2015/02/05
『皇后美智子さまの御歌』という最新歌集から採った十首を紹介している。
「幾光年太古の光いまさして地球は春をととのふる大地(1/10)」
「春をかくスケール大きく歌いたる美智子さま持つわれらは美まし()」
「あづかれる宝にも似てあるときは吾子ながらかひな畏れつつ抱く(2/10)」
「国民の未来を託す子育てをされる后を頼もしく思う()」
「春の光溢るる野辺の柔らかき草生の上にみどり児を置く(3/10,秋篠宮家の眞子さまらしい)」
「この野辺は皇居か他所かわからぬが解放感のある御歌なり()」
「母吾を遠くに呼びて走り来る汝を抱きたるかの日恋ひしき(4/10)」
「サーヤかな母の腕へと飛び込める今は黒田家嫁いでいたり()」
「うつし絵の時は春かも幼ヲサナ我を抱くたらちねの母若かりし(5/10)」
「正田家の父・母したるかの覚悟なかなかできぬ凡人の身では()」