乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『京都市交響楽団  第694回 定期演奏会』モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調/「展覧会の絵」 

2024-10-24 | 音楽Live

 

  『京都市交響楽団  第694回 定期演奏会』モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調/「展覧会の絵」 

 

 京都市交響楽団 京響  第694回定期演奏会に行く。

 曲は

   モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

   ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」

の二部構成であった。

 

 今回は「展覧会の絵」があったので、指揮者の顔が見たくなり、背後席(P席)で楽しんだ。

 案の定、指揮棒の降り方や顔や手先が、歌舞伎の花道の見得のように強弱が感じられる楽しい指揮であった。

 音楽は顔芸は良くないといわれる場合があるようだが、今回の指揮は音楽を熟知されて必要なときに強弱をつけておられるように感じた。

 

 最近、音楽が興味深い。

 来年の三月のモーツァルトのチケットは前方で予約した。

 音楽は知らないので、いろんな席から聞いてみたいと思う。

 ウィーンにも行ってみたい。

 そんな今日この頃です。

京都コンサートホール   大ホール

2024年10月12日(土)

開演時間 2:30pm

出演者 デイヴィッド・レイランド(指揮)

アンドリュー・フォン・オーエン(ピアノ)

 

★ モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

★ ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」  

♪プレトークあり:午後2時ごろから

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十月の京都府立植物園と植物園前の彼岸花  (進々堂の思い出)

2024-10-24 | お出かけ

 十月の京都府立植物園と植物園前の彼岸花  (進々堂の思い出)

 

 

 十月、萩の花が咲いていた。

 これまでなら、庭の地面に枝が垂れ下がり程に成長していた桃色と白色の萩。

 懐かしいなぁ、、、

 

 静かな植物園

 こういった場に逃げ隠れて、独りの時間を過ごす。

 

 彼岸花も終盤を迎えていた。

 京都の道路を挟み、進々堂

 進々堂といっても、あの重厚な机のある喫茶店の進々堂ではない。

 レストランを伴うパン屋さんで、クロワッサンを買ったが、うまかった。

 

 ところで重厚な机のある喫茶の方の進々堂は、懐かしい。

 学生の頃文庫本をもって足しげく長時間読書しては満足していた。

 学生の頃に戻りたいなぁ、、、

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『エドワード・ゴーリーをめぐる旅』展 奈良県立美術館

2024-10-23 | 美術・文様・展示物

 

  『エドワード・ゴーリーをめぐる旅』展 奈良県立美術館

 

 

 奈良県立美術館開催の 『エドワード・ゴーリーをめぐる旅』展に行く。

 

 学生の頃京都丸善で見ていたら観劇したかもしれないと感じた。

 

 今回は見たという簡単な記録だけで、失礼いたします。

 

 

 

展示構成  

第1章 ゴーリーと子供  

第2章 ゴーリーが描く不思議な生き物  

第3章 ゴーリーと舞台芸術  

第4章 ゴーリーの本作り  

第5章 ケープコッドのコミュニティと象     

 

日本作品との関係

第1章 ゴーリーの愛した日本文化 ―源氏物語の世界― 

第2章 ゴーリー作品の中の日本 ―戦後アメリカの日本美術受容と関連して

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陶板名画の庭      京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)

2024-10-22 | 美術・文様・展示物

 

 陶板名画の庭     

京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)

 

  陶板名画の庭に行く。

 庭の構造が少し洒落ているなと思っていたが、後で調べると、安藤忠雄氏の件得だという。

 青空をも取り入れた斬新な塀に、モネの“睡蓮”や“最後の晩餐”、“鳥獣戯画”など、巨大な陶板アートも含む陶板の名画が掲げられている。

 わたくしが訪れた日は快晴であったが、天候や季節が変わると、また別の顔を見せてくれるに違いないと感じた。

 

 京都市営地下鉄烏丸線 北山駅より徒歩1分

 最寄りバス停は「北山駅前」バス停 徒歩1分  

 〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)

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Mozart 4 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》  オペラ

2024-10-20 | クラッシック音楽

 

Mozart 4 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》  オペラ

 

 

W. A. モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ (フルトヴェングラー, 1954年)【全曲・日本語字幕】

 

『ドン・ジョヴァンニ』(Il dissoluto punito, ossia il Don Giovanni(罰せられた放蕩者またはドン・ジョヴァンニ), K.527)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1787年に作曲したオペラ・ブッファ(あるいはドラマ・ジョコーソ)である。  

