そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/01/27)

2017年01月27日 | 日めくり帖

2017/01/27

「思いでは不意に輝きキンカンのたわわなる木を見上げていたり(鳥海明子)」
「食むことの少なくなりしキンカンの味の微かな記憶をたどる
 (食べたようだが思い出せない、花言葉:思い出)」

「北風に羽毛逆立ててふっくらと丸くなりたる姿を言えり(『ふくら雀』)」
「振り袖の帯の結い方ふくらあり縁起物にて親しまれおり()」
「俳句では季語にもなりし言葉なり『ふくら雀』は寒雀とも()」
「大寒の次候で寒き中なれど昨日も今日も温度あがれり(2月下旬並みの温度とか)」

「一村は雪にうもれて煙かな(M27)」
「白川の冬の景色を浮かべたりただ煙だけ立つをみつけり()」
「この景は朝に人気ないところ煙を見てはほっとせる人()」
「吉備の道雪に阻まれ夜を越せり()」
  

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