絵里奈、真以美、宮崎夢子
※さいたまネクスト・シアター






 天神祭 船脳 2010年

 

 

 

 『三番叟』

 

 

 

 

 

 

 『石橋』

 

 

 

 

 

 

 『羽衣』

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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『くずし字辞典を引いて 古文書を読もう』油井宏子著 東京堂出版社 2019年4月10日 5★  『るるぶ 東京 たびちょこ』

2019-08-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)


        『くずし字辞典を引いて 古文書を読もう』 『るるぶ 東京 たびちょこ』





  『くずし字辞典を引いて 古文書を読もう』
   
    油井宏子著
    東京堂出版社
    2019年4月10日
    
    この時点で本書を読み基本を確認をしたことは、私にとっては大変ためになった。
    
   『くずし字解読辞典』の使用法を詳しく記し導いてくださったのは大変ありがたかった。
    この本は私の様に苦手意識を持つ方も多いらしい胸が書かれていたことに安堵を覚え、本来の使い方が理解できたことに感謝した。

    古文書の辞書はまずは好みに感じた『古文書[解読辞典]』を購入。これは読んでいても眺めていても楽しい。
    続けて『くずし字用例辞典』を手に入れるが、この辞書も『古文書[解読辞典]』と同様に素晴らしい。
    最後に『くずし字解読辞典』を買ったが、『くずし字解読辞典』だけはほとんど使えなかった。

    ここのところ10日から2週間をかけて、油井先生の書物と『江戸時代の古文書を読む』を各一冊づつ併読している。
    今回は改めて古文書の辞書の使い方を確認させて頂いた著者である油井宏子氏に対して感謝の気持ちが湧いている。



  『るるぶ 東京 たびちょこ』
    豆本
    面白かった^^


   今回も簡単な記録のみにて失礼いたします。


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乱鳥徒然   この歳で徹夜は限界だわ!と、静かに目を閉じる。

2019-08-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 一晩中起きて、本を読んでいた。

 またコピーをとったり、事務的な雑用をこなしていた。

 一睡も眠らず起きていると、すこぶる眠い。

 私って、もうとっくにとっても可愛いお年頃になっちゃったのね。

 この歳で徹夜は限界だわ!と、静かに目を閉じる。



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乱鳥徒然  主婦の私は、ささやかながらも節約できたと手を叩く。

2019-08-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 乗車チケットをゲット。早朝に早期購入したはずなのに、指定席が随分埋まっていた。

 おっと、危ない。

 チケット四枚で、みすみす 天丼と、どぜふ鍋と、簡単なランチの料金を棒に振るところであった。

 早期割引のチケットが手に入って、良かった良かった。主婦の私は、ささやかながらも節約できたと手を叩く。



 

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『THE XXXXXX 1st LIVE & DOCUMENTARY 「MUSIC EXISTENCE」』 5★ 正統派の役者さんがRockを展開されると計算の効く正統派の音楽になるんだと感じた。

2019-08-06 | 音楽Live

   上の写真は、フィールズ・アーバードにて





       『THE XXXXXX 1st LIVE & DOCUMENTARY 「MUSIC EXISTENCE」』 5★
        正統派の役者さんがRockを展開されると計算の効く正統派の音楽になるんだと感じた。

        山田孝之(Vo.)、綾野剛(Gt.)、内田朝陽(Syn.)からなるバンド・THE XXXXXX(ザ・シックス)の初ワンマンライブ&ドキュメンタリーを放送。





 四月、THE XXXXXXのライブがあった。

 行きたいと思いつつ、そこは健全なる主婦。涙をこらえ、見送った舞台であった。

 九月には石丸幹二様と山田孝之様のミュージカルに行く予定なので、まぁ、よしとするか^^


『THE XXXXXX 1st LIVE & DOCUMENTARY 「MUSIC EXISTENCE」』のドキュメント場面で、山田孝之様、綾野剛様、内田朝陽様たちお三方は、一言うならば「弾ける」といった趣旨内容を申されていた。