 

 マックス・スレーフォークト画ドン・ジョバンニを演じるフランシスコ・ダンドラーデ(英語版)1903年 概要  邸宅ベルトラムカ。

 

 ここで『ドン・ジョヴァンニ』を書き上げた 初演は、作曲を依頼したプラハのエステート劇場(スタヴォフスケー劇場)で同年10月29日にモーツァルト自身の指揮で行われた。

 

 また、ウィーンでの初演は1788年5月7日であった。  

 

 

『フィガロの結婚』はウィーンではそれほど評判にならなかったが、プラハでは大ヒットし、作曲家が招かれることになった。

 

 モーツァルトは街行く人々が鼻歌にフィガロの一節を歌うのに接して大いに感激し、父親への手紙にその評判を書き送っている。

 

 その結果、翌シーズンのために新しい作品を依頼された結果できたのがこの作品である。

 

  初演に先立ち、書き掛けの原稿を持ってプラハにやってきたモーツァルトは、友人のドゥシェク夫妻の別荘に滞在して最終仕上げを急いだが、前夜になっても序曲だけは未完成であった。

 

 彼は眠気を押さえるために妻コンスタンツェの話を聞いたり飲み物を作ってもらったりしながらほぼ徹夜で総譜を書き上げ、ようやく朝には写譜屋に草稿を渡せたのだという。  

 

 台本は『フィガロ』に引き続きロレンツォ・ダ・ポンテによった。

 

 

 

 ドン・ジョヴァンニはスペインの伝説の放蕩者ドン・ファンの物語の主人公である。

 

 もっとも古い作品はティルソ・デ・モリーナ(1630年)といわれるが、ダ・ポンテはオペラ化するにあたり、同時代のベルターティの先行作『ドン・ジョヴァンニまたは石の客』(1787年)やモリエールの『ドン・ジュアン』(1665年)を参考にしたものと思われる。

 

 特に、ドンナ・エルヴィーラはモリエールの創作と思われ、この作品からの影響は明らかである。  

 

 モーツァルトは、この作品を「ドラマ・ジョコーソ」と呼んだ。

 

 ドラマが正調の悲劇を表すのに対しジョコーソは喜劇的の意味であり、作曲者がこの作品に悲喜劇両方の要素を込めたと解釈する研究者もいる一方、単に喜劇の意味であるとする解釈もある。

 

 このような議論が生ずる理由の一つは、第2幕の最後に置かれたドン・ジョヴァンニの地獄落ちに至る場面の強烈な音楽や、執拗に彼を追いかけるエルヴィーラの行動と彼女に与えられた音楽に、通常のオペラ・ブッファらしからぬ悲劇性を感じ取ることができるからであろう。

 

 

  ウィーンでの初演にあたり、当地の聴衆の好みや歌手の希望に応じて一部改訂して上演したが、今日ではプラハ版を元にした上で、ウィーン版で追加されたナンバーのいくつかを追加して上演することが多い。

 

 

  日本初演は1948年12月14日、東京・帝国劇場における藤原歌劇団の公演、藤原義江、宮本良平、石津憲一、木下保ほかのソロ、マンフレート・グルリット指揮東宝交響楽団によって実現した。

  演奏時間は第1幕90分、第2幕80分で、合計約2時間50分 

 

 

Mozart 1  モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

Mozart 2  モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 k 550

Mozart 3  モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》序曲/全幕

Mozart 4  モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》  オペラ

 



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Mozart 3 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》序曲/全幕 

2024-10-20 | クラッシック音楽

 

Mozart 3 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》序曲/全幕 

 

ドン・ジョヴァンニ 序曲 ダニエル・ハーディング指揮 2006

 

モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》序曲/全幕 ジュリーニ指揮/フィルハーモニア管

 

DON GIOVANNI, full opera by W. A. Mozart, Opéra National de Lyon (french subtitles)

 

 只今 私の好きな『ドン・ジョヴァンニ』を聴いている。

 今日は歌舞伎を見に行くが、帰ってきたら、オペラを見よう。

 ついでに筋書きも今一度しっかりと把握せねばなるまいて、、、

 

Mozart 1  モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

Mozart 2  モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 k 550

Mozart 3 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》序曲/全幕

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Mozart 2  モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 k 550

