「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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今日も1日無事終わる?

2005-12-25 | ●介護録(~2015.2月)
今、九時です。この時間に記事を書いてるのは、母が寝たから。なぜこんなに早く寝たかというと下痢&おう吐のせい。食べ過ぎか?

日曜日、やはり徘徊があった。
1度目はコートも着ずに飛び出していったので、私もカギを持って追うのがやっと。近くの店に入り「従妹に用事があるのにいなくなった、どうしたらいいのか」の繰り返し。私が何を言っても受け付けない。

2度目は夜(フィギュア見てたのに~~)特に用事もないのに出て行き、寒いのなんのといい、すぐに戻る。長く歩かれるよりいいのだけど、逆に「こんなことならなんで外に出るんだよ」と文句がいいたくなる。そのたびにストーブ消したり、大変だから

愚痴ばかり言ってる自分がなんたがとてもイヤに思う時がある。でも、やっぱり思ってしまう。
「なんで私なの?なんで母なの?」

輪廻転生があるなら、前世で悪いことでもしてきたのか?それとものほほんと暮らしすぎていたのか?これは修行?それじゃ、前世の自分を呪うことにしようか。

こんなことを思うのは昨夜の「オーラの泉」のせい。
新庄選手のオーラは常人のモノではなく、天狗系霊が守護霊。
念力を持っているらしい。その力で彼は球を呼び寄せる。
ただ、大きなことにはこだわらない彼なのに、小さなことは気にするタイプ。
相手ピッチャーが「結婚したばかりだ」とか「子供うまれたな」「オレが打ったら年俸下がるかな」なんてことをフッと考えてしまうらしい。守備の時にはそういうことを思わないというのもフシギ。
その「思い」をコントロールすることで彼はもっと打てる。
風霊を持つ彼は一つ所に留まらない性格なのでハムも来年が最後かなーと想像。お願い優勝して!!

彼が言っていた言葉…「もしもハムが北海道元年でなければ韓国に行ったかも」。
メジャーにいった時も「関西から出るなら東京、東京の先はニューヨーク、一気に全国区、と思っていたら声がかかった」
フシギな人です。


「介護うつ」

2005-12-24 | ●介護録(~2015.2月)
昨日の金スマに、大島渚監督夫人、小山明子さんが出演、介護生活について語った。

小山さんの場合、私が想像する「身体介護疲れから追いつめられて」ではなく、「不自由な体でリハビリをガンバル夫に対して、うまく介護出来ない、力になってあげられない」という思いから「うつ」になったという。

これは認知症介護と脳梗塞等身体介護が中心になる場合との違いかなー。
被介護者が不自由を認知している状況は、側にいる家族も辛い。だから、なんとか快適に生活させてあげたいと思って、自分を責めることになるんだろう。

私が介護ウツになったとしても、その原因はまったく違うだろう。
ひよっとすると、どんなにつかれきっても「ウツ」にはならないのかもしれない。
被介護者が「親」か「夫」かでも違いはあるだろう。

いきなり身体介護がドカンと来るのというのは大変だろうなー
私は母が認知症だから、問題行動には振り回されるけど、いきなりの身体介護はない。着替えなどの日常生活のあれこれは、静かに徐々にやって来る。そういう意味では心の準備が出来るのかもれしないし、そうなった頃には、もう本人に認識力はないだろうから、その点での苦しみがない。
ただ、そこへ行くまでの道のりは大変。介護度は上がらないのに問題行動の大変さは結構なもの。
先が見えない。

介護度2と3

2005-12-23 | ●介護録(~2015.2月)
2月が介護認定更新なので、主治医に「介護度2と3の違いは?」と聞いてみた。負担少なくもっとサービスを使いたいために介護度3にならないのだろうか?なんて思う、なにかとてもフクザツな心境。

医師の答えは予想通り。
「体が元気だから、問題行動の大変さ、頻度しかない」

「子供がいない…」と言うだけならば介護度は上がらない。
「だからさがしに行く」と言って外に出るなら考慮される。

介護度2くらいが一番大変だと医師も言う。認知症の場合は個々に症状が違い単純に線引き出来ない要素があると思う。
認知症でなくても「寝たきりでオムツ」の場合と「歩けるけどトイレのたびに介助が必要」な場合、前者は文句なく介護度5。後者は低くなる。でも、ホントにそれでいいの?と介護保険導入時から言われていたこと。
なのに、なぜ、医師も認めていることが反映されないんだろう。

来年の改正で、介護度2ではあまりサービスは使えないと言われた。
そして行政は、多分、なかなか3にはしないと思う。

ところで、母がいきなり「子供がいない」というこの症状は「せん妄」だといわれた。
せん妄って、半覚醒状態という意識があったので、TVを見ていたり、普通に話していて飛び出るソレは「妄想」とか「思いこみ」になるんだろうと思っていた。

今回は8週分お薬が出た(#^.^#)来月病院に行かなくていいんだわ~ウレシ。

クリスマスリース

2005-12-22 | ●母&ヘルパー作品
ヘルパーと母との手芸、今回はフェルトでクリスマス用のオーナメントを作りました。100円ショップでリースを購入し縫いつけて完成。
話の流れで「リースに付ける作業」は私の仕事になってしまった…面倒だなーと思いつつ、夜にでも母一緒にやれば妄想阻止になるかもしれないと思い昨夜実行。

しかーし……一筋縄ではいきません。

「おかあさん、これ、付けるの手伝ってくれる?」
「いや、これから忙しいの。○○へ行かないとならないし」
という具合に、あれこれ誘ってみたけれど失敗。あ~凹む。
そして、町内一周徘徊に付き合った。