「嫌いになってもう行かないと言うならそれでもいい。」
と強調されていたので、もっと爆発した馬鹿げた舞台化とも思ったのだが、そこは流石の実力派の役者さんたち。

 さえた真面目な役者さんたちがライブをされると、こんなにもまともで素晴らしい舞台になるのかと感心した。

 正統派の役者さんがRockを展開されると計算の効く正統派の音楽になるんだと感じた。


 彼らの舞台を見ていて、小・中学生の頃にのめり込んだユーライア・ヒープ や デープ・パープルを思い浮かべた。

 山田孝之様がケン・ヘンズレーなら、内田朝陽様はデビッド・バイロンといったところかとほくそ笑む。

 美しい内田朝陽様の声をもっと表に出される部分を多くし、1オクターブくらい高音で吠えてくだされば、hard Rockになるねと内心手を叩いていた。


「役者声一番」とか、「役者 一 声、二 顔、三 姿」と言う言葉があるが、山田孝之様の歌う姿にその言葉を重ねていた。

 山田孝之様のまざしくライフワークといった熱の入りようの舞台に感心した。

 最近ではクラッシック以外はあまりコンサートに行かなくなってしまった。

 ロックで言えば、四、五年前に大阪で聞いたキング・クリムゾンが一番感動したことを覚えているが、続いて、THE XXXXXXの舞台に魅力を感じた。

 
 



 



 山田孝之(Vo.)、綾野剛(Gt.)、内田朝陽(Syn.)からなるバンド・THE XXXXXX(ザ・シックス)の初ワンマンライブ&ドキュメンタリーを放送。
 今や日本が誇る俳優となった山田孝之、綾野剛、内田朝陽。演じるというフィールドで活躍する中でも、“バンドでライブがやりたい”という夢を長年持ち続けていた。
 そんな彼らが、2018年11月、ボーカルTAKAYUKI YAMADA、ギターGO AYANO、シンセサイザーASAHI UCHIDAとして音楽プロジェクトTHE XXXXXXの結成を発表した。
 11月30日に作詞・作曲・編曲を共同で担当したファースト配信シングル「Seeds」をリリース。
 その後もセカンド配信シングル「Zealot」をリリースと精力的に活動を続け、2019年4月5日のファースト配信アルバム『THE XXXXXX』のリリースに伴い、4月24日、25日EX THEATER ROPPONGIでファーストワンマンライブ“MUSIC EXISTENCE”を開催した。
 番組は記念すべきこのライブの模様を中心に、ライブ当日のドキュメント映像、この日に至るまでのリハーサル風景、そして3人へのインタビューで構成。今のTHE XXXXXXを伝える。


 収録日・収録場所
 2019年4月25日/東京 EX THEATER ROPPONGI

 楽曲情報
 seeds
 horizon bloom
 second hand
 zealot
 チート
 amber1800
 tut-tut
 冷静に暴れていこうか
 deep breath
 end starter

 出演
 THE XXXXXX







 以下の写真はイラン。ご機嫌よろしで、イランがいっぱい^^
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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乱鳥徒然   つらつらと ただつらつらと つらつらと

2019-08-06 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
  ヤマボウシ



  

 今日は少しおそらが曇っていますね。

 台風の影響かしらん。

 関西は今の所凌ぎやすくていいけれど、

 南の方はいかがかしらん。

 天災なきようにと、鈍才が言う。


 今日は課題に取り組み、仕上げるよ。

 時間があれば、読書と語学の時間もとりたい。

 今夜はテレビも少しは見ましょう。

 映画三昧はしばらくお預け。

 机に向かって、しこたま遊ぼう。


 今月になって、夫が隔日でプールに通う。

 関心関心、楽しそうだ。

 運動など皆目見当違いと思っていた彼が、

 300メートル泳いで来たよと得意顔。

 やりすぎだ!控えなさい!と、しかる妻。


 運動音痴の夫がジム復活で

 私は家でストレッチ。

 ストレッチボールにバランスボール

 ヨガにズンバにストレッチ

 一人気ままに いち!に!さん!


 今からコーヒーを(たててもらおう)

 今からサラダなと(作ってあげよう)

 豆腐に野菜に卵にパン

 パタケパタケ ベーカズマン と

 鼻歌交じりに席を立つ。




   パタケパタケ ベーカズマン は、『マザー・グース』 


 
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乱鳥徒然   只今激しく晴天。

2019-08-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 イラン シャムシール村へ立ち寄ったことがある。彼らは、日本人は初めてだと歓迎してくれた。



 所用をおおむねこなす。

 北側の子供が使用していた部屋には今は私の机を置き、

 今日は課題をこなす為にこもっている。

 此のパソコンを置いている二階の南の部屋とは桁違いに涼しい。

 机上のあれこれを片付けて

 机上の学問と言われそうなお勉強ごっこと戯れる。

 此の歳になり、思う。やりたいこと、やるべきことのある喜びはひとしおである、と。

 
 子供が幼稚園の頃に折り紙で作ってくれた『健康のお守り』と『交通安全のお守り』を握りしめる。

 齢を重ね、子供の作ってくれたお守りがこんなに大切に思える日が来るとは考えもしなかった。

 昨夜は絵に描いた様な三日月であった。

 只今激しく晴天、汗が溢れ、汗が溢れる。

 