2024-10-19 | クラッシック音楽

Mozart 2  モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 k 550

 

 

★モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 k 550 ベーム /ベルリンpo. Mozart Symphony No.40

 

モーツァルト交響曲第40番 - レナード・バーンスタイン

 

 モーツァルトとバッハは好きだと思っていたが、その実、曲名と調べが一致しないことが多い私。

 何かをしながら、スイングしている曲は多いが、、、

 曲名が分かり、気持ちよく歌える曲はことのほか少ない。

 

 ここにきて音楽を知りたいと思い、毎日音楽を聴いて、楽しみ過ごしている。

 

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Mozart 1  モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

2024-10-19 | クラッシック音楽

Mozart 1  モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

 

 モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 ケンプ/ライトナー Mozart Piano Concert No.23 A-major

 Mozart -Piano Concerto No 23 A major K 488, Maurizio Pollini, Karl Bohm

 

モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 ケンプ/ライトナー Mozart Piano Concert No.23 A-major

 

Mozart -Piano Concerto No 23 A major K 488, Maurizio Pollini, Karl Bohm

 

 先日、京都市交響楽団第694回定期演奏会で『モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 』を聴く。

 

 始まる前に、聡明そうな高校生が、楽譜を食い入るように見つめていたが、演奏が始まるや否や、ノリノリで聞いておられる様子がこちらにも伝わってきた。

 

 最近、音楽が楽しくて仕方がない。

 毎日何かしらを聴いているが、夢は広がり、ウーンに一度は行って音楽三昧をしてみたいものだと思い始めた。

 元気な間に、自由な旅がしたい。

 

 家族はウーンは良い所で、もう一度行ってみたいという。

 果実をかじりつつチケット販売を座り並んで待ったという経験は、面白かったようである。

 

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つれ/″\種 上  正徹本 6  第二十三段~第二十七段(3頁)

2024-10-19 | つれ/″\種→徒然草 詳密色彩大和絵本(八十六段より)

つれ/″\種 上  正徹本 6  第二十三段~第二十七段(3頁)

二十三段最初

 

二十三段、二十四段、二十五段

 

二十五段

 

二十五段、二十六段、二十七段(つづく)

 

 

つれづれ種(徒然草)

正徹とは 清巌正徹/正徹の書写した『徒然草』は現存最古の写本

卜部兼好 吉田 兼好  1  

卜部兼好 吉田 兼好  2   

つれ/″\種 上  正徹本 1  一段~二段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 2  二段~八段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 3  八段~十四段(5頁)

つれ/″\種 上  正徹本 4  十四段~十九段(6頁)

つれ/″\種 上  正徹本 5  十九段~二十三段(4頁)

つれ/″\種 上  正徹本 6  二十三段~二十七段(3頁)

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芭蕉翁記念館で、芭蕉真筆の『月見の献立』(伊賀市蔵)を見る

2024-10-19 | 美術・文様・展示物

 

 芭蕉翁記念館で、芭蕉真筆の『月見の献立』(伊賀市蔵)を見る

 

 先日の事。

 伊賀上野城に行った際、芭蕉翁記念館を見る。

 初公開の芭蕉の手紙や奥の細道の写し(江戸時代)など、興味深いもおのが展示されていたが、中でも目を引いたのが、芭蕉真筆の『月見の献立』

 真筆であり、竹の絵さえ見事であり、月見といった祝いの席にふさわしい水墨画である。

 最近私は水墨画を始めたので、食い入って見つめていた。

 

 字は見事。

 画も見事。

 書き加えるならば、水墨画に文字を入れるのは、一説によれば文人だけともいわれている。

 

『月見の献立』は献立が味わい深く描かれているだけではなく、右横には、実際に和紙などで献立を再現して展示されていた。

 芭蕉翁記念館の子気味の良いしゃれた展示に、思わず感心した。

 

 芭蕉の文字は美しく、読みやすい。

 思えば古典画好きな私だが、芭蕉についてはよく知らないことに気づく。

 今後の課題の一つだとほくそえむ。

  写真は、頂戴したパンフレットより写す

 

 

公益財団法人 芭蕉翁顕彰会

〒518-0873

三重県伊賀市上野丸之内117-13

(上野公園内 芭蕉翁記念館内)