戻ってきて様子をうかがいつつ、私はチマチマとリースと格闘。落ち着いてきたのを見計らい再び「疲れちゃったから、あと三つだけ付けてくれる?」と言ってみた…成功です。

母の作業は私よりずっと丁寧でしっかり。最初からやって欲しかったなぁ。

昨日はデイでクリスマス会がありプレゼントを貰ってきました。

女四人が集まれば

2005-12-21 | ●介護録(~2015.2月)
ケアマネの訪問は、ヘルパー訪問日に合わせてくれることが多い。
ヘルパーと母が手芸している横で、私とケアマネはあれこれ連絡事項のやりとりをする。

昨日も一通りの用事が済んだ後は、母とヘルパーと四人でお茶会だ。
食べるわ、飲むわ、しゃべるわ…と騒がしい。

ケアマネの会社用携帯に届いたメールはなぜかクォン・サンウの写真が添付。ケアマネはヨン様ファンなので「やだーこれ~」と騒いだら、ヘルパーはクォン・サンウ好きだった。
私はビョンホンがいいなーと言い、みんなそれぞれね~~なんて盛り上がったところで、先日の母の「ヨン様とバッタリ出逢った」エピソードを披露。
バカ受け。
(さすがにクォン・サンウは知らないと言っていた(^^ゞ)

さらに関西に住む同じ立場の人がこの話をお母さんにしたらば、そのお母様も「私も会ったわ」ということでヨン様も大忙しって話でまたまた受ける。

いえ、別に母をサカナに遊んでるわけではありませんよ

請求書問題ケリがつく

2005-12-20 | ●介護録(~2015.2月)
お騒がせしましたが、請求書の「?」解決しました。

10月分のこれまでの倍額以上の請求。
11月分の4000円代の請求。(ともにヘルパー分の請求でデイは別)
この両方が間違いでした。

10月分は、改正後初ということで、高くなると言われてもいたし、調べてみると、介護度2ではデイを週三回というのが基本ラインのようで、うちは週四回にヘルパー二回ということで、保険外分の負担額が跳ね上がったのかと解釈してました。とはいえ、ケアプランと照らし合わせても、どうしてこの数字になるのだろうという疑問があったので次にケアマネが来た時に計算の仕方を聞いておこうと思っていたけど、ケアマネの訪問がないうちに11月分の一桁違う請求がきてしまったわけです。

11月の請求は単純に保険外自己負担分を計上していなかったもの。
10月分の高額請求については原因不明。
払いすぎた分は来月半ばに現金にて返却してくれることに。

結果的には、改正後の負担金もそれほど大幅なアップということもなく、先月、「毎月こんなにかかったらこの先どうなるんだろー、デイを一回減らそうか、いや、2月に介護度更新があるからもう少し様子を見ようか」と思い悩んだ私っていったい……

こんなことがないように、今後はケアマネがもう一度チェックしてから請求書発送する形に変えたとのこと。
こんなこともあるので、みなさんもお気をつけください。

介護詩9 ストレスがいっぱい

2005-12-20 | ●介護録(~2015.2月)

私の体にはストレスがいっぱい

どこを切っても「ストレス」が出てきそう

「今週のビクッリドキリメカ!」みたいに体の中から「ストレス」が「ストレス、ストレス」といいながら
行進して出てきそう

対処法は「泣いたり、怒ったり、愚痴ったり」しかないらしい

でも、その行為自体にストレスを感じそう

そこで一つ

求む!ストレス除去装置

そんなものがあるのならぜひ一台。

 


日曜日は大変

2005-12-19 | ●介護録(~2015.2月)
毎日曜は私の仏滅。やはり今回も、午後から七時ころまで徘徊のおつきあい。

一度目の徘徊…それは私にとってかなりショック。
私が「娘」だと分からないことはいまに始まったことではないけど、この日、母は、私も一緒に歩いているのに、大声で私の名を呼びながら探しまわった。
正直、恐かった。
短い時間だったけど私の受けたダメージは大きかった。
泣きそうになって子供を捜す母の声はとても悲しいものでしたが、目の前でそれを見なければならなかった私は、なんだかズタズタ。
逃げたかった。
こんな母は見たくない。
私はここにいるじゃないのー……だから腹が立つ。悔しい。情けない。

ということで、大泣き。

気持ちの回復がなかなかうまく出来ないのに、その後も母の不穏は続き、2度目、三度めの徘徊時には、私はすでに切れまくり。キツイ言葉も飛び出したので、母からはののしられることになり……。

最後は歩きながら、私はブツブツ…あやしい人。
「ほっとけるならそうしたい。でも警察の世話になって皮肉を言われるのはもうイヤだ。なにがちゃんと出来るのよ、帰れなくなるでしょ。なんでも自分でやる?だったら、薬くらい取りに行きなさいよー」などなど。
薬のことを言った時の母の理屈は「行こうと思うと、まだ少し残っている、だから行ってないだけ」なんだそうだ。
昨日はマジに、もうアリセプトなんて取りに行ってやらん!と思った。

キツイのは、あちらは短い時間で全て忘れるけど、こっちはそうはいかないというギャップ。対応するのが辛い…。

返事はどっち?

2005-12-17 | ●介護録(~2015.2月)
昨夜の母の妄想。
「子供、どっちに置いてきたと思う?あっちかい?こっちだったかい?」
うっ~~こういう質問は一番困る。
「あっち」って……どっち?「こっち」って……どこよ?

えーーーーい、どっちに答えれば、コトはうまく収まるんだよ~~!!!

「えっーーー……うーん……」モゴモゴ…モゴモゴ…。TVに集中してるようなフリをしつつ、考える……ワカラン……。
下手なことを言って傷口広げたくないし。

モゴモゴしてる間に、母は自らなにやら答えを導き出したらしく、大事にならず収まった…ホッ