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乱鳥徒然  本日も、読むに値しない話。

2019-08-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 まだ寝静まっているカッパドキアだったがとある一軒の朝は早かった。
 日の出頃に一人散歩をしていると、民家の庭では薪を炊き鍋をかけて、食事準備の最中であった。
 写真は遠くから望遠で写す。




 二日間映画三昧で、頭がフラフラとする。

 どうもテレビ映画をみすぎたようだ。

 その間の読書といえば、『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』と『野菜根譚』の一部、そして旅行手引書くらいであった。

 家事と料理はこなしていたので良しとするかと、自分には甘い。


 本日、8月5日。月曜日

 押し迫っている課題をこなしたい。予習と復習と自分のプリントを仕上げたい。

 諸々の手続きやチケットの手配を済ませよう。

 布団を干し、通常の掃除を済ませ、料理の下準備も昼までに済ませよう。


 とりあえず、今日からの一週間を自分なりに時間配分し、自分なりに充実させよう。

 できれば只今書物で課題としている『江戸時代云々』と油井宏子著の書物。

 上を週一から長くとも十日間の割合で読み進めていきたい。

 蝉がジンジンと鳴いている。今日も暑くなりそうだ。






 

 




 
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『ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち(2017)』『ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018)』『ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018)』

2019-08-05 | 映画

 
   映画三昧 
  『ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち(2017)』『ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018)』『ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018)』



 ロシアオペラ映画(複数)やプーシキンの関係の映画など、ロシア映画が好きな私は、『ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち(2017)』『ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018)』『ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018)』を通して見る。

 気品に満ちて重厚で細やかな作りの映画でありながら、軽快で娯楽性をも兼ね備えた秀作。

 映画にはプーシキンも出てきて、ウヒャヒャウヒョヒョと喜びを感じながら見入っていた。

 やはりロシアの映画は素晴らしいわ!と感じた『ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たちI、II、III』であった。


 二日間続けての映画三昧でした^^

 今回も簡単な記録のみにて失礼申し上げます。

 




 『ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち(2017)』
  ロシア 106分
  イゴール・バラノフ
  出演:
  アレクサンドル・ペトロフ ニコライ・ゴーゴリ
  ユリヤ・フランツ オクサーナ
  オレグ・メンシコフ グロー
  アルチョム・トカチェンコ ダニシェヴェスキー伯爵
  タイーシャ・ヴィルコヴァ リザ(伯爵の妻)

 『ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018)』
  99分

 『ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018)』
  107分
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映画『ウォーリアー  REDBAD』 2018年 オランダ 4,5★/5★ 監督:ロエル・レイネ 脚本:アレックス・ファン・ハーレン 音楽:トレヴァー・モリス</strong>

2019-08-04 | 映画


    映画三昧  2本目
    映画『ウォーリアー  REDBAD』 2018年 オランダ 160分 4,5★/5★
    監督:ロエル・レイネ 脚本:アレックス・ファン・ハーレン 音楽:トレヴァー・モリス



 音楽と美しい地の映像が素晴らしい。
 シェークスピア音楽のような中世音楽が素晴らしい。
 ライン川の近くの話とはいえ、随所随所に何度かイランのカスピ海の河口である鳥の楽園、バンダレ・アーザーリーに似た水域があったので心をときめかせて見ていた。

 話の展開も楽しむことができ、劇場で見ても迫力がありそうだと感心して見ていた。

 評価は,4,5。
 5点満点で0,5減らそたのは、映画『墨攻』に似た部分があるが、『墨攻』の方が若干迫力が大きかったため。

 映画館で見てもダイナミックで迫力があり、楽しむことができる、良い映画作品だと思います。




 この作品のあらすじ・みどころ
 フランク人の襲撃で王を殺され、領土を奪われたフリースラント王国。
 その責を問われ流罪となった王子レッドボットが勇者に成長し、国を取り戻すまでの奮闘を描く。
 伝説の闘王の生涯を綴った、実録系スペクタクル史劇。

 ヨーロッパで語り継がれるフリース人の英雄レッドボットを題材にした歴史劇。8世紀のライン川流域を舞台に、フランク人の侵攻に立ち向かったレッドボットの生涯を描く。



製作年: 2018年
製作国: オランダ
原題: REDBAD
160分
メーカー: アミューズメントメディア総合学院アメイジングD.C.事業部
出演者: ヘイス・ネーバー 、 ハイス・ナバー 、 ルス・ハーフェコート 、 ジョナサン・バンクス 、 ソーレン・マリン 、 ティボ・ヴァンデンボーレ 、 トゥーン・カイルブーア 、 リサ・スミット 、 ブリット・ラハー 、 デレク・デ・リント 、 フーブ・スターぺル
監督: ロエル・レイネ
脚本: アレックス・ファン・ハーレン
音楽: トレヴァー・モリス