TEL:0595-21-4081

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つれ/″\種 上  正徹本 5  第十九段~第二十三段(4頁)

2024-10-19 | つれ/″\種→徒然草 詳密色彩大和絵本(八十六段より)

つれ/″\種 上  正徹本 5  第十九段~第二十三段(4頁)

 第十九段最初(第十九段前回二頁)

 

 下、第十九段、三ページ目

十九段

 

十九段、二十段

 

二十一段、二十二段

 

二十二段(二十二段つづく)

 

 

つれづれ種(徒然草)

正徹とは 清巌正徹/正徹の書写した『徒然草』は現存最古の写本

卜部兼好 吉田 兼好  1  

卜部兼好 吉田 兼好  2   

つれ/″\種 上  正徹本 1  一段~二段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 2  二段~八段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 3  八段~十四段(5頁)

つれ/″\種 上  正徹本 4  十四段~十九段(6頁)

つれ/″\種 上  正徹本 5  十九段~二十三段(4頁)

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お土産に、恵那寿や さんと すや さんの栗きんとんを頂いたので比較してみた^^v

2024-10-17 | 外メシ、うまし。家メシ、うまし。昼弁当は、尚も良し。

お土産に、恵那寿や さんと すや さんの栗きんとんを頂いたので比較してみた^^v

 

 

 出張があり、お土産に、恵那寿や さんと すや さんの栗きんとんを買ってきてくれた^^

 

 すや さんの栗きんとんはこれまでに何度か食べているが、恵那寿や さんの栗きんとんは今回が初めて。

 

 

 左: 恵那寿や さん 25g半ば

 右: すや さん   23g半ば

 

 恵那寿や さん:

   甘さ、少し控えめ

   自然な栗の味が強い

   渋皮がほんの少し混じる

   少し大きめの栗の粒

   玉露、煎茶、抹茶に合いそう

   23g半ば

 

 すや さん:

   甘い目

   クリーミィ

   細かい栗の粒

   濃茶、ガテマラのストレートに合いそう

   25g半ば

   たいそう有名で、これまでにも何度か頂いた。

 

 

 恵那寿や さんと すや さんの栗きんとんのどちらが好きか?

    うひゃひゃ

    どちらも、すきぃ~~~!!!

 

 

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東大寺慶讃能 2024..10.15     能「源氏供養」 仕舞「須磨源氏」「葵上」「屋島」

2024-10-17 | 能楽・狂言

 

 東大寺慶讃能 2024。.10.15     能「源氏供養」 仕舞「須磨源氏」「葵上」「屋島」

 

 ずいぶん昔から楽しんでいる、大仏秋の祭りの日に、東大寺慶讃能を楽しむ。

 この秋は、大変珍しく、お練りや舞楽がなかった。

 理由を問うと、東大寺の方でさえ、舞楽がなかったことをご存じなかった。

 

 毎年、能楽は午後の三時からが定例となっているが、今年は舞楽がなく一時半からで、危うく、能楽を見逃すところであった。

 

 能楽は「源氏供養」

 何度も聴いているが、今回も写真は撮らず見ることと味わうことに集中していたので、大変感動した。

 

 今年は大河ドラマのせいか、源氏関係の曲が多かった。

 演目の多くが源氏物語の関係で、これも時代の流れかとほくそえんだ。

 

 そういえば、初めて見ようと決心した大河ドラマを少ししか見ていない、、、

 初めて録画し、見ようと意気込んではいたものの、見鑑賞が三十本以上たまっている。

 肩の荷が重い、、、

 

 

以下は頂いたパンフレットより

仕舞「須磨源氏」

『源氏物語』の須磨・明石の巻の物語である。

 日向国の神官藤原興範は伊勢神宮へと参詣に旅立つた。

 途中、光源氏が住んでいたと言う摂津ノ 国須磨の浦に立ちよった時、若木の桜を眺める老人に出会った。

 

 老人は光源氏の住居にあった桜であると説明しながら光源氏の生涯について語 り始めた。語り終わると、

「私は光源氏である」

と言い終え消えて行った。

 旅寝をしているとどこからともなく管弦の音が鳴り響き興範の前に光源氏の霊がありし世の気高い姿で現れた。

 光源氏の霊は

「兜率天に住んでい る、今夜は月下に袖を翻して青海波の舞楽を舞う。」

と言い華やかだった昔を懐かしみながら舞い続ける、光源氏の霊は夜明けとともに静かに消 えて行った。

 

