2014/01/20
「(二月の某日ソレノヒ、式部大輔中臣清麿朝臣が宅にて、宴する歌十首)」
「恨めしく君はもあるか屋戸の梅の散り過ぐるまで見しめずありける(歌十首 01/10 #20.4496 右の一首は、治部少輔大原今城真人)」
「恨めしいあなたは家の梅の花散り過ぎるまで顔を見せなかった()」
「見むと言はば否イナと言はめや梅の花散り過ぐるまて君が来まさぬ(歌十首 02/10 #20.4497 右の一首は、主人中臣清麿朝臣。)」
「見たいなら嫌とは言わず梅の花散りすぎるまであなたは来なかった()」
「愛ハしきよし今日の主人は磯松の常にいまさね今も見るごと(歌十首 03/10 #20.4498 右の一首は、 右中弁大伴宿禰家持。)」
「慕わしいこの日の主人は磯松の常におられる今と同じく()」
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