 

 

 
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映画『死の谷間』 2015年 Z for Zachariah 4★/5★ アメリカ合衆国・スイス・アイスランド・ニュージーランド合作のSF映画。

2019-08-04 | 映画
   奈良県  斑鳩にて



    映画三昧  1本目
    映画『死の谷間』 2015年 Z for Zachariah 4★/5★ 
    アメリカ合衆国・スイス・アイスランド・ニュージーランド合作のSF映画。



 監督はクレイグ・ゾベル(英語版)
 主演はマーゴット・ロビー

 本作はロバート・C・オブライエン(英語版)が1974年に発表した小説『死の影の谷間(英語版)』を原作としている。


 核兵器により生き残った三人。
 教会の壁などを材料とし、男二人は水力発電を作る。
 ようやく出来上がろうとする直前、最初に知った男性と諸々があり、白人男性と結ばれる。

 朝起きて、一人目の男は二人の様子を察知する。

 いつものように水車を作り出来上がったとの時、不慮の事故及び作為的事実により、白人男性は谷へと云々(ただしここには映像は映らない)

 
 一人部屋に残っていた女は、テーブルに伏せりながらコップとて手前にあったペットビトルをテーブルの端えと遅寄せる。

 女は、ペットボトルを押しながら、コップを床へと落とす。(← ここ重要^^)


 しばらくして、ヒトリッメに知り合った男が、家に戻ってくる。

 三方が取り壊された片隅のオルガンが映り、女は教会音楽を弾く。(← ここ重要^^)

 逆に言うならば、山峰が取り壊されたが、オル間の残る一角は残る。

 男は女の引くオルガン曲を聴きっつ、いつしかキリスト教徒のように初めて両手を結んでいた。(← ここ重要^^)


 日本人の多くは自称仏教徒が多いが、その実大した宗教観がない場合が多いと何かの本に載っていた。

 その実、私も、かろうじて言うならば、墓の関係で仏教徒であるのであろうと思うが、何も活動はないし極端な信仰もない。

 ただ、息子の関係で東大寺友の会に長年入り、また法隆寺友の会にも入っている事実があるくらいのものである。

 また神社仏閣に行けば、自分を絵巻物の世界に入り込ませて、信仰している自分に酔いしれることが楽しい。


 日本人の私に取り、アメリカやヨーロッパにおけるキリスト教徒の一途な心境は映画などでしか触れる機会がない。

 またイランやトルコやエジプトに行けば、今日れるなイスラム信仰(とはいえ、半ば強制的なバイ芋多いらしい)に触れる機会が多い。

 日本人にとっては他国の宗教観のような真剣さや信仰心は理解し難いかもしれないが、この映画ではその部分も描き出している。


 信仰と、現実を目の当たりにし、現状を向上させるか信仰を取るかは、アメリカ人やヨーロッパ人にとっては深刻である。

 この映画を通じてラストのオルガンの音色が、今も耳に残る。

 そういった意味で、良い映画だと感じた。



 いつもながら、どなたの感想も全く参考にしていません。

 自分の見たまま感じたままを記録しておりますので、異論がある方はお許しください。

 



 戦争か、事故か。死の灰に覆われ壊滅した世界に唯一、核汚染を免れた奇跡の谷(第2のエデン)があった。緑豊かなその谷には、アン・バーデン(マーゴット・ロビー)という女がたった1人、かつて家族と暮らしていた農場で強い信仰心に支えられ生きていた。相棒は、物言わぬ愛犬ファロだけ。長すぎる孤独。ひょっとして自分だけが唯一の生存者なのではないかと恐怖に震えていたある日、その男はやってきた。ジョン・ルーミス(キウェテル・イジョフォー)、安全な避難場所を求めて放浪していた科学者だ。人種も考え方も異なる2人だったが、共に生活をしていくうちに慎み深くも濃密な“2人だけの関係”が芽生え、その先に、明るい未来の兆しが見えた……が、もう1人の生存者である謎めいた美しい男ケイレブ(クリス・パイン)が現れ、彼らの生活は一変する・・・。



監督
クレイグ・ゾベル
脚本
ニサール・モディ
原作
ロバート・C・オブライエン
出演者
マーゴット・ロビークリス・パインキウェテル・イジョフォー
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