2020/09/04
「貝殻をつまみあげたら貝じやないか、と波打ち際に捨てられる貝
[斉藤斎藤/あるあるを歌にしあげるこの手腕さすが斉藤斎藤である][短歌]」
「雨の県道あるいてゆけばなんでしょうぶちまけられてこれはのり弁
[斉藤斎藤/この歌は本人にとりいかほどの意味はないけどおもしろさよし][短歌]」
「図書館で借りた死体の写真集をめくった指で拭う目頭
[斉藤斎藤/構造は組合せの妙おもしろいさすが斉藤斎藤である][短歌]」
「台風が近づき空は荒れ模様今は嵐の前の静けさ[][日記]」
「数独のバグとりうまくいかなくて濁りのようなものが気持ちに[][日記]」