 

仕舞「葵上」

 左大臣の息女、光源氏の正妻である葵上は執拗な物の怪に悩まされ病の床に伏していた。

 照日の巫女に物の怪の正体を占わせると、破れ車に 乗った六条御息所の生霊が現れ

「あら恥かしやと今とても、忍び車のわが姿」

と恨み事を言った。

 

 六条御息所は桐壺帝の弟の妃であり皇太子紀と して栄耀栄華を誇った。

 夫に先立たれ光源氏と恋仲になった。

 

 昔、葵祭りの行列に出る光源氏を見物に行こうと質素な牛車で出かけた六条御息所 だったが地位と権力に物を言わせた葵上一行に車を打ち壊され無理やりその場を立ち退かされた。

 その屈辱感は耐えがたく、魂は体を抜け出し 葵 上 に 取り 憑 くように なった 、と 話 す。

 

 病臥の葵上を激しく打ち据え、葵祭で打ち壊された車に乗せ、この世から連れ去ろうとする。

 

 叡山横川の小聖が祈祷を始めると、怨みの余り鬼の姿へと変じた御息所の怨霊が再び現れ、その怨念は行者の法力と激しく争ったが、心を和ら げ成仏の身となって立ち去ってゆく。

 

 

一調「屋島」

 西国修行の旅に出た僧たちが讃岐国の屋島を訪れた。僧たちは漁翁の宿で一夜を明かすこととなった。

 漁翁は僧たちに屋島の合戦を語り始め た。物語が終わった時に、私は源義経の亡魂だと漁翁が明かし「よし常の憂き世」と言い残して消えた。

 

 僧は、夢で再び義経に会おうと戦場になっ た場所で苔を筵に眠りについた。

 やがて、甲冑姿で現れた義経の亡霊が現れた。

 源平合戦の最中に落とした弓を危険覚悟に取り返した修羅道のことを語り続けながら夜が明けて 行き僧は夢から目覚めた。

 

 

能「源氏供養」

 安居院の法印が石山寺へ参詣しようとすると女に呼び止められた。

「源氏物語」を石山寺でかいたが、光源氏の供養をしなかったために成仏でき ないので、源氏と自分の供養をして欲しいと求めてきた。

 

「源氏の供養の時は自分も現れて、共に源氏を弔う」

と約束。

 

 法印は「源氏物語」を書いた方かと問うと、女は紫式部と我が身の知られたことを恥 じながら姿を消して行った。

 

 石山寺で弔う法印の前に、紫式部の霊が現れ「源氏物語」の巻名を織り込んだ現文に世の無常と阿弥の導きを願っ て舞を舞うと、これで光源氏の供養と併せて自らも成仏できると喜んで姿を消していった。

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つれ/″\種 上  正徹本 4  十四段~十九段(6頁)

2024-10-16 | つれ/″\種→徒然草 詳密色彩大和絵本(八十六段より)

 

つれ/″\種 上  正徹本 4  十四段~十九段(6頁)

 

 十四段最初

十四段

 

十四段、十五段、十六段

 

十七段、十八段

 

十八段、十九段

 

十九段(つづく)

 

 

つれづれ種(徒然草)

正徹とは 清巌正徹/正徹の書写した『徒然草』は現存最古の写本

卜部兼好 吉田 兼好  1  

卜部兼好 吉田 兼好  2   

つれ/″\種 上  正徹本 1  一段~二段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 2  二段~八段(3頁)

つれ/″\種 上  正徹本 3  八段~十四段(5頁)

つれ/″\種 上  正徹本 4  十四段~十九段(6頁)

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小型110㏄に乗って、伊賀に行く途中、笠置で摩崖仏を見た(88km) 伊賀編 3 2024.10 了

2024-10-15 | 110㏄でお出かけ
小型110㏄に乗って、伊賀に行く途中、笠置で摩崖仏を見た(88km) 伊賀編 3 2024.10 了
 
 
 
左上 A
 
右下 B。
 
Aは左上
Bは右下
右に見える道は笠置に入る
 
此処は三本の道が交差している・
いわば、境界
 
奈良から走り、右の道を進めば、笠置
笠置の道幅は狭く、くねくねしている
 
笠置を進むと、伊賀
大変大まかな説明で、失礼いたしまする。
 
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